WHOの方と直接話しませんか?

WHOといえば!World Health Organizationで世界のコロナの現状についてWHOの会見がたびたびニュースになっていますね。

この度、「SDGs時代のグローバルヘルス」をテーマにWHOの山本尚子事務次長補と直接お話しできる機会を得ることができました。 3期生がゼミ連携していた情報コミュニケーション学部の島田ゼミからのお誘いで、岸ゼミから誰でも参加OKとのことです。 WHOの事務次長補の山本尚子さんとZoomで意見交換をする予定にしております。

流れは次のとおりです。
(1)映像を見る
https://youtu.be/maSpK5Cah4s
→WHOの新型コロナ対策などにも触れており、かなり面白いビデオ!!
(2)それを踏まえて、山本さんと意見交換する

日時:10月26日(火)18:15-18:50
方法:Zoom

世界で活躍する先輩たちと関わりましょう!話しましょう!

岸ゼミVtubers

新しく始まった岸ゼミVtubersプロジェクト。妖怪Vtuberの花琴いぐささんと、チームラボのバッキーの協力を得ての実践です。

Vtubersとして何ができるのかはこれから考えていくのですが、まずは、全員がVtubersになって活動を始める。そして、今後何をしていきたいか考えます。岸ゼミVtubersを育てるミッションをもったのが、ゆうな、けんせい、ユンヨン、院生のまの。少しずつ仲間を増やしていきますが、このメンバーで、ゼミでのワークショップを企画してきます。

【3期生】研究の問いのピアレビュー

岸ゼミの卒業研究のアウトプットは、論文だけでなく、映像、ミュージカル、演劇、本、ウェブなど多様なメディアを使って行います。とはいっても研究の問いをたてて、文献を調べて、実践をして、データを集めて分析、考察するというプロセスは同じ。

4年の秋学期までは集団で何かを達成していくアプローチでしたが、4年生の秋学期からは、個人の活動になります。これまでの経験や関心、問題意識を問いにして、各自研究を進めていきます。

研究の進捗をピアレビューし、一人ひとりが研究を前に進めていけるような機会を持ちました。自分ではわかっていたことだけれど、質問されたり、指摘されることで、足りていないことがわかった、と振り返っている学生もいた。研究が動いてなかったゼミ生も他の人の研究を聞いて、やる気も高まったようなのでよかった!

研究成果の報告会は、1月!とても楽しみです。

【3期生】 言葉と遊びのワークショップ

3期生の秋学期第1回目のゼミは、かりんによる「ことばと遊び」ワークショップ。以下、概要です。

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みなさん、こんにちは。本ワークショップでは、「インプロ」×「言葉遊び」をキーワードとした活動を行います。みなさんは、友達の授業の振り返りを読んだときや友人から講演会後の感想を聞いたとき、自分と同じ経験をしたのに自分とは異なる捉え方・考え方をしていることに興味を持ったことはありませんか。人は経験を語るとき、言葉を使いますが、その言葉の使い方がどう違うとどう捉え方や考え方が変わってくるのか、気になりませんか。普段何気なく使っている言葉に意識を向けながら、言葉を通して今までの経験を語り直してみると新しい未来がみえてくるかもしれません。経験をどう意味づけするのかが人によって違うからこそ、このWSに参加する人たちが使う色々な言葉に出会い、一緒に関わり合うことで今まで見えなかった新しい発見ができると思います。

本ワークショップの目的は、次の3つです。

1つ目は、言葉を通して未完の未来をつくることです。未来は「未だ」決まっていません。未来は「いま、ここ」に生きる私たちが作り出せるものです。未来は、人との関わりの中でつくられていきます。未完成である未来をつくる経験をするのがこのワークのひとつです。そして、その経験をつくるのが「ことば」です。私たちが生きる未来は「多様」です。言葉の多様性を遊び、未来の多様性を感じることができます!

