【2期生】第4回目ゼミ:インプロ&ゼミ運営を考える

第4回目のゼミは、ゼミ運営について考えました。ワタルがゼミ運営について提案してくれたことを受け、ワタルのファシリテーションのもと、ゼミ運営についてしっかり考えていくことにしました。こういうの本当にイイ!前回までは見えてなかった、何か楽しい未来が見えてくる。「ことば」がつながり、新しいものが未来がうまれてくる。最高だね。ゼミ生。加えて、だいすけ&ゆうせい&はるかがインプロワークをしてくれました!

だいすけ&ゆうせい&はるかが、「魔法の箱」のインプロワークをしてくれました。私たちは、全体の前で「意見を出す」ということにためらうことがあります。これは今までの学校教育で「正解を知っている人だけが答える」「知識がある人が質問する」「わかっていないのに質問すると冷たい目でみられる」といった経験が身体化しているという側面があります。

これまでの学校教育では「質問をすること」「意見をいうこと」は知識があることが前提となっていましたが、実はそうではなく、「質問をすること」「意見をいうこと」は、関係を作り出すものです。誰と?それは、「人」「社会」そして「未来と」です。それについて問いをもったり、(意見の)観点をもったりすることで、私たちはそのことについてグンっと近けます。逆に、それがないと、自分ごとにならず、距離をおいたまま近くことができません。そういった意識になろう!といってもなかなかできないため、私たちは「学びほぐし(unlearning)」が必要です。その方法のひとつがインプロです。

今回、だいすけ&ゆうせい&はるかがしてくれた「魔法の箱」は、そういった意見をだしていくための活動です。どんな時に意見がいいやすいのか、どんな時に意見がいいにくくなるのか、そこから「どんな環境や働きかけをすれば、人は創造的になれるのか」ということを体験を通して気づいていけそうです。こういった気づきの積み重ねをどんどんしていければいいなって思いました。

このインプロに刺激をうけて、私も何かやりたくなっちゃって、ゼミ生の時間をもらって(むしろ奪い取るように!)、私もひとつインプロワークをしました。「拍手まわし」から考える「プレゼンテーション」です。私も大学生もプレゼンをする機会はたくさんあるのですが「プレゼンテーション」が何かについてゆっくり考えることはありません。プレゼンの方法については「ノウハウ」を学ぶことはあっても、プレゼンが「本質的に」どういうものかについて考えることなく、「こうしたほうがいい」「こうすべきだ」「これがいいプレゼンだ」という情報だけがはいってきます。こういった「こうすべき」「これが正しいプレゼンた」という方法(道具)に振り回されることなく、自分たちにとって「プレゼン」がどういう意味なのか、何をしたいのかの軸を持った上でプレゼンできると、「自分らしい」プレゼンができるかと思います。下記の映像はその時の振り返り。私も驚かされる気づきがたくさんあって、とてもプレイフルでした。