第6回目ゼミ 第三回 ワールドカフェ! 

こんにちは~

Web担当のキン エイです。投稿日は6/26だけど、第三回のワールドカフェを載せいたします!発表を行ったのは、一生、カンナちゃん、ユイと私です。


写真:かんなはテレビ会議でゼミに参加


★★★★★★★★★

【一生】

今回自分は“外国語の習得と自動翻訳の実用化”についてみんなにQuestionを提示しました。近年この自動翻訳機の開発がかなり進んでいて、とても便利なものであるという点がある反面、その自動翻訳機が普及し外国人と接する時の主なツールになり、それでコミュニケーションをとるときにどんな問題が生じてくるだろうかという問いがありました。

その問いに対して自分が思っていたよりも多くが挙げられました。効率の悪さ、耳の不自由な人が使えない、スラングや方言がうまく翻訳されない、単語の裏にある微妙なニュアンスや文化が伝わらない、表情や抑揚が伝わらない、など他にも細かいこともいろいろ挙がりました。そして2つ目に、この自動翻訳機が実用化されていくなかで、なお外国語を勉強することにどのような意義、メリットがあるか、というものを皆に考えてもらいました。この問いに対してはやはり、その国の文化を知ることができるというものが出ました。これは外国語の勉強の醍醐味の一つなのではないでしょうか。さらには脳科学的見解からで、脳の新しい領域が作り出され人間個人としての能力が上がるという五金も出ました。非常に興味深いですねこれは。外国語勉強する以外の道はないですね、もう。

そしてこの問題を良い、悪い、の二元論でとらえるのではなく、自動翻訳機のベストな利用の仕方、状況(慶樹ら)や、先の話し合いで挙げられた自動翻訳機の問題点を認めその不完全な翻訳からその話者が本当に言いたいことを読み取る力をつけていくべき(やはりby岸先生)、などの素晴らしい意見も出ましたね。自動翻訳機を含めた最先端技術との付き合い方についての議論にもつながり、今回このテーマについて話し合いができてとてもよかったと思います。

★★★★★★★★★

【カンナ】

今回わたしは「日本独自のAI活用を考える」というテーマで発表しました。このテーマに決めた理由は、最近の自分の一番の関心だったから、そして、父がAI技術を使って機械系の仕事をしていて、何度かAIについて話を聞いていたからです。

しかし、わたしは根っからの文系で技術面ではわからないことだらけ・・・。それなら、国際日本学部で学んだことを活かして、日本×AIはどう繋げられるだろうか?と思い、考えてみました。まだまだ研究しているわけではないけれど、わたしは「日本人の性格、特徴、ホスピタリティ精神をAIに搭載させる」というアイデアを提案し、ワールドカフェではそれについてみんなの意見を聞くとともに、他のアイデアについても聞いてみました。

今回実は、ゼミの時間にちょうど電車が人身事故で動かないというはハプニング。なんと、メッセンジャーのビデオ通話を使って家から発表しました・・・!

ただでさえ緊張するのに、iPhoneの小さいスクリーンに向けて他のゼミ生に伝えることは容易ではありませんでした。相手の反応をどのように把握するか、どのようにしたらわかりやすくて伝えられるのか、コミュニケーションの取り方などの改善点が残りましたが、それもよい経験になったと思います。

ビデオ通話も面白かったですが、わたしはやっぱり人の顔を見て、みんなと同じ空間で話せる環境が良いなぁと思いました。

さて、ワールドカフェでは、岸先生を交えた4人で話し合いました。まずは、「日本らしさ」という独自性を自動化、または一般化できないという問題にぶつかり、ではなにをAIの技術と組み合わせることができるのか、について話しましたがなかなか答えはでませんでした。また、データ化や数値化をすることで、性格を決めつけられる、努力や頑張りが数字で示されることについて疑問があがり、わたしも話し合いに参加する中で、数値化してしまうことで逆に日本の良さ、らしさが間違って伝わってしまうかもしれないと思い、またこのテーマについて考え直したいと思いました。今回の発表では内容とともに、発表のスタイルについても学ぶことが多かったので次にまた活かしていきたいです!

