【イスラムは「与える」文化】

文責:鈴木慶樹


ガジアンテップに来てから、どれだけ多くの人から優しさをもらっただろうか。

道に迷ってる時に、自身は反対方向なのに最後まで案内してもらった。

知らない人に何度も電車賃を奢ってもらった。

訪問したおうちでは、何度もたくさんの美味しいご飯をもらって、「ここはあなたの家だとおもっていつでもきてね」と言ってくれた。

旧市街で布を売ってるお父さんからは、息子のようだと言ってくれた。

フェルハットと家族には数えきれないほど優しくしてもらってるし、フェルハットの友達にもたくさん良くしてもらった。

日本では、仲がいい友達にはできるけど、全く知らない人にはなかなかできないわ。。。

沢山の優しさに触れるとともに、これまでの自分を振り返ってみて、どれだけ自分自身が「得る」ことに、そしてそれを手放さないように夢中になっていたかがわかってうんざりする。

イスラムの文化は、お互いに与え合うことで社会を作ってる。誰かに分け与えることは優しさを分け与えるということ。「優しさは広がりやすい」って先生も言ってた。だから、誰かを幸せにすることは自分の幸せにもなるし、みんなの幸せになるんだね。