Yuuseiのフィリピン・フィールドワーク報告

フィリピンでのフィールドワークの日々の報告をシェアします。
第6弾は、今回のフィールドワークでのコメディアン&盛り上げ役、ゆうせい!

8月6日 やっとここまで…

8月6日午後11時目的地であったダバオに到着した。ここまでトランジェントなど自らにとって初めてなことが様々あったがそれ以上にその前の準備に苦戦を強いられた。
まずはじめに飛行機のチケット取りが英語のサイトということもあり非常に苦戦を強いられた。そしていかに安くできるかをきょうこ松木先生にレクチャー頂きなんとか予約までたどり着けました。その後機内持ち込みの重さのことでLINEしてちゃんとみてくださいと言われるのはその後の話笑本当にありがとう笑
そしてたつきと100円ショップでの容器の買い物!どんなものが必要であるかをせいから聞いて実際に購入までたどり着きました!100円ショップで使わないものを買わされそうなるのはその後の話笑笑たつきもありがとう笑笑
他にも様々なことを助けていただきみんな本当にありがとう!これからもよろしくお願いします!

8月7日 マーケット

日差しが強く照りつける2日目の朝。日本の暑さよりもジメジメ感や変な暑さではなく、カラッとしているのがとても印象的であった。マーケットまではタクシーで行ったのだが、めちゃくちゃ人が乗っている日本のバスのようなものや5人乗りぐらいの窓が無いタクシーなど非常にローカルさが溢れていて自分はとても好きであった。
マーケットに入るとフィリピン人の人はみんなニッコリしており、こちらの笑顔に対してその何倍もの笑顔で返している姿はとても印象的であった。とても陽気で地元愛もものすごく感じられ、みんな楽しそうにしている姿は今の日本の世の中にも必要なのではないかと感じた。本質的な豊かさについて改めて考えることができたマーケット訪問、また改めて行きたいです!

8月8日  マリンフィル

NGOのマリンフィルに訪問させていただきました。はじめにみて印象的だったのが建物とてもカラフルであったこと。日本的に見たら外観をオシャレにするためにやってるのかなやすごくデザイン性にこだわってるのだなという視点になることが多いが、この建物にペンキを塗るという行為はフィリピンでは普通ではないと聞いて非常に驚いた。建物は基本的にはペンキを塗らないのが一般的であり、ペンキを塗るのは裕福であることを示すことになるということを聞いて非常に驚いた。このような建物1つとっても日本とのギャップを感じることができたのは良い経験であった。
また目の前の田んぼで取ることができたお米などはNGOの方々が購入し、地元の農業に貢献しているということを聞いて地域密着性が強いと感じた。人の協力はとても大きな力になると改めて知ることができた。

8月9日  ココナッツ農園

先日のみんなでの話し合いから地主と小作人の関係が今でもフィリピン残っていることを改めて理解をして実際にはどんなところであるのか?
色々なことを考えながらココナッツ農場を目指していた。ココナッツ農場に着き、歩いて10分とのアナウンスの元歩き始めたがなかなか着かない笑
体感的におよそ30分ぐらい歩き到着。そこでは実際にココナッツの収穫が行われており、このココナッツが衣食住すべてをまかなうことができると聞いて非常に驚いた。
その中でもココナッツ農家の人やここまでの道々でお会いした方々がとても明るく、穏やかであったことが非常に印象的であった。
日本で勉強した地主と小作人との関係は良くないもの、悪いものという印象を持つような教え方をされていたのだが、実際の現場とのギャップに驚いた。本当に楽しそうに作業を行うだけでなく、誇りを持って仕事をしているように感じた。ココナッツ剥きは本当に職人技であった。このような光景はおそらくフィリピンの至る所でも見ることができるのではないかとも考える。
日本の教科書の内容について改めて捉え直したいと思える体験であった。

8月10日 HOJの創設セレモニー

涙が止まらなかった。
この一文に本当に全てが込められていて、HOJに携わる人全ての愛を感じることができた。自分自身は英語やビサイヤ語はなかなか聞き取れない身ではあるのだが、アイーダさんをはじめとした皆さんのスピーチは非常に深く心に届いた。話し方の温度感や気持ちは言語を超えて伝わるのだと知ることができた。このHOJはたくさんの愛で溢れていて色んな人の想いが今のHOJを作っているのだと感じた。あつしさんも言ってたのだが日本では愛というとどうしても飾られてしまう言葉になってしまったり、少し嘘くさく感じてしまうところがあるのだが、ここのHOJではその愛が本質的な実感として感じることができた。とてもあったかくて素敵なこの愛が色んな人に伝わって欲しいと心から思いしました。本当に今の自分の環境に感謝したいです