2つ目は、関わりを通して未来を作ることです。本ワークでは、多様な背景を持つ人たちと一緒に物語を作ります。私たち一人ひとりの価値観、視点、考え、感情は多様であり、その関わりの中で生まれる未来もそれだけ多種多様になります。物語づくりに正解はなく、私たちだからこその物語(未来)が生み出されていきます。

3つ目は、多様な役割を即興的に担いながら物語を作ることです。私たちの社会の中では役割を固定しがちですが、このワークでは、物語をつくるプロセスで柔軟に即興的に役割を変えていきます。物語づくりをひっぱる役割、フォローする役割、フォローする人をさらにフォローする役割、聞く役割など多様な役割を担います。これらの役割は決められるのではなく、物語づくりの中で自分で「どうありたいか」を決めて役割をつくり、担い、変化させていきます。まさに、教える/教えられる、支援する/される、話す/聞くといった二元論的な関係をこえ、関係性の中で自分らしさを発揮していく経験ができます。

そして、実践。第1回目にぴったりの楽しみながら、笑いながら、いろんな気づきを生み出す実践でした。かりんの研究は、小学校の先生2名(のどか先生、あゆみ先生)と卒業生のきょうこさん、私の5人で進めています。ことばとあそびをテーマとしたワークショップを引き続き開発し、冊子か何かにまとめていく予定です。完成したら、岸ゼミウェブから閲覧できるようにしたいと思います。

4期生秋学期第1回目ゼミ!

秋学期がはじまりました!秋学期のゼミの目的、進め方をみんなで考えて、形にしていく。やりたいことが多すぎて全然時間がたりませんが、やりたいことはなんでもやっていこう!

なつがドイツへ留学。なつ、(そして、すでに旅立った先)留学いってらっしゃい!留学する2人は今後もオンラインでゼミ参加!

多文化共生・異文化間教育研究領域の院生が国際学会で若手研究賞を受賞しました。

おんり、まの、わたるの国際学会での発表が研究科のウェブに掲載されたのでシェアします✨
■発表の様子2
 
きのりをはじめ、参加してくれたみんなもおつかれさま!来年はハワイで実施です。発表も参加も、関心があれば是非予定を!
詳細はこちら:
多文化共生・異文化間教育研究領域の院生が国際学会で若手研究賞を受賞しました。(2021年9月8日配信)

6月6日 AIFA連携インプロワークショップ

月に一度のAIFAとコラボのインプロワークショップ。
今回はAIFAのひかるちゃんによるワークショップ。
・ひともじソング
・ワンワード(発展版)
・最初と最後
どれもたくさんの意味生成を楽しめました。
次回は、岸ゼミ/ilabo担当で「聞くをインプロする」をテーマにします。
ファシリテーション、場のデザイン、会話のデザイン、意味生成などを経験を通して自分で身体化していける機会なので、是非ご参加ください。

i.labo

2021年度 第3回目ゼミ 3期生:社会構成主義を読む 4期生:グラレコWS

2021年度 第3回目ゼミは、3期生:社会構成主義を読む 4期生:グラレコWSでした。

<3期生ゼミ>

第1章では、社会構成主義の基本的な考えについて会話しました。私が、社会構成主義に出会ったのは、大学四年生のころ。当時は、いろんなもやもやがあって、就活しなきゃいけないのか、とか、自分の生き方を模索していた時だったので、社会でこういわれている、これが正しい、よいとされているということに対して、一度離れていていい、と背中を教えてもらったのを記憶しています。そして、未来は自分でつくれるとおもった瞬間、流れるように生きるのではなく、自分がどうありたいのか、どうしたいのか、はっきり意図をもって(その意図は人との出会いや場所によって変化することを前提としてつくりかえながら)生きていこうときめたのでした。

それから、20年。絶対視される価値観の社会でいきると、楽は楽だけれど、今の人生楽しい。生み出す喜びを実感できます。知識に、優劣をつけず、誰もを尊敬できるようになったし、どんな話も関心をもって聞き、前に進めていけるようになったなって思います。

