3/18 トルコFW2日目②

その後、午後はゼミでとりくんでいるA Little Taste of Syriaの国際共同プロジェクトのメンバーのひとりハーリドのおうちへ。ハーリドは「モロヘイヤ料理」についていろいろお話してくれました。

画像に含まれている可能性があるもの:植物

語りにでてくるモロヘイヤ料理を彼の家族と一緒にいただきながら、その話を聞くというのはなんてすごいことなんだろう。

一緒に食べながら、彼が過ごしたシリアでの時間、家族との時間、友達との時間、父親との語りの時間がどんどん描かれていく。なんて想像的で創造的な空間なのでしょうか。それに一緒に食事をすることは、人と人とをとてもとても近づける。ハーリドとはテレビ会議で何回か話しただけで直接あったのははじめて。家族は初対面。にもかかわらず、ぐんっと心が近づいて、彼らの暖かい世界に入り込んで、そこでたくさん感じながら、どんどん会話が生まれてくる。ここで生まれた関係性の中からしかきっと生まれてこないであろう問いもたくさんあって、場のパワーにひたすら感動していました。

ハーリドの家での濃い時間を過ごしてから、けいじゅはガジアンテップ 大学の学生の家へ、私とみきこは、もう一軒。ちょうどホテルの近くに、私が大好きで姉妹のように感じているハジャル(パルミラ出身)がいたので、夜の8時過ぎにもかかわらず、お邪魔しました。ハジャルは、社会から孤立し、途方にくれていた女性や女の子たちに仕事(刺繍)を教え、彼女たちが自立できるようにコミュニティを組織し、運営している女性です。パルミラの伝統工芸である織物や、一般的にニーズがある子どものセータなどを編んだりして、それを売って女性たちが生計を立てれるように支援しています。とてもやさしく、そして強い女性。ガジアンテップ にきてハジャルに合わずに帰るわけにはいかず、疲れをったん忘れて(ないことにして)訪問。10時くらいまでおしゃべりしていました。センスのいい妹がハジャルといろいろ話をしているうちに、ハジャルはデザインや色についてももっと学びたいと意欲アップ。人との出会いがこうやって未来へのステップにつながるんだなぁと感動しました。

1日3時間は絶対に仕事をすると心に決めていたけれど、昨夜と同じように気絶をするように寝落ち。翌日5時に起きて仕事はじめ。毎日何が起こるかわからないワクワクとドキドキ。さて、3日目へ!

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