ケベックシティ@カナダ 3日目 (ISCAR学会 2日目)

今日も8時半のスタート。

ロゴフ先生に続き、活動理論のエンゲストローム先生、文化心理学のマイケルコール先生など、私が院生の頃に学んだ著名な先生方がたくさん参加。おおお

参加したセッションも大変興味深く、前提となる哲学についての理解、心理学の用語(Minding, Self, Identity, transformative, development, learning, autonomous, subjectivityなど)の多角的な検討、方法論についての批判的かつ発展的議論ができて面白かったです。ヴィゴツキーについてのセッションが多く、私は日本語訳でしか読んだことがなかったので、英語が示す単語がどの訳語か一致するのにちょっと戸惑ったので、ヴィゴツキーの著書は英語でも抑えておこうと思いました。

ご機嫌で学会に参加していたけれど、日本から急ぎの書類作成の依頼があり、今日の最後のセッションを抜け、懇親会もいかず、書類作成(涙)。

社会文化的アプローチのSTARが集まる学会なのに・・・と、極めて残念だけれど、仕方がないことは仕方がない。今できることをやることをやります。

ホテルに篭っていたけど、気分を変えて町のカフェへ。どうせなら、いい環境で仕事します。01

ケベックシティ@カナダ 2日目 (ISCAR学会 1日目)

QCでは、ホテルは市内ど真ん中!

ISCARの学会会場まで徒歩2分!
最高のロケーションです。

今日は午前8:45スタート。
文化心理学のバーバラ・ロゴフ先生のセッションに参加。院生時代に、ロゴフ先生著書の「文化的営みとしての発達」に出会って、How People Learnについて文化的な観点から捉るようになり、その後、マイケルコールの文化心理学やLave and Wengerの状況論へと関心が広がったのです。

ロゴフ先生は、中南米でのフィールドワークが多いため、そのつながりでセッション参加者も中南米の方が多い。特に、インディヘナの実践者&研究者もセッションのポスター発表をしていて、自分たちの文化における学びをロゴフ先生の枠組みで捉えているところがとても面白かった。

英語ができないポスター発表者もいて、スペイン語でディスカッションに挑戦。うわー。結構できるやん、私。大昔の感覚を少しずつ思い出しながら、スペイン語も楽しめました。特に中南米のインディヘナ文化が好きだったので、発表内容についてイメージを深めながら聞けたし、スペイン語での会話も楽しめました

17時に終了し、徒歩2分のホテルに一旦戻って休憩。その後、アイス(相方の所望)と夕飯のために街を散策。

ケベックシティは、ユネスコ世界遺産に指定され、北米唯一の城塞都市。とてもとても街並みが綺麗で散策しがいがあります。

が、日本から持ってきてしまった仕事がたくさんあるにで今から力が果てるまで仕事します。

★何を注文してもでかい!これで全部一人前。いつもお腹がいっぱい。

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トロント@カナダ 4日目 →ケベックシティ@カナダ 1日目

ホテルから空港までの移動が超スムーズ

(行きの移動は、バックパッカー並みだった)

やり方を知ってるって、すごく安心だし見通しを立てて動けるからいいね。でも、知らないことをやりながら見つけていくのも、楽しいんだよね。だから、いつも「なんとかなる」と言っていろいろハプニングや予期せぬことを楽しんでる自分がいる。

18時の便で相方と合流して、ケベックシティへ。今からラウンジかカフェで引きこもって仕事します。(出張中、日本でいろんな方面でご迷惑をおかけしますが、帰国後しっかりフォローアップします)

★今朝トルコから届いた写真
トルコで連携しながら活動しているHatija先生たちによるchild friendly spaceの活動。このグローバルの課題を世界中の実践者・研究者とゆるやかにつながりながら、相互に学び合い、刺激し合い、創造し、取り組む体制が少しずつ出てている感じがする。みんなが関わることを楽しんで繋げっていけるworldwideなコミュニティを創っていきたい 。

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トロント@カナダ 3日目

今日の午後は、アラブ・コミュニティ・センターの活動を視察(参加)させていただきました。カナダでは、移民・難民の人たちが、カナダ文化に「統合(Assumilation)」ではなく、自分たちの文化を大切に守りつつ、カナダの文化と相互に交流して生活できる社会づくり(Multicultural society)」のポリシーで様々な活動が行われています。

とはいっても、自国を離れ、自国の文化を知らずにそだった子どもたちも多い。シリア人だって同じで、シリア危機が始まって7年。幼い頃にカナダにきた子どもたちは自国の文化を感じれるのは家族以外ほとんどない。そこで、上述したポリシーのもと、民間団体やNGO、任意団体などが、異国の土地でも自分たちの文化を維持し、他文化と交流し、交流を通して自国の文化を感じ、誇りに思える機会を作っています。

アラブ・コミュニティ・センターもそのひとつで、今日は、シリア人が集まって食事、歌、ダンス、子どもむけのワークショップを行い、そこにカナダ人や他の移民も招待して、一緒に過ごして文化交流をしていました。

ヨーク大学のアハマド先生に教えてもらい、ラーミーさんの家族と一緒に参加させてもらいました。まさに、(このイベントの参加者として参加できたので、違和感なくたくさんの人の話が聞けました)

トロント郊外の大きな公園にシリア人らしく人たちがいっぱい集まってる。この光景だけでテンションがあがります。私たちがそこにつくと、すぐにいろんな人が声をかけてきてくれ、welcomingしてくれました。そして、食事やスイート、飲み物を分けてくれて、おしゃべりしたり、歌ったり、踊ったり。子どもたち向けに顔ペイントのアクティビティなどもあり。もう子どもたちがかわいい

このイベントをオーガナイズしたアラブ・コミュニティ・センターのExcective Directorフダさんと、内戦のトラウマケアを専門としているラウラさんにいろいろ話を聞くことができました。こういうった活動を組織する上での考慮点などを聞けてとても参考になりました。また、みんなが次々に誰かを紹介してくれるので、いろんな人と話をすることができました(笑)

この活動は、みんながAll Starになれるようにうまくデザインされていました。食事はシリア人の女性たちが中心になって作ってる。シリア人の女性は料理が好きでそして上手。彼らが作ったものをたくさんの人に食べてもらい喜んでもらえるというのは、彼女たちにとってとても嬉しいこと。歌も踊りも、参加者が言い出してはじまる。ダプケ(シリアの伝統的な踊り)も、やり方がわからない人を舞台(輪の中)に巻き込んで、手を取り、一緒に動きながら、完成させていく。顔にペイントした子どもたちがいろんな人の前にでて、「素敵だね」と褒めてもらえる。男性も女性も子どもたちもなんらかの形で活動に関わり、何かgiivingできるようになっているのがほんといいなって思った。

こうやって暖かいコミュニティの中でみんなが本当の笑顔を取り戻せたらいいな。インシャッラー。

★写真は、20年くらい前にイギリスで一緒に学んだ旧友のあかり。ちょうど日本からトロントへ戻ってきたところで、タイミングよく再会!あかりとの再会はいつも突然で、いつも幸せで満たされる。今日のアラブ・コミュニティ・センターの活動に参加して、一緒にピクニックを楽しめました。あかり、会えて本当に嬉しかった!