今日の議論でとても関心をもったことのひとつは「知識を構築するプロセスでは何をやっているかわからなく、答えがないはなしってダラダラ話しているだけじゃないとみえる。効果効率的に答えを出すことの方を好む人もいる」という話。私は、学校現場で専門家/講師として呼ばれることが多く、学校の先生方に研修したり、授業についてアドバイスしたりします。最初、学校は「すぐに役立つノウハウをください」というのですが、私は「私は何も教えませんが、みなさんがやりたいことを一緒に考えたり、取り組んだりします」といって関わります。後者で進めた学校は、長くおつきあいさせてもらっているけれど、逆に「いやいや。会話なんていらんから、教えてくれ」と言う学校とは一回キリのところが多いです。学校現場にいってよく思うのは、ゲットの文化が浸透しているなということ。役立つ知識や方法を知りたい。明日すぐやくだつ方法を知りたいというニーズに溢れている。もちろん、そういった方法を教えることはあるけれど、それをゴールとしたら、「あげる」「もらう」で終わってしまう。でも、そこから会話をはじめて、その先にあるものを一緒にみつけていけた学校や先生とは、関係性も強く、ともに生み出せる面白さが共有できていて、研究も実践も楽しくできる。「答えがないはなしってダラダラ話しているだけじゃないの」というのは、「ゴールを決めて結論を出す。知識を獲得する」という前提があっての価値判断で、「ちょっとした誰かの発言や経験から新しい動きや活動が生まれてくる土台づくり」とすると見え方は違う。同じ現象でも、それを自分がどういう立場で関わっているかによっても、自分が現場とどうか変わるのか、そこから何がはじまるのか/はじまらないのかも違ってくるなって思う。そして、そういう前提となる認識が違う人と一緒に会話をすると、全然会話が噛み合わなかったいするけれど、それもそれで楽しんでいくのも大事だなって思う。

<4期生ゼミ>

4期生ゼミでは、あすか、まりん、りゅうによるグラレコWSでした。この日までに何度か集まり意見交換してつくったWS。4期生最初のワークショップです。どれもとても細やかにデザインされとてもよかったです。特にいいなとおもったのは、みんなでそのワークショップを完成させていったこと。こうやってみんなが成長発達できる場をゼミみんなで作っていきたい。

 

2021年度 第2回目ゼミー3期生グラレコWS 4期生インプロWS

第2日目のゼミは3期生グラレコWS 4期生インプロWSでした。

<3期生ゼミ>

まずは、グラレコWSを企画実施してくれたりな、かりん、よーへいの三人に心から感謝!!私はみんなの活動を全体的にみせてもらって、見てるだけでも楽しかった!何が楽しかったかというと参加している人がとても楽しそうでそれがとても嬉しかった。3期生もたくさんきてくれていて、グラレコだけじゃなく、ゼミ2週目で全体としてとってもゼミがあったまったなって感じがしました。

今日の気づきのひとつは、場所。今回、オンライン、そして2つのワークショップを1つの部屋でということで考えていたけれど、予想を超えて参加者が多くて、1つの教室でかなり三密になってしまって、前半焦った。が、隣の教室があいていて、そしてりながとても臨機応変に対応してくれて、部屋を2つにわけることができた。加えて、後半はよーへいが外で開催してくれることになり、結果として後半はとてもいい場所の配置になった。改めて思ったのは、場所についてはフリーで使える場所を確認しておくこと、そして「外」という選択肢も残しておくこと。ゼミの教室はちょうど中庭が見渡せる場所だったので、中庭を一つのゼミ場所として考えて活動するのもいいなって思った。暑くなるといやだけど、季節によってはすごくいいなって思った。

かりんのWS>みんなの様子をみておもったのは、「同じ情報でも、見ている視点やハイライトしているところが違う」が面白かった。聞くというのは、内容をコピーするわけじゃない。グラレコは、その人の価値観、考えを通して、その話の何が重要かを捉えていくことだと改めておもった。そうであれば、グラレコを時、聞く=自分なりにハイライトし、解釈することが大事だということを改めて大切だと思った。そして、それは人間ならでの力で(インターネットと社会Aでやったように)グラレコをするということは、インターネット社会で必要な資質能力を育てることにもつながるって思った。パソコンで何かを見せる時は、タブレットのほうがやりやすそうって思った(ゼミ生が必要な機材をいつでも使えるようにゼミの機材を整えておこう)

りなのWS>インプロと組み合わせるという発想がユニークだった。テキストでは動きは捉えにくいけれどグラレコはそれが得意。その得意を生かした内容だった。グラレコもそうだけど、さちのグループの即興劇がすごかった!そして、たみの場面(シーン)のつくりかたが最高にうまかった。たみは演出家になれるとおもったし、さちのスター性をすごく上手にひきだしていると思い、すごくワクワクした。このWSでゼミ生の素敵をまたたくさん発見できた!

