ゼミ生の報告を一部紹介!
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<新しい出会いと久しぶりの出会い>
「ミッカった!」
大学卒業まで2ヶ月弱。
初めてのフィールドワーク。
ゼミで過ごした2年間で実践から、理論から、学びを得ていたけど、それがどういった形で社会と繋がることができるのかわからなかった。
ミッカは「余白」がある「未完成」を共に「完成させていける」場所でした。
何者かであると同時に何者かになりつつあることが楽しめるような場所。
子供向けの本もあれば大人向けの本もある。子どもは新しい出会いが多いかもしれないけれど、大人は新しい出会いと懐かしい出会いがある。
絵本を見て思い出す記憶っていいなって思いました。
鮮明な記憶はないけれど、
これ、知ってる!
懐かしい〜〜〜
そんな風に思い出した瞬間がすごく幸せでした。
ミッカという場所で、子供にとっても、大人にとってもワクワクとドキドキが生まれるのは、未完成を共に完成させていく環境デザインされているから。
正解を求めてただ道を歩むのではなく、こうしたらいいかも、ああしたらどうかな、と日々の気づきと新しい挑戦を持って場づくりがされているんだろうと思いました。
今までの学びの点と点が結ばって、線ができて、何かすうぅと腑に落ちた気がします。
<「やってミッカ」の魔法>
ずっと気になっていたミッカ。やっと訪問できました。
初めてこの施設に足を踏み入れたときの印象は、「うわあ、ごちゃまぜ!」
大人の本とこどもの本が混在しているし、床の質感も歩いていくと全部違うし、図書館のなのに遊べるわくわくな場所!円形にできたこの図書館を歩くと、同じ導線なのに毎回毎回新しい発見があって、色んなところに工夫が施されているんだなと思いました。
このミッカでの経験で感じたのは、「やってミッカ!」精神は、こどもも大人も必要だということです。普通の図書館は、大人用の本と、子供用の本が区別して置いてあるけれど、それをあえて混ぜてみるという大人側の挑戦。子供たちは、それを見て、難しそうだけど面白そうな大人の本を手に取って読んでみて、わからないけど本って面白い!と、好奇心やわくわくに繋がる。ミッカは、この「やってミッカ!」の循環が目に見えてわかる空間で、なんだか勇気をもらいました。
自分自身も童心に戻れたし、自然と子供たちや保護者の方とコミュニケーションを取っていたのも、この空間の魔法だと思いました。とにかく楽しかった!