★写真は、アリーの家のグレードデン、ペルー。夕方7時にアリーと合流、話はじめたら止まらなくて終電を逃し、市内から1時間もかかるホテルまで送ってもらっちゃいました。アリーの家で車をピックアップした時におうちにお邪魔して、ペルーと初対面。もう私、ペルーにメロメロです。

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トロント@カナダ 3日目

あんまり時差ボケないほうだけど、がっつり身体が時差を感じてます。東に行く方が時差ボケは大変と聞いたけど、確かにそう。おかげで朝の4時に起きて(でも寒くてベットから出れず) 7時くらいから原稿書いて、昼前に出かけて、市内までの移動の1時間爆睡。

ラーミーさんとの待ち合わせ時間より1時間ほど早めに到着したので、地下鉄に乗らず歩いてトロントの町をブラブラ。

今日は週末なので、町が「オフやでー、休みやでー」というサインでいっぱい。いいね、週末って。東京では週末もだいたい仕事してるにで、この雰囲気だけで楽しくなってきます。

そういえば、トロントって湖が近くにあったような?今回は機会がないけど、また来ることがあれば、湖の方までチャリで行ってみたい。

WiFiを求めてスタバへ。昨日も待ち合わせより早めについたので、カフェに入ったけどWiFiなくて2軒渡り歩いたけど結局なかったという。昨日はWiFiを求めて2杯コーヒー飲んでもうenoughだったので、今日は確実路線でWiFiのあるスタバ。快適や。

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トロント@カナダ 2日目。

今日は、シリア難民支援をしているラーミーさんの団体を訪問し、カナダのシリア難民受け入れの現状やシリア人がカナダに住み始めてから直面する様々な課題とそれに対する制度的な支援についていろいろお話を聞きました。たとえば、カナダではバスのチケットを買うにも何をするにもクレジットカードを利用する。シリアではクレジットカードを使っていたのはほんの一部の人だったし、カナダでクレジットカードを作るといっても審査があるのですぐに作れるわけでもない。ホスト国もまたシリアがどんな国なのか、人々の生活がどんなだったのか知らないと、彼らが何に困って、どこでつまづいているのかがわかりにくい。そのため、カナダでは、カナダ人とシリア人が一緒になって新しくきたシリア人の生活のサポートを政府がイニシアテブをとってしている。他にも、言葉、習慣、文化に対する相互理解、文化的規範、コミュニテイづくり、相互扶助のネットワークづくりなど様々な場面での社会サービスが整備されつつあるそうです。

また、心理ケアの取り組みをしているオマルさんの話も聞けとても参考になりました。シリア人にとって戦争は現在も続いていて、多くが家族の誰かがシリアにいたりする。戦地から逃れたとしても、どこかでつながっている。身体化したトラウマは普段の生活でもすぐに出て来る。たとえば、花火の音、ヘリコプターの姿、警察、いろんなところでフラッシュバックが起こる。そういった子どもたちに対して、どういう活動を生み出していくかがとても参考になった。ここでは詳しく書かないけれど、完結にいうなら、彼らが抱える問題を(治療したり抑えつけるのではなく)「遊び」に変えて、違う意味をもたせて、価値づけるということ(暴力的な行動をとってしまう子どもにテコンドーを習得させて、他の子どもの手本とさせるとか)。戦争を経験した子どものケアとして大変参考になる話を聞けました。レバノンやヨルダンでそういった活動がすでに実施されているようなので、いつか視察にいきたいです。

さらに、夕方には、ヨーク大学のアハマド先生に、トラウマを持つ子どもたちに対する心理ケアとしての活動事例(@カナダ)を教えていただきました。長くなるのでここでは書かないけれど、まさに、今、私が、研究&実践で取り組んでいるパフォーマンス心理学の考えを共有するものばかりで、とても刺激的でした。インプロや演劇といった手法も多く用いられているようで、共同研究しよう!と盛り上げっています。本気で具体化したい。(でも、通うには、トロント遠いなぁ・・・)

カナダの移民受け入れの取り組みはとっても参考になりました。日本でもこれからシリア難民留学生を家族とともに受け入れていくことになるので、いろいろ参考できたらいいなって思います。トルコでのシリア難民支援のプロジェクトも、11月から開始できたら、カナダの実践者&研究者をはじめ、国際的なネットワークの中でいろんな人と連携、意見交換しながら進めていきたい。

今日は、平日というのに(仕事があるというのに)、私の調査に丸1日開けてくれたラーミーさん、オマルさん、アハマド先生、本当にありがとうございます!

★写真は、元同僚(UNRWA@シリア)イラン人のアリー★
ランチタイムに時間を作って出てきてくれました❤️再会できて本当に嬉しい!私が教育工学の道に進んだキーパーソンのひとり。(UNRWAにはアリーをはじめ、本当に優秀で心から尊敬できるインターナショナルなスタッフがたくさんいて、将来こういう人たちともっともっと一緒に仕事がしたい!と思って大学院進んだのです。)

こうやってシリアでのご縁を通して世界がどんどん広がっていく。何もかもに感謝の気持ちでいっぱいです。

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トロント@カナダ 1日目。

トロント@カナダ 1日目。

おおおおお!!!

トロントのホテルにチェックインしたらたくさんの誕生日メッセージが❤️❤️❤️

みなさまー!ありがとうございます

無事に宿に到着です。とってもいい人たちと出会えて、2日めの誕生日もスペシャルな時間となりました。

何も調べずに来たばっかりに、空港からホテルの行き方がさっぱり分からず、移動がすごく大変だったけど、適当に移動しながら教えてもらい、乗り方、ルート、時間帯によって使える公共交通機関などいろいろわかったので、明日からはバスも電車もなんでもコイ!です。

写真は、お誕生日だからと宿の方が即席で作ってくれた食事の後のデザート。疲れ果てて食べに行く気力がなかったんだけど、チェックインで誕生日だと気づいて、ステーキプレートを作ってくれました。ああ、嬉しい

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Yahooニュースに掲載された!

