ゼミってこんな感じかぁ!

第2回目ゼミ活動(4月18日)  報告:かんな

ゼミってこんな感じかぁ! -第2回ゼミを通して-

とうとう、今週からゼミが本格的に始まりました!

第2回目ゼミでは、アイスブレーキング&今後の予定やゼミの方向性について話し合いました。今回のアイスブレーキングは、けいじゅ、ゆい、ホヨンが考えてくれました。実際にやってみて、私自身楽しめながらまさにアイスブレークできたので、感じたこと、気づいたことについてまとめてみたいと思います。

<One Word を経験してみて>

One Word(ワンワード)というのをみなさん、知っていますか?

まず、テーマを決めます。
そして、そのテーマについて参加者がひとつの”ことば”をつないで
ひとつのストーリーを創り出すのです。
「ことばつなぎゲーム」のようなものですね。

ルールは簡単!

⑴誰でも入っていける
⑵自分の経験に関連させる
⑶次の人が繋げやすいようにする
この3つのルールを共有して、挑戦してみました!

最初、One Wordは簡単だろうと思いました。

が、実際は難しく、テーマと自分の実体験がなかなか繋がらず、苦戦・・・。

でも、誰かが入りやすいように手助けしてくれることで、私も「ことばつなぎ」に入ることができました。こうやって、一人ひとりがただ言葉を発して「終わり」ではなく、次につながるように、お互いが他の人の助けをつくりだしていく必要があるということに、大きな発見がありました。

また、同じ「ことば」であっても、人それぞれによって解釈や頭に浮かぶイメージが違うことに驚きました。たとえば、「ヘルプ」ということば。私は、「身近な人へ手を差し伸べること」と思ったけれど、「ヘルプは誰かのためだけではなく自分が挑戦できるもの」だと考える人もいて、そこに考え方や感じ方の違いがあることに気づきました。

そのため、どういう展開になっていくのかがわからず、意外な方向に向かったり、予測もしなかった流れになったりもしました。まさにこれがOne Wordの”難しさ”であり、”面白さ”だと思いました。

これによって、人によって意見、解釈、イメージが違うことに気づけたと同時に、その違いがあるからこそ「新しくて多様な考え方」を創り出せるということを知りました。

One Wordの活動のあと、みんなで振り返りをしました。「ことばつなぎ」に参加できた人もいれば、できなかった人もいました。それは「なぜか?」についてゼミ生で話し合いました。一番多かったのは、「発言が間違っているかも」「自分の意見に自信がない」「知らないことに対して発言・行動しにくい」といった意見でした。みんな、やっぱり声に出すって怖いし、緊張するもんね。私も勇気を出して声に出せないことあるからすごくわかる・・・。

「それじゃあ、”どうしたら”知らないこと、分からないことに対して挑戦できるんだろうか?」

挑戦できないことは、その人の問題?

いえいえ、そうじゃない。

これが重要なポイント!

そこでゼミ生と話し合ったのは、「間違っても大丈夫!挑戦していこう!と思える環境ってどんなもの??」でした。
そこで出てきたのが「間違っても誰かが助けてくれる雰囲気、環境作りが大切」ってこと。

もし自分が発言した時、それが的を得た意見でなくても誰かがそれに対し助言してくれたらすごく安心するし、誰かが抽象的な発言をした時にみんなで具体的にしていけば、トピックが広がってどんどん参加しやすくなるよね。

その環境を創るのはゼミメンバーの”みんな”。誰か一人が頑張るのではなく、みんなで助け合って良い雰囲気を作り上げていきたいですね!

<Mini Playを経験してみて>

次に経験したのが、「Mini Play」でした。

Mini Playというのは、小さな即興劇。
シーンが設定され、そこでの役柄が与えられる。
即興的に私たちは、”その人物“になって、その人ならどのような言動をするか”を考える。

これも頭を使うアクティビティでした。
この活動で私が面白いと思ったのは次の2つ!

ひとつは、「場を変えること」。

Mini Playを通してわかったことは、あるアクションをきっかけとして場を変えることができるということ。

例えば、グループディスカッションで話し合う時、みんなが話し合いに参加できることが理想。

でも、たまに誰かの発言力が強くみんなが参加できないことがある。こんな時、あきらめるのではなく、「場を変える」という視点をもってみる。どのようにアクションを仕掛ければ、「場を変えること」ができるか。

これは難しいけれど、私自身挑戦してみたいことのひとつになりました。

もうひとつは、「観察すること」。

シーンを展開していくためには、今自分がどういう状況にいるのか、どのようなアクションを起こせば、相手はどのような反応をするのか、予測した反応でなければ、次にどうアクションをつなげるのかを、次々即興的に考えて、アクションをつくります。

このためには、「観察すること」がすごく大切だと思いました。

<これから>

私にとって、今日の2つの活動は、みんなとどのように”話し合うのか”を考える良い機会になったし、なにより皆の素直な気持ちも聞けたのでとても楽しかったです!

これからも”ゲームのように学べる感覚”で、いろんなことに挑戦していきたいと思いました。

今回でた多くの意見、学びは今後のゼミ活動に役立てられることがたくさんありました!

次回も、楽しく、みんなで学べる活動を創っていきたいです!

それではまた来週^^

文責:かんな