★★★★★★★★★

「ユイ」

今回のワールドカフェで、僕がゼミ生のみんなと共有したトピックは、「よりよい人間関係をつくるには?」でした。これは、普段から僕がかなり重要視していることです。僕なりの考えもあるのですが、みんなそれぞれ考えを持っていて、その違いがまた興味深かったです。

僕のグループは、たくみ、ヘス、僕の三人でした。どのような人が良い人間関係をつくれるのか、また、人間関係を悪くするのはどのような言動か、といった意見を出し合いました。

そこで出た意見は、良い人間関係づくりの点で、
・人の意見を聞き入れる
・相手のことを認める、尊重する
・聞き上手になる
・相手に心を開く  などがありました。

逆に、人間関係に悪影響をもたらすものとして、
・相手に敵意をもつ
・マイナス意見を出す
・自分が相手より優位に立とうとする などが出ました。

さらに、グループで話し合ったあとに、ゼミ全体で発表した際に出た意見も面白いものがたくさんありました。
・全員が良い人間関係を作りたいと思ってない
・譲れないもの同士の衝突の場合は仕方ない
・世代の差が大きいほど作りづらい
・自分と考え方が違う人との接し方を考える必要がある などです。

特に、全員が良い人間関係を作りたいと思ってるわけではない、というのは一番衝撃を受けました。と同時に、たしかにそうだな、とも思いました。

みんなの意見を聞いて、今まで自分は、人と人が争うのはそれぞれの考え方があるので仕方ない、だけどそれでもよい人間関係を作ろうとするべき、と考えていたけど、誰もが良い人間関係を望んでいない、ということを聞いて多角的なものの考え方の重要性を再確認しました。

みんなの意見を聞くことができて、良い機会になりました。これで終わります。

★★★★★★★★★

【キン エイ】

国際日本学部では、国際的な視野を持っている人がたくさん集まり、皆さんは日本だけではなく、世界で活躍したいことを目指してます。そこで私たちは在学中やこれから社会を出て、さまざまバックグラウンドを持っている人達と出会い、接するはずです。そこで私が皆さんと話し合いテーマは「人とコミュニケーションを取るコツ」になります。まず、皆さんにコミュニケーションの大切さを伝えました。

私たちは世の中に一人で生きていくことはできません。必ず他の人と接し、情報をシェアし、そこで成長していきます。日常生活中、一番話しやすい対象者は私たちの家族、親友、つまり関係が親しい人達だと思います。

さて、話相手は初対面で文化も違い人になったら、どうすればうまくコミュニケーションを取れるかについてみんなとシェアしてみました。そこで私は「三つのA」を挙げてわかりやすくなるようにまとめました。コミュニケーションを取るときに以下のような流れで話していけばうまく行けると思います。

「三つのA」とは「AH」、「ADD」、「ASK」ということです。

皆さんは自分と共通点がある人と話しやすいと思われますが、もし共通点を見つからなくても相手からリアクションをもらうことによって気楽な雰囲気を作ることができます。相手が話すことを聞いて目線を合って頷いたり興味を持ってる信号を相手に示します。このような行為で二人の距離感を縮めることができます。そして「ADD」の段階に入ります。相手が話すことを聞いて自分が感じた事を加えてコメントを残します。そして相手のことをもっと知るために「ASK」します。これまでの人生を生きてる限り、皆さんはきっと自分なりのコミュニケーションを取る方法があると思います。一番大事なことは相手のことを本当に心の中に考えてる、大切にしてるかと思います。

発表を終わって四人でコミュニケーションを取る方法について意見をシェアしました。そこで一番印象を残ったのは慶樹君の「自分の弱みをさらけ出す」意見でした。慶樹君の話によると、自分自身の弱みを出すということは、一見非常に怖いですが、逆に弱みを出すことによってメリットもあります。それは何かと言いますと周りの人が逆に応援してくれるということです。弱みをさらけ出すことによって、周りの人から「共感」が生まれてきます。

これから私も恥ずかしがり屋にならなくて、積極的にコミュニケーションを取りたいと思います。

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