Yahooニュースで見たよー!とご連絡いただき知りました★
ここに書いている想いを持って、明日からカナダ出張です。

こちら:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170823-00010000-meijinet-soci

前半は、トロントでシリア移民・難民のコニュニティ開発に関わっている団体の訪問、後半は、ケベックシティでISCAR(International Society for Culturalhistorical Activity Research)国際学会に参加。弾丸の1週間です。出発を8月24日にしたので、なんと今年は、誕生日を2回(時差のため)過ごします(笑)

月末締め切りの原稿が3件(学会抄録、本の原稿、大学広報用記事)あるので、なんとか出発前までにめどをたてて出国したいです。

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日本教育工学協会(JAET)の実践セミナー@川崎 のご案内

<<<教育関係のみなさま>>>

「見方が変わる!明日の授業が変わる!?
“ICT”で“創る”子どもたちの“深い学び」

お待たせしました。例の”うわさ”になりつつある(?!)について、募集をはじめました

日時: 平成29年10月8日(日)13:00~17:30
会場: 川崎市総合教育センター
主催: 日本教育工学協会(JAET)
共催: 川崎市教育センター
後援: 川崎市教育委員会
対象: 教員・教育委員会・情報に関する行政担当者・研究者・学生・企業
定員: 80名(申し込み先着順)
参加費: 無料
ウェブ:http://www.jaet.jp/katudou/s171008kawasaki.html

本セミナーでは、福本 徹先生@国研のご講演にはじまり、2つの特徴があります。

★★★第一の特徴は、ワークショップ!
・飛田先生@早稲田大による演劇手法を用いた教育実践(ファシリテータ:岸磨貴子@明治大)
三宅貴久子先生@元関西大学初等部教員によるシンキングツール講座(ファシリテータ:今野 貴之先生@明星大学)
福山 佑樹先生@東京大によるゲーム手法(いつか私のFBにアップしていた水平思考ゲーム)を用いた教育実践(ファシリテータ:脇本 健弘先生@横浜国立大

★★★第二の特徴は、分科会!!
お話を聞くだけではなく、”参加”を通して学べるように3つの部分科会を準備しました。分科会は、川崎の学校、内田洋行、パナソニック教育財団による企画で、参加者のみなさんには、体験したり、対話したりいただきながら進めていきます。

定員80名のセミナーです!ご関心のある人は早めに予定を確保してお申し込みください

今回、JAETの理事としてはじめてセミナー企画をしたのでドキドキですが、川崎市教育センターの椎名先生、そして、セミナー企画のプロフェッショナル 高橋 純先生@東京学芸大と何度も意見交換しながら進めました。日曜日開催のセミナーですので、「おもいっきり楽しみながら学べる」企画です。お楽しみにしてくださいませ〜!

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国際シンポジウム「パフォーマンス心理学の未来」3日目最終日。

とてもplayfulで学びの多い3日間でした!ノートには、考えたことがぎっしり書いてあって、3日間の量とは思えない(笑)。急ぎでざっとメモしたこともたくさんあるので、記憶と想いが強いうちにまとめたいと思います。

今回、ワークショップを通して、本当にたくさんの方にお会いできました。同じ興味、関心を持った方とたくさんお話を聞いたり、会話できてとても刺激的でした。一緒に何かやろう!と具体的に動き出しそうなアクションもあります。これからも、いろいろ楽しいことが起こりそうで、ワクワクです。

ホルツマン先生、フリードマン先生、そして、この国際シンポジウムを企画、準備くださった茂呂先生@筑波大と、研究室のみなさま、参加者のみなさまに心から感謝です。

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FBにて近況更新

最近はなかなかブログのほうまで手が回らず・・。

近況報告はFBにて行っています。

https://www.facebook.com/makiko.kishi.5

「実践のデザイナーとしての実践・現場への接近法」の論文掲載

最近の関心のひとつは、研究のアプローチ(関わり方や関わる目的を含めた方法論)。

これについて最初に考えるようにきっかけは、山内先生@東京大の大学院ゼミで研究報告をさせてもらった時の「どう現場と関わりたい?実践者として?研究者として?」という問いかけでした。

そして偶然にもそのあとすぐに、異文化間教育学会から声をかけていただき、まさにこのテーマで、この1年間の特別課題研究「異文化間教育における実践・現場への接近法」に話題提供者として関わせてもらうことができ、このテーマについてじっくり考えることができました。

そこで議論したこと、考えたことをまとめた原稿を「異文化間教育第43号, pp.32-48」に「実践のデザイナーとしての実践・現場への接近法」という題目で掲載いただきました。

別刷があるのでもしご関心のあるかたは是非お声かけください〜。学会とか研究会とかの機会か、会う機会がなければ郵送します✨

この機会を提供くださった異文化間教育学会の研究会委員のみなさま、本テーマについて異なる立場から議論してきた南浦先生、内田先生、研究会や学会で議論、フィードバックしてくださったみなさまに心から感謝です。

原稿執筆のあとも実はこのテーマについて考えています。ちょうど今、Holzman先生たち海外の研究者とのディスカッションに参加させてもらっていて、前よりもずっと自分がどう実践・現場と関わりたいのか「見えつつ」あります。

本稿は、2015年11月くらいに執筆したものなので、今の私は少し違って語ると思うのですが、その時点で考えたことをまとめたことで、前に進めたのかなぁと。

この特別課題研究を通して、研究者としての「私」に対峙することができ、私にとっての研究の営為や意義について深く考えることができました。つまり、「研究者だから研究をする(前提を疑わず)」のではなく、「私はどういう研究者でいたいのか」というアイデンティティ(or self)と研究という行為を意識して研究を進めていけそうです。いろんな人生のモヤモヤから少し脱出できたかな〜。

★写真①は異文化間教育学会第43号の目次。

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ガザで出会ったTさんと再会

この1ヶ月は、国際教育協力関係の方たちと意見交換したり、話を聞いたり、議論したり、計画したり、実践を評価したりする機会がとても多かった。私にできること、私がやりたいこと、これからできるようになりたいことなどがはっきりして、嬉しい。

さらに嬉しいことは、その中で、2005年にガザ地区@パレスチナでお世話になったTくんと再会。嬉しすぎる!!!

