ゼミのねらい

We are Learning Designers and create playful times together!

ゼミのねらいは、人や社会に変化を生み出せる学習環境のデザイナー となることです。人や社会に変化を生み出すためには「越境的対話」がそのひとつの鍵となります。社会はますますグローバル化・情報化し、人は簡単に多様な文化を越境するようになりましたが、越境しても越境的対話は簡単には起こりません。同じ場所に住んでいても「私は私」「あなたはあなた」という境界を引いてしまうことがあります。多くの場合、人は「いつもどおり」の「コンフォートゾーン」を超えたり、変化させたりすることになんらかの不安を感じます。しかし、越境によって生じる不安やコンフリクトは、「今の自分(社会)」を超えて「今はないが将来なりうる自分(社会)」の変化のリソースになります。そのためには、今までとは(ちょっと)違う「新しい会話」をはじめることが必要です。岸ゼミでは、そういった人や社会に変化を引き起こす「新しい会話を生み出す」「活動(環境/場)づくり」に取り組んでいます。

ゼミ運営のコンセプト

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入室に向けて

岸ゼミに入室希望の方はこちらを事前にお読みください。

専門:学びのデザイン

教育工学、学習環境デザイン、ダイバーシティと教育、ICT教育

岸ゼミ community

10年後も30年後も横にも縦にもつながっていけるゼミでありたい。

3年生と4年生だけではなく、大学院生、卒業生とも他ゼミともつながりの強いのが特徴のゼミです。

3年生
15
4年生
13
岸ゼミ生
54
 Diversity ✖️ ICT✖️ Learning design

Becoming a learning designer

これまで私たちは「ゲット」を中心とした教育を受けてきました。知識を得る、単位をとる、良い成績をとる、順位を得る、インターンやボランティアの経験を持つ、賞を得る、などです。多く得れば得るほど、有能であるとされ、優遇されてきました。

ゲットすることに重点をおいてしますと「AよりBのほうが得る事が多そうだ」という思考や行動をしてしまいます。そして、比較し、区別する習慣ができてしまいます。

岸ゼミでは、「ギブ」を重視します。ギブしあえば、より良い学習環境ができます。暖かい学習のコミュニティが生まれます。暖かいコミュニティは、多く新しい活動を生み出す土壌です。

活動を生み出す喜びは、学習・発達の原動力です。また、上述したような多くの学びを含みます。より良い学習環境で人は豊かに育ちます。ゼミ生には、人に関心を持ち、人と共に社会を作っていくという意識を持って研究と実践を同時に取り組んでもらいたいと思います。

ゼミの紹介ビデオ(明治大学国際日本学部ウェブ)

Kishi Seminar Members

ゼミでは、ひとりひとりのゼミ生の興味関心・問題意識から「問い」を作り、その問いについて理解を深めていきます。そして、問題を生み出す社会構造を批判的に読み解き問題の本質を理解します。次に、その問題を解決するために、どのようにその環境を作り変えるのか(re・designできるのか)を考えます。

岸ゼミのコンセプトは、学びたいと思ったときに学べる変わりたいと思ったときに変われる環境」でありつづけることです。そしてその環境は、ゼミ生ひとりひとりが、相互に学習・発達のためのリソースとなることで、相互作用的に作り出していきます。

1期生(2018-2019)

2018年度(1期生)は、日本人学生と留学生が半分ずつの多文化ゼミ。ゼミのロゴを作ったり、ゼミの土台を作っていきました。

2期生(2019-2020)

2019年度(2期生)は20人ではじめました。交換留学生もいたので日本語と英語を使いながらゼミ活動。毎日ワクワクがとまらない。

3期生(2020-2021)

2020年度(3期生)は17人ではじめました。3・4年生の中が良く、よく話し、よく笑い、いろんなことに挑戦するゼミ生たちです。

4期生(2021-2022)

2021年度(4期生)は20人ではじめました。ゲーム教材開発に各チームで取り組んでいます。大学院生との連携が強く発達のゾーンがすごい!

5期生(2022-2023)

2022年度に募集!

6期生(2023-2024)

2023年度に募集!

What and How to do in the semi?

