岸ゼミとSDGs

岸ゼミでは、SDGs第4番「質の高い教育をみんなに」をめざした研究を行います。10年後の2030年にめざしたい目標は次のとおりです。

・ 異文化間の学習環境をつくるデザイナーの輩出:異なる文化的背景を持つ児童・生徒が、出身の地域や国、性別、立場によって区別されず、安心して教育(教育的実践)にアクセスできるようになる。そのために、ゼミでは、その役割を担う教員や地域の人材の育成(学習環境(場)のデザイナーとしての資質・能力育成)している。

・ コミュニティづくり/参加型開発:紛争地である地域(パレスチナ、シリア、イエメンなど)での復興時において、地域の文化的、社会的、歴史的背景を配慮しながら、地域づくりができる人材が輩出できている。

・ テクノロジーの活用:難民、障がいのある児童生徒など社会的脆弱な立場におかれている人たちをエンパワーし、彼ら自身が可能性や未来を生み出せるように、様々なテクノロジーを使える人材が輩出できている。

・ A growth creatorとしての人材育成:問題解決方法を生み出すだけではなく(as a knowledge creator)、当事者たちと共に問題を生み出す社会構造を変革できるような人材が輩出できる(a growth creator)。

・未完の未来を生み出す教育: 急激に変化する社会において、やりかたがわからないこと、経験したことがないことにも挑戦し、未完の未来を生み出せる人材を輩出できている。