以前、あるNPOの活動として、ガザ地区の聾唖者のためのビデオ教材を制作したことがあった。

2002年からずっとパレスチナ人と一緒に仕事をしてきたので、一度はパレスチナ(イスラエル)に行ってみたいと思っていた。当時、パレスチナ(特にガザ地区は)イスラエル人入植者の問題で治安が不安定だったので、少しは迷ったけれど(少しね)、やっぱり、行きたい気持ちが強くなり、ヨルダンのキングフセイン経由でパレスチナ(イスラエル)へ。

当時、私はアラビア語が抜群にできたので、すごく楽しかった。
国境を越えて、エルサレムに向かうバスの中で、あるパレスチナ人にぼそっと「私たちの国、パレスチナへようこそ」といわれ、そのつぶややきにアラビア語で返事をした時の彼らの反応^^ バスに乗っていたパレスチナ人たちと一気に目があって、おしゃべりできたときのお互いの高揚感。忘れられません。

私のアラビア語はシリア方言(フスハに近い)だけど、パレスチナ方言も結構まざっているので(わざと使ってみたり)、またそれが彼らにとってストライクだったようです。

パレスチナに帰りたくても帰ることができない多くのパレスチナ難民の同僚や友人の気持ちを知っていただけにパレスチナに行った時は何もかもが感慨深かったです。

当時(2002年くらい)は少しずつインターネットが使えるようになっていた頃で、「私の出身地のタントゥーラの写真を見せくれよ」「祖父たちはここに住んでいたのか」なんてネットにある写真をみながら祖国を思い浮かべていた彼らを見て、とても複雑な思いでいっぱいになったのを覚えています。

ガザ地区の聾唖者のための教材制作というミッションもとても興味深かったし、その制作のプロセスでガザが抱えている様々な社会問題について知れたこともすごく貴重だった。

私にとっては特別な時間と経験を一緒に過ごしてくれたTくんと再会することで、かつての記憶を思い出す以上に何か大切なことを思い出しました。

何となくいろいろ疲れた頃に、初心に戻る機会を与えられることに感謝感謝。新しく出会った多くの人とも、また新しいことにチャレンジできればいいな、と思います。

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「頭一つ分の背伸び(head taller)」

日本にいます✨

よく友人に「あれ?今年は日本にいるんだ」と言われるのですが、そうなんです。今年度の3月は日本にいます。

いつもこの時期は海外に出ているのだけれど、あまりにもやることが多すぎて、今年はゆっくり仕事しようと思い日本に残りました。

が、(想定内だけど)まーったくゆっくりはできていないです(笑)。

ただ、「ゆっくり」に使う予定だった時間で、新しくいろんなことを始めることもでき、そのおかげで可能性をグンッと広げることができています。新しい活動によって、新しい発想、新しい出会い、新しい関係性、新しい欲求や希望、新しい未来が生まれてきます。

毎日がsomething newなので、私自身も変わっていかなきゃいけない。何をどうすればいいか分からないこともあるので、もっともっと学ばなきゃいけない。もっとできるようにならなきゃいけない。

「頭一つ分の背伸び(head taller)←concept by Holzman先生 translated by 茂呂先生」の毎日だけれど、自分のやりたいことと学んでいることが一致している分、がんばれます。

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五城目高校との連携についての記事公開(明治大)

3月もあっという間に中盤が過ぎ・・・。

今年度に取り組んでいた様々な活動のまとめもだいだいは終わったかな。
本当にたくさんの方と一緒に「面白い」を創り出せました。
みなさま、本当にありがとうございます!

その活動のひとつの五城目連携プロジェクトもこれが最終報告。
親友の万梨奈と連携してできた五城目高校との連携プロジェクト。
秋田県の放送や新聞にもたくさん掲載していただき、
また、五城目の市役所の広報誌にも記事を掲載いただきました。
★五城目町のホームページ★
http://www.town.gojome.akita.jp/koho/14.html

我々のほうでも学生たちの声で明治大のWEBにて報告。
★詳細はコチラ★
http://www.meiji.ac.jp/nipp…/info/2015/6t5h7p00000kgjmj.html

プロジェクトメンバーのさん(国日4年生)、高瀬くん(3年生)が記事を書いてくれました。写真&映像はセンス抜群の岩見くん(Hiroaki Iwami)が記録してくれました。(プロジェクトのドキュメンタリーを制作してくれたので、後日シェアします^^)

改めまして五城目高校の教職員と生徒の皆様、教育委員会の皆様、市役所の皆様、そして、本プロジェクトを支援してくれた万梨奈、丑田 香澄さん、小熊隆博さん、Ryu Yanagisawaさん、そして、五城目との温かい「人」のつながりをつくってくれた佐藤 友亮さん、佐藤ママ、小玉さん、半田 理人さん、小玉課長、ゆかちゃん(Yukako Sazawa)、あやちゃんなどなど(to name only a few)ありがとうございました!

*****

来年度はどんな「面白い」が創れるかな。
これまでの経験やつながりがどう未来の「楽しい」につながるかな。

いろいろ楽しみです。

嬉しい

Happy✨

最近、なんか嬉しいなぁと思うことが2つありました。

「岸先生」と・・・

ひとつは大阪出張中、ランチしていたお好み焼き屋さんで、関西大学社会安全学部での教え子が声をかけてきてくれたこと。

もうひとつは、先日JICAでの打ち合わせの帰りに立ち寄った焼き肉屋さんで、大学教育分科会で私が担当した講義(1日)に参加していた明治大学の他学部の学生がバイトをしていて声をかけてくれたこと。

どちらも自分の所属大学や学部の学生ではなく、授業だけのつながりだったんだけど、こうやって授業後に偶然にも再会するのってなんだかとても嬉しい。

なんか幸せだなぁ、と思う瞬間のひとつはこういう時。

時間が過ぎるのは早い。
あっという間に明日になって、
あっという間に1ヶ月過ぎて、
あっという間に1年が経つ。

時間は一瞬にしてなくなっていくけれど、価値のある(楽しい)時間を一緒に過ごした人とは、時間に関係なくつながっていくことがある。
(私の授業が価値ある時間かどうかは別としてね^^ 努力はしているけれど)

