【白いキャンパスに色を塗っていくように】

おそらくこれは頭の中でテンパっている時の写真。
(文責:鈴木慶樹)

画像に含まれている可能性があるもの:2人、鈴木 慶樹さんを含む、座ってる(複数の人)、あごひげ、室内



普通にハーリド、アヤ、オマールの家に行くのはすごくいい時間をすごせたんだけど、プロジェクトを作り上げる身であるからには、聞きたい情報を聞かなくはいけない。

最初、質問をいくつか投げかけてみるんだけど、それはうまくいかなくて、相手から返事が返ってきてまた質問してそれに返事が返ってきて。。この繰り返し。最終的には話が詰まって変な雰囲気に。

先生はぐいぐい話を広げて話を深めて、本当にレベルが違うなと思った。

翌朝にアドバイスをもらった。話の聞き出す時は、相手がその時の情景を思い出せるような聞き方が大切だと。

まずは自分を物語の世界の中に入れてみて、相手に1つ質問をしてみる。相手から返事があると、いままで何もなかった世界に相手に返事が色付けされる。あとは、白い部分を質問で埋めていけばいいとのこと。

これには正直ビビッときた。2人で、会話を通して1つの場面を完成していけば、たくさん話を聞けるし聞きたい内容に沿った話を聞ける。

また、話を聞く前に何かしら「はい、今私はあなたの世界に入りました」というサインを自分なりにするといいんだそう。先生は、半歩だけ相手の方に近づくんだって。これからやってみよう。

てことで、オマールの家庭訪問へ。いろいろ予定が変わって最初は自分だけ行くことに。いままで頼り切っていた先生もいないから、不安だったけど、まさかの朝に聞いてその日に実践できるチャンスが来るなんて!

結果として、本当にやりやすかった。教えてくださってありがとうございますという感じいっぱい!

オマールの家のお母さんはすごく素敵な人で、イスラームの豊かな文化をたくさん教えてくれた。この訪問を通してイスラム文化についてたくさん触れているから、それも文章でまとめたい。

以上、話の聞き出し方のお話でした。