【Diversity x Education 活動報告】車椅子バスケットに参加!

センターポール @centerpoletime さんの車椅子バスケ体験に行ってきました!🏀 とっても楽しかったです🔥

偶然テレビクルーが来ていたのですが、一通り練習が終わった後に撮影の指示として車椅子を降りるように言われました。「健常者」と「障害者」関係なくボールを回している様子を撮りたいとのことでした。しかし、私は果たしてその表象が正しいのか疑問に思いました。「健常者」と「障害者」という区分を意識することなくみんなが一様に車椅子にのってプレーするのが車椅子バスケ本来の良さだと思ったからです。車椅子バスケのフィールドでは、日常的にはマイノリティとなってしまう、普段から車椅子を使う人たちが輝ける場となります。加えて実際にプレーをして思ったのが、バスケと車椅子バスケは得られる興奮や熱量は同じにしろ、全く違う競技ということです。「バスケのパラスポーツ」としての「車椅子バスケ」ではなく、「車椅子とバスケットボールを必要とするスポーツ」としての「車椅子バスケ」と社会的に位置付けられるようになるのが理想的だと感じました。

現状として、パラスポーツを語る際には「普通の」スポーツとの対比が存在してしまいます。今回参加させていただいたセンターポールでは、「健常者」であっても普段から車椅子バスケをプレーする子どもたちは、「当たり前に」車椅子に乗り込み仲間たちとバスケをし出す姿が非常に印象的でした。誰でもパラスポーツへのアクセスが容易になり、単なる体験に止まらず、パラスポーツが「当たり前」のスポーツとして定着すれば社会モデルとしての「障害」も緩和されるだろうなと、パラスポーツの大きな可能性を感じました。

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