そうかんがえたら、一時一時を大切にしながら人としっかり関わっていこうと思うわ。最近忙しすぎて、人付き合いが雑になってきたことを反省しつつ・・・。

★写真は、15年前にエジプトのルクソールで知り合った家族。

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日本教育工学会研究会@香川大学

に参加。

★詳細はコチラ★
http://www.jset.gr.jp/study-group/files/20160305.html

今回は発表が100件くらいあったし、他学会との連携もあったので研究会委員(幹事)の私としては、今回は自分の発表も人の発表も聞く余裕がないだろうと裏方業務に徹する気持ちで現地へ。

が!!研究会開催担当校の八重樫先生のすばらしいマネージメントと研究委員会のメンバーの細やかな動きで、裏方業務の必要はほとんどない・・!ということで、しっかり発表を聞くことができました。

質的研究の発表もいろいろあって面白かったです。一緒に発表を聞いていた金子先生、深見先生のコメントや質問がとても興味深かったです。実践や研究を捉える視点がおもしろい!
(深見先生SIG09にどうでしょうか✨)

研究発表は、プレゼンを聞くだけでなく、そこでの議論がすごく興味深いです。同じように発表する人にとっても聞いている人にとっても、議論を楽しいと思ってもらえるような研究会にしていきたいと思います。

さてさてさて、ここは香川。
期間中、可能な限りうどんを食べました✨

店ごとにうどんのコシや味付けが違ってて飽きない〜。食べすぎて動けないんだけど、こんな夜もあっていいよね^^

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成人教育と生涯学習論講義ノート作成

落書きじゃないよ。

来年度の「成人教育学と生涯学習」の講義ノートです。
「学習(learning)・発達(development)」についての
新しい視点を取り入れたいと思います。

そのために学習・発達の歴史を辿っていて、
哲学で耳にしたいろんな人が
科学や心理学と関わっいることが分かる。

その人たちの著書や言葉を読む時はその人がどんな顔だったのか、
どんな生立ちなのか、
どんな時代に生きていたのかを想像して、
なんでこんな考え方をするようになったんだろう〜って妄想する。

この1年、研究を通して面白い知見をたくさん得たので、
授業の中にアグレッシブに入れていこうと思います。

授業内容も方法も毎年アップデート✨

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昔のブログーUNRWA職員のハムゼの本邦研修

目の前にある膨大な書類仕事から一時的に現実逃避するために、ネットで自分のことを検索してみたら、10年くらい前に書いていたブログを発見!

UNRWA@シリアで同僚だったハムゼが日本へ研修に来た時のブログ。懐かしい〜。

「今・ここ」で感じたこと、考えたことを
言葉でちゃんと書き留めるって大事だなぁと実感。
「あのころ・あの場所で」「あの頃の」私が見えたものは、
今の私があまり目を向けなくなってしまったことだったりする。

日記やブログもまたちゃんと書き始めよ〜。

★ハムゼの携帯の日本研修ブログ★
http://hamzehjapan.blogspot.jp/2007_09_01_archive.html

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「質的研究ウィーク」第4回目セミナーを実施

日本教育工学会質的研究SIG09主催

しました。
本日のテーマは「教育工学における質的研究の論文作成検討会」です。

☆詳細はコチラ☆
https://www.facebook.com/jsetsig09/posts/1728370700717430

最終日もすばらしいセミナーとなりました。

最終日は、教育工学関連のテーマで収集された質的データを分析しました。
分析データを提供くださった今野先生(明星大学)、三宅先生(関西大学初等部)、ありがとうございました!

講師の箕浦先生に心から感謝申し上げます。
研究意欲がグーーンッと上がり、脳がいい具合に活性化しています。
というか、考えることが楽しくて、ワクワクして、脳が「考えること」を欲しているのを感じます。知的好奇心です✨

ところで、セミナーの中で印象的だったことのひとつがUjihashiさん(NHK)の言葉。宇治橋さんは、NHKのディレクターとして教育番組を制作されており、フィールドノートの分析を通して「映像制作に似ている」とおっしゃっていました。つまり、全体を見て(全体観察)、視点を決めて(焦点観察)、その軸から全体を見直し(軸足コード)、現場で起こっていることを描写する。まさに質的データの分析過程ですね。これについて、箕浦先生もセミナーで「ルポタージュとの違い」について述べられていましたが、そのプロセスはとても似ているのです。私は映像制作もしていたので、質的研究が大好きなのもそれに関連しているのかもしれません^^

優れた視点をもつことで、そこで見えているものは、いろんなことを語ってくれます。Fred先生(Fred Newman)の言葉を使うなら、下記のとおりです。

「We carry around views and attitude about how things should look-not just how they should look in some evaluative sense, but what they should look like.」

質的研究を通して、パラダイム(by トーマス・クーン)について意識的になり、新しい「見え(views)」への可能性が広がるといいなぁと思います。

【セミナー報告】
26日は質的研究ウィーク第4回目のセミナー「教育工学における質的研究の論文作成検討会」を明治大学中野キャンパスで実施しました。講師は、箕浦康子先生(御茶の水女子大学名誉教授)です。

★詳細はコチラ★
https://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160226.html

第4回目では教育工学の研究分野で収集された質的データの分析を行いました。扱った事例は次のとおりです。
(1)料理サークルにおける発話分析(インフォーマル学習)
(2)NHKの教育番組を活用した授業分析
(3)思考スキル育成のための授業実践のフィールドノート分析

はじめに(1)の発話を全員で分析しました。実際に分析してみると、フィールドノートに「何を」「どのように」記録すべきかがよくわかってきます。箕浦先生いわく「10年たってもその情景が明確に見えてくるようなフィールドノート」とはどういうものかについて考えさせられました。自分が記録するフィールドノートは自分が分かっているため、情報を書き損ねてしまうけれど、他の人のフィールドノートをみて、「情景が見えにくい」という体験をし、何をかくべきか、どう書くべきかについてとても考えさせられました。

次に、(2)と(3)のテーマのデータを分析しました。参加者は希望するデータを選択し、3−4人で分析しました。前日と同じようにいろんなリサーチクエスチョンがでてきて、興奮しました!ほんといろいろ見えてくるんですね!すごく面白かったです。

軸足コードまで全員で行い、「何か見えてきたかも!?」というところで終了。箕浦先生が、そこから見えてきたことに理論的な示唆を提示くださいました。たとえば、「それは・・だから、Valued spaceとかValued timeの観点から捉えるといいかも」という言葉を聞いて、その発想は私にはでてこない・・と思いました。そして、見えてきたことをしっかり理論的に捉えることができるように、常に幅広く文献をあたって関連する理論とつなげれるようにしなきゃと思いました。

