http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2013/1217_1399.html 〜ムスタファ先生の話から〜 トルコでは、学校に行けないシリアの子どもたちが多い。 なぜか?トルコの学校では、トルコ語で授業が行われる。 アラビア語しか話せないシリアの子ども達は授業についていけない。 そして、学校にいかなくなる。 現在では、トルコにいるシリア難民の6割の子どもが教育を受けていない。 では、家で勉強しているのか? それとも、難民キャンプのコミュニティで学んでいるのか? 否。家でも子どもたちは、勉強ができていないという現状だ。 子どもの大人も「学ぼうという意欲」がなければ、学べない。 長引く内戦の中で、子どもたちに学ぶ意欲・意義をどう持ってもらうのか。 課題は大きい。 ムスタファ先生は、将来シリアを背負っていくリーダーを育てるためにも、学ぶ場を提供したいと学校を作られたそうだ。 ********** ムスタファ先生のお話はとても参考になった。 来年2月にUNRWA@ヨルダンで教育分野のスーパーバイザー向けの研修をする。内容は、授業の質向上に関するもの。教育の質向上というと、いつもなら、インストラクショナル・デザインとか学習理論に基づいた理論や事例を現地の教育状況に合わせて扱うんだけど、今回の研修内容については、これまでとは違う。 内戦下という状況において、学ぶ意欲や意義を実感しながら学べる方法はなにか。 難民となっている子どもたちへの教育で配慮するところはなにか。 そんな私の疑問にヒントをくれる内容がたくさんあった。 トルコとヨルダンでは状況も違うだろうけれど、共通するところは多い。 ここで学んだことを、研修に活かしていきたい。]]>

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http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2013/1217_1399.html 〜ムスタファ先生の話から〜 トルコでは、学校に行けないシリアの子どもたちが多い。 なぜか?トルコの学校では、トルコ語で授業が行われる。 アラビア語しか話せないシリアの子ども達は授業についていけない。 そして、学校にいかなくなる。 現在では、トルコにいるシリア難民の6割の子どもが教育を受けていない。 では、家で勉強しているのか? それとも、難民キャンプのコミュニティで学んでいるのか? 否。家でも子どもたちは、勉強ができていないという現状だ。 子どもの大人も「学ぼうという意欲」がなければ、学べない。 長引く内戦の中で、子どもたちに学ぶ意欲・意義をどう持ってもらうのか。 課題は大きい。 ムスタファ先生は、将来シリアを背負っていくリーダーを育てるためにも、学ぶ場を提供したいと学校を作られたそうだ。 ********** ムスタファ先生のお話はとても参考になった。 来年2月にUNRWA@ヨルダンで教育分野のスーパーバイザー向けの研修をする。内容は、授業の質向上に関するもの。教育の質向上というと、いつもなら、インストラクショナル・デザインとか学習理論に基づいた理論や事例を現地の教育状況に合わせて扱うんだけど、今回の研修内容については、これまでとは違う。 内戦下という状況において、学ぶ意欲や意義を実感しながら学べる方法はなにか。 難民となっている子どもたちへの教育で配慮するところはなにか。 そんな私の疑問にヒントをくれる内容がたくさんあった。 トルコとヨルダンでは状況も違うだろうけれど、共通するところは多い。 ここで学んだことを、研修に活かしていきたい。]]>

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