ようへいWS>ものすごく安定感のあるワークショップ。説明が丁寧で全員がひとつひとつじっくり楽しめている。人から学ぶ、という軸をもちながらも、ゲーム性がはいっていて、みんなが思わずわぁ!って声をあげちゃうくらいの情動的な活動だった(気持ち声を抑えようねっていっちゃったけど笑))ようへいの立ち位置(適宜移動しながら全体の目線や体をうごかしていた)のも、全体に一体感をもたせるために大切だなって思った。

チャレンジは、やっぱりハイフレックス。オンラインのジウンがどう参加しやすいようにするのか、また楽しめるのか、そこが課題。教室が盛り上がれば盛り上がるほど、オンラインのジウンはその差を感じてしまうかもしれない。そのあたりをどうしていくか、考えつづけなきゃいけない。これはひとりで考えれないので、みんな一緒にその知恵を出し合いたい。

<4期生ゼミ>

第2回目のゼミ!初回と比べても場の空気がぐんっと暖かくなり、発達環境になったって思ってワクワクした。ゼミを始める時は、何をするかの大枠は決めるけれど、細かいことは決めない。みんなの顔をみて、様子をみて、感情を読み取ってそれから何をするかきめる。今日は最初はゲームから始まる予定だったけれど、「何するんだろう」っていう不安そうな感じもあったので、何をするのか、何をめざしたいのか、そこがあったほうがいいかな、と思い「なぜ岸ゼミではインプロをするのか」という「言葉づくり」からはじめた。意味がわからないことをさせられるのは怖いし苦痛。だから、自分たちで意味を作っていく大事な部分だけは残しつつも、なぜ、インプロするのか、というところの大枠だけはシェアしてから進めるのがいいなって思った。

「知っている人」「知らない人」とわけずに、「みんなが知っていることをみんなで知っていく」を実践できる環境が必要だと思った。「なぜ岸ゼミでインプロをするのか」では、第一回目の活動が「インプロ」というものであり、今日もその2段をすること。そして、インプロの経験が「やりたいと思った時にできる環境があり、その環境があるからやりたいと思う」という「弁証法的アプローチからの学習」であり、そのコンセプトで「場」をみんなで作っていく実践をしていることをシェアした。そして、その中で私たちは「苦しいな、つらいな、怖いな、しんどいな」と思うことを歓迎し、それを発達の可能性になることをシェアした。場によっては、「苦しいな、つらいな、怖いな、しんどいな」は発達の可能性になる(逆に場によってはそれはただ辛いだけの場でもある)。

「苦しいな、つらいな、怖いな、しんどいな」と思った時にそれをみんなで変えていくこと、それをみんなで「頭ひとつぶん背伸びする(a head taller)」というヴィゴツキーの概念でおさえた。そして、場づくりをする時、不完全なものをみんなで完成させていく(会話で共通のイメージをつくっていく)社会完成活動であることをおさせた。 いくつか専門用語をいれたけれど、これはホルツマン先生からもとても大切だと(つい先日)話したあったこと。ホルツマン先生たちの実践の場では、掃除の人もヴィゴツキーを語る。意味をつくる土台をみんなが共有することで、意味を生まれやすい環境にするという。なので、ゼミでも専門用語を負荷のない程度に少しずついれなかがらこれらの言葉を日々つかっていけるようにしたい。

たいちとあやかの企画はすばらしかった。二人の企画の前に、ちょっと負荷をかけつつ体をほぐすために空をつかった自己紹介した。居心地の悪さ、恥ずかしさを体験しつつ、それができる場をつくろうとおもった。それから本番開始!

たいちは、私がこれまでみたことがないほど、低いテンションのファシリテーションでこれがまた私にとって新しかった。なんか支えてあげなきゃ、なんか手伝えるかな、と始終おもった。完全に頼れるファシもありだけど、たいちみたいに、みんなが助けたくなっちゃうような、そんなファシリテートもいいなって思った。 あやかの企画はあやからしい、あたたかいものだった。最後にユンヨンとさちのあやかへの感謝の言葉をきいて、あやかに向けられた言葉なのに、自分ごとにように嬉しかった。今日もたくさんの嬉しいがあった。みんなありがとう。

2021年度第1回目ゼミ

ゼミがはじまりました!新しいゼミ生20名を迎え、3期生、4期生、大学院生と一緒にゼミ活動をしていきます。とてもワクワクします。

コロナ禍ではあるものの対面ゼミがはじまってほっとしています。特に3期生は去年1年間はほぼオンラインだったので、対面であえて感無量です。これからみんなでプレイフルなゼミ活動を作っていきたいと思います。