続きは、データを提供してくださった先生方に分析をしていただき、結果を楽しみにしたいと思います。

私自身とてもとても充実したセミナーとなりました。5日間連続の質的研究ウィークもこれにて終了となります。

講師の先生をはじめ、参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

来年度のセミナーのアイデアや提案も随時募集しておりますので是非ご意見聞かせてください。

本日参加された方は是非第4回目の感想やコメントなど投稿お願いいたします。

(文責:岸磨貴子@明治大)

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「質的研究ウィーク」第3回目セミナーを実施

日本教育工学会質的研究SIG09主催
しました。
本日のテーマは「質的データの分析と解釈」です。

★詳細はコチラ★
https://www.facebook.com/jsetsig09/posts/1727496607471506

「データが語りだす」という経験をさせてくださったのは、恩師のひとり箕浦先生です。データをみてもさっぱりわからないくて途方に暮れていた院生のころ、箕浦先生に分析をご一緒いただきました。なんとなんとデータが語りだすのです。

当時、シリアのパレスチナ難民キャンプの学校の授業分析をしていました。授業を何度見ても気付かなかったことが、分析を進めるうちに「見えて」くるのです!分析は、様々な問い(リサーチクエスチョン)を導きだし、現実を見る視点を与えてくれます。その視点からデータを見ると、今まで気付かなかったことが見えてくるんです。

私は質的データの分析が大好きです。私の見える世界を広げてくれます。
また誰かと一緒に分析することも好きです。自分の価値感や既有の認知的枠組みに気づかせてくれます。同じデータでも、データが語ってくれるストーリーは様々です。だからこそ、見えなかったことが見えるようになるのです。

最近は、業務的(作業的)な仕事が多くて研究が全然できていなかったのですが、ものすごく今は研究がしたいです。研究に没頭したいです。

【セミナー報告】

25日は質的研究ウィーク第3回目のセミナー「質的データの分析と解釈」を明治大学中野キャンパスで実施しました。

★詳細はコチラ★
https://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160225.html

質的なデータを収集しました・・・その後・・・の手順を細かく講義いただきました。箕浦先生の分析のご経験や論文を指導される際の様々なエピソードを交えながらご説明いただき、とても具体的に理解することができました!質的データ分析法については書籍も多く出版されていますが、実際に分析してみないと実感できないだろうからと、実際に参加者みんなでデータを分析。

「Open Cordingは、データを深く読むための手段」「分析者の先入観、不安、未解決な個人的な問題などによるバイアスを避ける」ということがどういうことかを経験を通してとてもよく理解することができました。

また、Open Cordingのあとにリサーチクエスチョンを立て、そこからデータを改めて見直し、軸足コードにすることで分析の過程を理解するだけではなく、混沌とした生データから理論が見いだされていく感動や驚きも感じることができました!

セミナー終了後は有志で6時半まで残ってディスカッションをしました。分析する際は、テクストごとに細かくコード化するのか行ごとにコード化するかによって何が違ってくるのか、コード化する時の注意点、RQがたった後のコード化の見直しなどについて議論しました。問いを出しあうことで、「分かったつもり」が具体的に「分かった」になっていいます。同時に新たな問いも生まれ、増々質的研究の奥深さと面白さを知るきっかけになります。

たった4時間という短い時間でたくさんのことをご教示いただきました。2、3倍の時間があってもよいくらいでしたが、セミナーを通して浮かび上がった様々な問いは、私たち自身で探究していきたいと思います。

箕浦先生にセミナーでご紹介いただいた文献を読む勉強会を今後設けていきますので、今回セミナーに参加された方は是非この続きを自主的に続けましょう!

明日は、実際に教育工学の分野で収集されたデータを分析します。明日でセミナー最終日!

本日のセミナーに参加された方は是非コメントや感想をご投稿ください〜!

(文責 岸磨貴子)

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「質的研究ウィーク」第2回目セミナーを実施

日本教育工学会質的研究SIG09主催
「質的研究ウィーク」第2回目セミナーを実施しました。

★詳細はコチラ★
https://www.facebook.com/jsetsig09/posts/1727206754167158…

「フィールドワークは人生を豊かにする」という箕浦先生のお言葉がとても印象的です。私自身それを体験した一人です。

箕浦先生とフィールドワークをご一緒させてもらったのは、シリアのパレスチナ難民キャンプ。いろいろご縁があって私の研究フィールドであったシリアに来てくださり、フィールドワークをご指導いただきました。

当時、2年も住んでいたシリアだったので、だいたいのことは分かっていると思っていたけれど、視点を変えると、本当にいろんなことが見えてくる。違って見えてくる。自分が「わかったつもり」でいたことにも気付かされました。また、自分がどんな視点や価値感をもって現実を捉えているかも意識的になれました。

フィールドワークは「Make family unfamiliar(当たり前のことを当たり前ではないようにみてみる)」手法(by 箕浦先生)であり、それによりいろんなことがよく分かってきます。何事も分析的に見るようになり、世界の見方が本当に変わりました。

世界は本当におもしろい!
世界はなんて美しいんだろう!

そんな感動を改めて、今回のセミナーで実感しました。
そして、セミナーに参加された方が同じように感じて、仲間になっていただければとてもとても嬉しいです。

また、今回、質的研究を一緒に勉強している仲間の時津先生に講師としてご参加いただきました。講義は箕浦先生が中心でしたが、セミナーを通してでてきた参加者からの疑問に丁寧にひとつひとつ答えていただきました。私も「今さら箕浦先生には聞けない・・・」って思っていたいろんな疑問に答えていただき、本当にいろんなことがクリアになりました!

時津先生>プレセミナーからセミナー後の議論まですべてご一緒いただき、ありがとうございました!

本セミナーを一緒に企画、準備、運営してくださった小高先生に心から感謝です!箕浦先生のセミナーは明日、明後日と続きます。

まだまだ興奮が冷めません!