岸ゼミでは、「新しい活動を生み出すこと」を軸として取り組んでいます。活動は、社会的、歴史的、内省的、創造的、想像的、協働的、発達的な人間の営為です。新しい活動を生み出す際には、自分が何に関心があるのか、何に問題意識があるのか(=社会的、歴史的)を探り、言語化していきます(=内省的)。言語化したものを活動にするためには、「何がわかるようになりたいのか」「何ができるようになりたいのか」「どういう自分になりたいのか」をイメージ(=想像的)し、それができる環境を自分たち自身で生み出していきます(=創造的)。その環境は、人に力を借りたり、力を貸したりしながら作っていきます(=協働的)。そうしてできた環境は、誰もが「頭一つ分の背伸び(a head taller)」できる領域(zone)となります(=発達的)。活動を生み出すというプロセスの中で、ゼミ生が、常に問い(何を学びたいのか、どういう自分になりたいのか)を見つけ出し、それを追求し、学術的にそして実践的に取り組みます。

3年生前期:様々な活動への参加、活動の創造

【ゴール】プロジェクトをたちあげる。

【活 動】ゼミ生の興味関心、問題意識に基づいてプロジェクトをたてます。自分のやりたいこと実現することの環境を自ら創りだします。

3年生後期:文献の輪読

【ゴール】問いを追求する。

【活 動】プロジェクト活動を通して問いを生成し、それに関する文献を発表し、そのテーマについて深めていきます。

4年生前期:卒プロを一歩前へ

【ゴール】個人の研究発表

【活 動】4年生は個人またはグループで卒業プロダクト(卒プロ)に取り組みます。論文、映像、ウェブ、教材など。

4年生後期:卒プロ完成!

【ゴール】卒プロの完成!

【活動】2年間のゼミでの実践および研究をまとめ、報告することができる。


Activities in Kishi Seminar

学びのデザイン✖️ダイバーシティ✖️ICTをテーマに研究と実践をしています。

プロジェクト

岸ゼミではゼミ生の興味関心、問題意識に基づいてプロジェクトを立ち上げ活動を通して研究します。

フィールドワーク

岸ゼミでは、国内外のフィールドワークを教員またはゼミ生企画で実施しています。

メディア制作

岸ゼミでは、映像、ウェブ、カードゲーム教材、VRコンテンツ、絵本など様々なメディアを制作します。

心理学・教育学

学ぶこと・発達することは?教育心理学と発達心理学を学びながら、学びのデザインを行います。

教える技を学ぶ

教える技としてのID理論をゼミ生合同で深めます。ゼミ以外の時間を使って合同ゼミを行います。

学校・社会連携

NGO、企業、学校関係(渋谷区、中野区、奈良県御所市など学校)と連携して活動を行います。

Posters about Kishi seminar

1期生が作成

2期生が作成

3期生が作成

Videos about Kishi seminar

2020年度から岸ゼミyoutubeをはじめました。是非、ご覧ください。

Voices

ゼミ生の声を紹介します。

学ぶということはプレイフルなことです。プレイフルに学ぶということは、創造的で、協働的で、発達的です。与えられたものを受け取る学びだけではなく、10年後、30年後になりたい自分や社会をイメージして、それに近づけるように人や社会に変化を生み出す主体として、大学でその実践と理論を学びましょう!

岸 磨貴子

担当教員

岸ゼミは「繋がり、広がり、深まる」場所です。様々な地域や人との関わりを通して、僕やゼミ生の仲間たちは関心を広め、オリジナルの問いを深めていきました。ぜひ一緒に、この多様な世界を探究していきませんか?このゼミは、学年を壁を超えて、お互いにプレイフルに学び合える環境です。共に気づきを深め、共に形作っていけることを楽しみにしています!

けいじゅ

1期生

岸ゼミはALL STARが叶う場所です!何言ってんの?と思った方、少しお待ちを。「自分が自分らしく輝ける環境」僕たちはそれをALL STARと呼んでいます。輝き方は人それぞれです。それを見つける冒険の舞台が岸ゼミです。時には迷い壁にぶつかることもあるでしょう。そんな時も先生やゼミ生が必ず助けてくれます。準備はいいですか?冒険の始まりです!

かずや

2期生

それぞれの興味に基づいて、やってることはそれぞれでありながら同じ方向を向いていて活動ができるのが岸ゼミの魅力です。どうして、個の興味を大切にしながら、チームとしてまとまりを持って活動できるのでしょう?とても気になるでしょ?その答えは、ゼミに入れば見つかります。来たれ岸ゼミ!!

りょうりょう

3期生