8月10日 けいじゅ

このフィリピンのフィールドワークに来るまで溜めていた思いを久しぶりに話すと思って意気込んでいたが、多くのことをど忘れしてしまって今回のフィールドワークで感じたことを中心に久しぶりにゆっくりと話すことができた。こんなにちゃんと話すことができたのは高校生ぶりぐらいであった。ここにきて自らの思うことであったり、けいじゅの感じていることやこれからのことについて話した。やっぱりけいじゅの視点だったり、感じ方は改めておもしろいと感じた。僕たちを案内してもらうためにアポ取りや手配などいっぱい色んなことをしてくれて大変なはずなのに涼しい顔をしてサラッと案内しちゃうところとかもやっぱり敵わんなと思ってしまった笑笑
その中で日本にいた時との1番のけいじゅの変化は圧倒的に「肩の力」が抜けていたところだ。だからこそ1番周りをみて色んなことをお手伝いしてくれたのだと感じた。それ以外にもいっぱいすごいと思うことあって勉強させてもらうことがたくさんあった。
いつか必ず2人で何かプロジェクトとかできたら嬉しいな笑笑
この2人の写真をスタートとして。

8月11日 ICTの凄さ!!

午前中の川遊びの後に午後はメディア作製を行った。HOJの子供達のお気に入りの場所を撮影してもらうということで、すずとチーム組んでジェネミーのお気に入りの場所に撮影をしに行った。
ジェネミーの見ているところは新鮮でカメラを一生懸命持って色んなところを撮影してくれたのは非常に嬉しかった。その中でもところどころの会話に冗談を混ぜてくれてとても面白かった。
その後編集作業に移ったのだがこの暑さの中で体力が大きく減り、そして編集の仕方もよく理解できてないダブルパンチで作業は難航した。だが、せいからのサポートでとても円滑に編集を行うことができた。はじめは編集は自分はできなそうだなって感じたれどやっていくうちに面白くなってきて、たつきとせいが抱いている面白さに触れられた気がした。本当に2人の編集力はすごい。これからちょっと編集したいという気持ちが湧き出てきました!
発表も全員個性があってとても面白く、使い方によって色んな個性が出せるのはICTの強みであると感じました。

8月12日 ついに最終日

今日は最後午前中にこの前も少し訪れたバイバイバトバト村に改めて訪問をした。今回は宿舎の家にも上がらせてもらい、いつぶりかわからないがハンモックに乗ってテンションが上がっていた。
そして村の子ども達とともにこれが本当の海の家だろうというところに行ってみんなで海を眺めてた。自分達の声と波の音だけという素敵な空間。
その中でウクレレを持っていたけいじゅと久しぶりに歌った。そしてみんなで歌った。
時間がゆっくりと流れる感覚は日本に帰っても忘れたくないなって心から思った。
今回のフィリピンワークを通して「本当の豊かさ」ってなんだろうや「幸せ」ってなんだろうっていうのを改めて考えさせられた。経済的には豊かである日本にないもの、もしくは忘れかけているものがいっぱいあったと感じている。自分達の今ある「当たり前」をやはりより大切にしたいと思った。この気持ちはこれから生きていく上でもずっと大切にしていきたい。

8月13日 最終日・改

ダバオを出発し、マニラでのトランジットで約6〜7時間空港で待っている間にみんなで色んなことを話した。この時自分は絶賛風邪にやられており、寝るにも寝れず喉のイガイガと溢れる鼻水と戦っていた。
その中でも眠気を飛ばすぐらい話し合いが発展したのでこの状況下でもメモをしながら話し合いに参加していた笑笑
特に印象に残ったのは「意味づけ」の話。
今やっていること全てに意味を持たせようとする傾向にある自分の中で、本当に全てにおいて意味づけする必要があるのかという観点では確かにその通りであると感じた。
今あることを全力でやることも大切であってその全力でやった点がいつか線で繋がれたらそこを全力でやって良かったと感じると思うのだ。自分自身も部活を中高時代行っていてその時は必死でなにも考えられなかったが、今思い返すとこの経験が線として繋がることが多々ある。これから自分もゴールが見えないことをやることが多くあると思うがそこに対して全力でやっていつしかその点を改めて線で繋げられるようにしたいと思っています。

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