【セミナー報告】
23日、24日は質的研究ウィーク第2回目のセミナー「教育工学における観察を通した研究の技法」を明治大学中野キャンパスで実施しました。

★詳細はコチラ★
https://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160223.html

ちょうど10年前に大学院生の頃、箕浦先生のマイクロエスノグラフィーの講義を受講したことがあるのですが、何度受けても学ぶことが多い!考えることが多い!刺激されることが多い!と思いました。

箕浦先生の講義では、フィールドワークの意義、歴史、認識論、方法論、注意点、他の方法論との違い、研究のフォーカス、フィールドワークにおけるリサーチクエスチョンの立て方、工夫など多くをひとつひとつ丁寧に講義いただきました。

講義が充実していたため、セミナー受講者の方から出てくる質問も興味深かったです。講師の時津倫子先生には、セミナーででてきた疑問に丁寧に答えていただきました。

2日目には、セミナーの1時間前から集まり自主勉強会がはじまりました。またセミナーのあとにも有志で議論がはじまり6時半まで続きました。

第2回目セミナーは、フィールドワークの技法について学びました。明日(3回目)は質的データの分析です。明日も楽しみです!

参加されたみなさま、是非このスレッドに感想&コメントなど投稿お願いいたします!

(文責 岸磨貴子@明治大)

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「質的研究ウィーク」第1回目セミナーを実施

日本教育工学会質的研究SIG09主催
「質的研究ウィーク」第1回目セミナーを実施しました。

★詳細はコチラ★
https://www.facebook.com/jsetsig09/posts/1726653260889174?notif_t=like

佐伯 胖先生(田園調布学園大学・教授,東京大学,青山学院大学・名誉教授)の示唆や視点はとても興味深く、なるほど!と何度も心の中でつぶやきました(声にでていたかもしれませんが^^)

帰宅してからも興奮がしばらく抜けないくらい本当におもしろかったです。
(その日、朝の4時まえ寝付けなかったのはこのためかも?!)

一人称研究のアプローチは、いろいろあります。
私の研究はどちらかというと一人称・二人称に関心を持ち、解釈学的アプローチや批判的アプローチの研究が多いのですが、アウトプット(研究論文)は三人称的にまとめるものが多いと思います。今後、どういった形でアウトプットをまとめていくのかも議論していけたらいいな、と思います。

佐伯先生のお言葉(詳細は上記のURLを!)で、教育工学でしっかり質的研究をやっていこうというモチベーションになりました。これからいろいろご一緒できそうで、すごく楽しみです!

来年度の教育工学会の質的研究SIGのセミナーかワークショップはこのテーマ「教育工学における一人称研究」でやるような流れになっております。そうなれば、このテーマで一緒に研究できる方を大募集します^^

佐伯先生>今後ともどうぞよろしくお願いします!

今回このセミナーを一緒に企画、準備、運営してくださった福山先生@東京大学、ありがとうございました!佐伯先生を講師としてお迎えするにあたり、事前勉強会もして結構ふたりでがんばりました✨ 準備の段階から楽しくまなべたのも福山先生のおかげです〜!今後も是非SIG活動一緒にいたしましょう〜!

【ご報告】
本日、質的研究ウィーク第一日目、「教育工学における一人称研究」を実施いたしました。

★詳細はコチラ★
https://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160222.html

佐伯胖先生(田園調布学園大学・教授,東京大学,青山学院大学・名誉教授)を講師としてお招きし、下記の書籍を3冊輪読し、議論をしました。

(1)諏訪正樹・堀浩一(2015)『一人称研究のすすめ: 知能研究の新しい潮流』近代科学社
(2)諏訪正樹・藤井晴行 (2015)『知のデザイン―自分ごととして考えよう』近代科学社
(3)ヴァスデヴィ・レディ (著), 佐伯胖 (翻訳)(2015)『驚くべき乳幼児の心の世界』ミネルヴァ書房

3冊も多すぎる!!というご意見もありましたが、3冊だったからこそ横断的にみえたところも多く、充実した議論を通して、たくさんの気づき、問い、研究及び実践に対する視点を持つことができました。

特に、「1人称研究だからこそ見えてくること/分かってくること」の理解が深まり、教育工学にこの視点が必要であることを再確認することができました。

では、どうやってそれらをテーマに研究していくのか?という質的研究の方法論については、今後、質的研究SIGで学ぶ機会を提供していきたいと思います。
(まずは、明日からはじまる「観察(フィールドワーク)を通した研究」からスタートです。)

佐伯先生から「このような研究が教育工学で取り組まれていて非常に嬉しいです。教育工学が面白ろくなっていきそうだと希望が持てました」というお言葉をいただき、励まされました。

みなさん、一緒に一人称・二人称からの研究・実践を教育工学の中でもどんどん展開していきましょう!

(文責 岸磨貴子@明治大)

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★シリアについて一緒に考える上映会についてご案内★

明日のお昼(12:15〜)から45分お時間ください!

国際日本学実践科目D(岸担当)では、グローバルイシューの問題解決をめざして学生がプロジェクトを立ち上げ、活動を行っています。本授業で立ち上がったプロジェクトは下記の4つです。

そのうちのひとつとして、シリア問題に対して何かしたい!と、プロジェクトが立ち上がりました。【明日の木曜日のお昼時間に中野キャンパス5Fホール】で、映画とドキュメンタリーの上映会をします。

シリアについてほとんど知らなかった学生たちが、シリア問題について書籍や雑誌、インターネットのニュースなど様々なリソースをもとに調べ、さらに、在日のシリア人に会いにいって話を聞いたり、シリア料理を実際に食べて料理から文化について知ったり、シリア支援に関わる人たちのお話を聞いたりして、「大学生として何ができるか」について考え、映像をまとめました。

シリアについて何ができるか一緒にかんがえましょう〜!
是非、お友達等お声かけして足を運んでください。

【日時】1月14日(木)12:15~12:55
【場所】明治大学中野キャンパス 5階ホール
【題目】シリアについて考える上映会
【WEB】http://syriakishipro.wix.com/2015

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【日本教育工学会 質的研究SIGのセミナーのお知らせ】

【日本教育工学会 質的研究SIGのセミナーのお知らせ】

JSET質的研究SIGでは、2月22日から質的研究ウィークとして数回にわたるセミナーを実施します。

初日は 、佐伯胖先生との「教育工学における一人称研究」の読書会です。こちらは定員となりましたので募集を終了しました。

引き続き、お茶の水女子大学名誉教授 箕浦康子先生を講師にお招きして、「フィールドワークの技法」についてセミナーを3回連続で実施します。 その募集を本日から始めます。

【日時】
2016年2月23日(火)・24日(水) 13:00-17:00
テーマ:教育工学における観察を通した研究の技法
☆詳細はコチラ http://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160223.html

