第一回 ワールドカフェ!(4/25)

こんにちは!Web担当の、仙波結唯ことゆいです!第3回(4/25)のゼミでは、ゼミが始まって初めてのワールドカフェを行いました!発表を行ったのは、けいじゅ、けいと、岸先生でした。

岸先生のプレゼンについては別の記事「WC報告 新しいことへのチャレンジ!」があるのでそちらをご覧ください。この記事では、けいととけいじゅの発表についてまとめます。

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【けいじゅ】

皆さん、こんにちは!国際日本学部3年の鈴木慶樹(すずきけいじゅ)です。岸ゼミナールの1期生として活動しています。バスケの試合を見ることが好きです。また、子供のころからずっと硬式テニスを続けており、現在は和泉キャンパスにて準体育会硬式テニス部の副将をしています!

さて、4月25日水曜日に行われたゼミ活動では、「World Café」というスタイルのプレゼン発表会が行われました。「わーるどかふぇ?」と疑問に感じる方も多いと思われますので、簡単に説明させてください。「World Café」という手法は、プレゼンターとオーディエンスがリラックスできる環境を整えたうえで行い、みんなが積極的に話し合いに参加することを促します。例えば、コーヒー。カフェでは当たり前のように出るコーヒーや紅茶などの温かい飲み物。例えば、BGM。リラックス効果のあるBGMをかければ緊張しているプレゼンターも安らげますよね。そして、机といすの配置デザイン。道具の並べ方ひとつで、そこが「教室」になるのか「カフェ」になるのか違ってきます。

こんな風に、いかにそこにいる人たちが安心して議論に参加できるかを考えつくして、そのための環境を整えることが「World café」の特徴です。今後の授業でも「World Café」の手法を用いたプレゼンは行われていくので、これからがとても楽しみです!

そのプレゼンの中で、僕は「『グラフィック・ファシリテーション』の経験を積むにはどうしたらいいか。」という問いを立てました。

皆さんは「ファシリテーター」という言葉をご存知でしょうか。ファシリテーターとは、会議など話し合いの場所で第三者の立場になって参加者の意見を促しまとめる存在を指します。リーダーなどは参加者の先頭に立って積極的に引っ張っていきますが、ファシリテーターは決して参加者を先導するわけではなく、むしろ参加者と一体となって議論に参加します。そして、みなが意見しやすい・意見したいと思えるように環境をそれとなくデザインするのが役割です。

人生を通してプロのファシリテーターになりたいと僕は考えています。そして、グラフィック・ファシリテーションは、簡単に言ってしまえば会議中のメモを絵で表したものです。会議中飛び交う会話内容をイラストや図を通して可視化させることで(グラフィック)、みなが議論に参加できるようにする(ファシリテーション)技術を言います。授業内のグループディスカッションが多いキャンパスライフで、みんなが議論に参加したいって思える魔法の技があったら、知りたいと思いませんか?

そうした魅力に引き寄せられた僕は、プロのファシリテーターを目指しグラフィック・ファシリテーションを学びたいと強く感じるようになりましたので、今回はこの問いを立て、ゼミの仲間たちと話し合いました。

『グラフィック・ファシリテーション』の経験を積むにはどうしたらいいか。

実際にグラファシを用いて話し合いをした結果、出てきたアイデアは…
①物理的手段のデザイン
・グラファシ日記の作成。
・授業メモをすべてグラファシで取る
・有名人の似顔絵帳を作る。

②環境のデザイン
・勉強会を開く。

③ICTを使ったデザイン
・フェイスブックでのイベントを探して参加する。
・SNS, Google等でリソースを調べる。

え!!!?!!
こんなにアイデアが出てくるなんて!!!

僕のグループは韓国出身の仲間もいたので、コミュニケーションにやや壁がありました。けれど、グラフィックで議論をまとめた効果のおかげで、言っていることがその場でキャッチできなくても、イラストや紙に書かれた文字を見て議論に追いつくことができる。そして、いいアイデアが生まれる。

僕にとって、これはとてもうれしいことでした。
実は、5人中3人が韓国出身だったんですよ~~~。

そういった中でこれだけの話し合いができたのは、テニスの大会で勝った時くらいにうれしいものでした!

さて、今日のまとめをすると:
①「World Café」
②グラフィック・ファシリテーション

この2つについて話させてもらいました。なんだか専門知識の説明で終わってしまった感じもしますが、より深い話はぜひ僕の番がまた回ってきたときにさせてください!

お時間を頂戴して読んでいただき、本当にありがとうございました!^^

参考文献
「ワールド・カフェとは?」WORLD CAFÉ. NET,[online] world-cafe.net/about/ (参照)2018-5-8

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【けいと】

私は「自分軸を作る」ということに関して発表をしました。三年生になり、就職というワードが現実味を帯びていくの連れて、自分は将来何をしたいのか、何が向いているのかをよく考えるようになりました。そこで思いついたのが、自分の軸を作る、ということでした。

私は自分軸を作るために三つの活動をしています。一つ目は「人の話を聞く」ことです。就活生、OB・OG、そして岸先生に紹介していただいたラドワンさんに会うなどをしました。ラドワンさんは日本からヨルダンへ中古の自転車などを送るという事業をしているのですが、その話の中で、いかに先方の需要を把握することが大切かということを学びました。というのも、ヨルダンでは俗に言うママチャリが人気で、その他のロードバイクや、クロスバイクといった種類の自転車は売れなかったそうです。ラドワンさんはそこで、ヨルダンでは道路の整備が進んでおらず、ロードバイクやクロスバイクが走る整備がなされていないということに気がついたそうです。この話を聞いて、私は需要から見る地域の問題に興味を持ちました。ゼミの個人研究テーマとしても検討したい所存です。

二つ目は、ライブ配信です。これまで様々なアルバイトを経験してきましたが、このライブ配信というアルバイトは、今まで経験したどんなアルバイトよりもコミュニケーション能力が求められるものです。画面越しの複数の視聴者にトークをし、相手を楽しませてギフトという課金をしてもらい、時給をもらうという仕組みです。自分が何を話すか、どう振る舞うかがそのまま給料に響く世界なので、とてもやりがいがあります。この仕事で、リーダーシップ力やコミュニケーション能力を磨いています。

三つ目はインターンです。インターンではオンラインプログラミングスクールのマーケティングを行っています。インターン生に広報やアポイントメント、契約までの流れなどのマーケティングが全て任せられているので、自分たちで仕事を考え、実行する必要があります。私はその中でも、無料体験セミナーを企画し、集客する班のリーダーとして動いています。この経験を通して、仮説と検証の練習をしています。人から話を聞き、自分の能力を磨き、インターンで生かす、このルーティーンで自分の軸を築いていくことで、自分の就活に役立てたいと思っています。また、その後の話し合いでは、自分の軸はなんだと思うか、強みを生かすために今どんなことをしているか、について話し合いました。ここでは、各々に全く違った強みがあることに気づかされ、自分もよりいっそう精進していこうと思えました。初めてのワールドカフェ形式でしたが、自分が発表し、相手に知ってもらうことで、グループに馴染みやすくなったように思いました。あと数回のワールドカフェ形式のプレゼンテーションを重ねることで、さらに個々が発言しやすい環境になっていくことが楽しみです。

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いかがだったでしょうか。ゼミ初めてのワールドカフェにもかかわらず、それぞれが意見を出し合って議論を深めていけたのがとてもよかったと感じました。第2回、第3回のワールドカフェでもギブの精神でワールドカフェをすすめていこうと思います。