2016年2月25日(水) 13:00-17:00
テーマ:open codingのデモンストレーション と
リサーチクエッションの組み換え
☆詳細はコチラ http://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160225.html

2016年2月26日(木) 13:00-17:00
テーマ:教育工学における質的研究の論文作成検討会
☆詳細はコチラ http://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160226.html

【場所】明治大学中野キャンパス(予定)

【人数】20名

【参加費】無料

2016/1/4 仕事はじめ

さぁ、仕事やりますよ〜。

午前中に書類関係の仕事をがっつり片付け、
午後は、2月22日の「教育工学における一人称研究」のセミナーの準備を
福山先生とするために東大駒場キャンパスへ。
★セミナーの詳細はコチラ★
https://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160222.html

天気がよかったので自転車で移動。
明大(中野)から駒場キャンパスまで行きは45分、帰りは30分!
近い〜!これから天気のいい日は自転車移動だな。

駒場キャンパスのアクティブラーニングセンター、素敵でした✨
あんな空間があったらいろいろ活動やりたくなるなぁ。
他大学の施設だけど、あれもこれもしたいとイメージしてます(笑)。

写真① 大阪での最後の朝食。見るだけでも幸せになる食事✨
写真② NPOの仲間たちと〜。
久しぶりにあったMitsuki。新年の挨拶の後、「うち来ます?」「いく!」という一往復のかけあいで、光希の家でおせちをごちそうになりました。
続いて、金沢から大阪に向かっていた立子も合流。「いる?」「おるよ」の一往復で合流。ああ、幸せ✨

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2016/1/1 あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします✨

新年早々初笑✨3姉妹と相方の4人で胃が捩れるほど笑いながら新年を迎えました(写真①)。

笑うところに福あり!とのことで、きっといい年になるでしょう!(なったらいいなぁ〜)

その数時間後、京丹後へ蟹料理をいただきにやってきました。蒸し、焼き、さしみ、揚げ、炊きといろんな料理を楽しめました✨

冬の日本海とは思えないくらいの晴天で海も穏やかでした。

いろんなことに感謝感謝。
この一年この感謝を私なりに社会へ恩返ししていきます。

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2015/12/31

今年の最後の日。

今年はいろいろ「変わりたい」「変えたい」と強く思った一年でした。

来年は良い方向に向けてひとつでも多く変えれるようにがんばろうと思います。

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2015/12/29

年末ですね〜。

一仕事を終え、オフモードへ。

といいたいところだけれど、いくつも仕事を残して新しい年を迎えそうです。

マービリヤットヒーラ!
(まぁ、仕方ない!@アラビア語)

こうやって家族友人が揃うのはお盆とこの時期だけなので、「今」「ここ」を大事に年末年始を過ごしたいと思います✨

が、最初に飛ばしすぎて、風邪をこじらしたよう。ただいま、病院です。昨日の研究会@関大でも、しんどすぎてほとんど議論に参加できず・・。ほんと、みなさん、すみません。

薬の力を借りて、楽しい年末年始を過ごします✨

写真① 姉的存在の三宅先生と論文打ち合わせ。面白い研究をしていきますよー!

写真②文科省の仕事で通ってるある町のイルミネーション。クリスマスかな?と思ったら、婚活支援かなにらしい。駅も駅前もオシャレで素敵でした✨ この町とも長いお付き合いになりそうです。

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2015/12/15 秋田県五城目町との連携授業

秋田県五城目町と連携した高大連携プロジェクト。
大親友の石田まりなさんが記事をだしてくれたのでシェア☆

*****

【「未来を生きる私を考えるプロジェクト」進行中!】

最近、お手伝いさせて頂いているのが<五城目高校×明治大学国際日本学部の連携授業〜思いっきりアクティブラーニング>。

生徒達に、多様な対話の機会や地域の未来を考えるきっかけを、と考えられてた五城目高校と、

地域での実践を通じたプログラムのためのフィールドをを探されていて、私(石田)の長年の親友でもある明治大学の岸磨貴子先生(教育工学)をおつなぎすることで、この授業が実現しました。

五城目町では、多くの若者が高校を卒業すると、進学または仕事を求めて町を出て行く現状があります。

一方で、私達協力隊のように、都市から地方や農山村に移住し、新しいライフスタイルをきづこうとする動きが各地で起きています。

そこでは、移住者や町づくりに関わる町民が交わり、今まで見えなかった潜在的な資源を発掘する視点を提供しあう異種混淆性がうまれ、すでにあった地域の資源とかけあわせる形で新しい「価値」が生まれています。

色々な世界を見るために、町を出て様々な体験をすることはとても大事でしょう。一方で、今見いだされつつある地域の可能性、胎動をすこしでも感じてほしい、今回の授業にはそんな思いが込められています。

そして、その異種混淆性を少しでも体感してほしい。まちづくりと同じで、他者との対話の中でこそ、自分の資源や可能性に気付くことができる。

そのために、明治大学の大学生と対話を重ねて、都市からやってきて地域づくりをしている私達も混ぜて頂きながら、高校を卒業後どのように自分の人生をつくっていくのか考えてみる。そんな授業を行っています。

クライマックスは、来年の2月。
明治大学の学生が五城目に2泊3日でやってきて、自分の未来を描いてみるワークショプを行います。

私が大学生の時に、東北に縁農体験に来たことが、いま五城目で暮らす原点になっているように、明治大の学生にとっても、五城目に触れて、地域の方々と話すことは大いなる刺激や学びになると思っています。

この授業は、地域のみなさんにも開く予定ということなので、ご関心ある方はぜひぜひ関わっていただければ幸いです!

しかし、自分の高校生、大学生の時を振り返っても、大学をどこにするかだけではなくて、卒業後どう生きるのか考える必要があるとしたら、

それははなかなか簡単ではなかったように思います。今よりも世界は閉ざされていたような気がします。

少なくとも、現在の私を想像はしていなかった。

自分が何が得意で、何をしたいのか、何にわくわくするのか、それはやはり、いろいろな生き方を知っている先輩のことを知ったり、やってみないとわからない。どうやって自分の道を編んでいけばいいのか、どうやってわくわくを探せばいいのか、すこしでもそういうことの糸口を掴んでもらえれば嬉しいです。

そして、一度は町を出ても、また、いつか戻ってきたり、遠くにいてもこの町のために何かしたいと思える種を、ポケットにしのばせておきたいと思います。

(石田まりな)

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