国際ワークショップ2025
Become Developmentalist
:or Maybe You Already Are
「発達主義/発達する人になる：発達心理学再考」をテーマに以下の通り国際ワークショップを実施します。ロイス・ホルツマン博士が主催するオンラインコラムThe Developmentalistに寄せられた読者からの質問や相談を題材にして、発達心理学の意味を再考するという魅力的な内容です。これは、ホルツマン博士の新著 A Developmentalist’s Guide to Better Mental Health. Routledge (2025)に基づいたワークショップで、参加者は発達相談の事例を読み、その相談事例の発達臨床上の意味についてお互い議論しながら、発達心理学とは何かという問題を再考するという、魅力的な２時間半となります。
Play helps us grow at any age: Dr. Lois Holzman at TEDxNavesink
ホルツマン博士のTed Talk（参考に）
▶︎企画：東京成徳大学 茂呂雄二・明治大学. 岸磨貴子
▶︎講師ロイス・ホルツマン博士（East Side 研究所所長）
⇨講師略歴 コロンビア大学で博士号（発達言語心理学）を取得したのち、エンパイアステート大学で教鞭をとりました。1990年から、発達支援シンクタンクのEast Side Institute for Short and Group Therapyで副所長、所長を務めてこられました。下の日本語訳の著書のほか著書・論文が多数あります。日本発達心理学会、日本教育心理学会での招待公演、並びにトヨタ財団プロジェクト（茂呂代表）での招聘など、過去3度日本で講演や学術研究を行っています。
▶︎日時：2025年11月23日（日曜日）9:00-11:30
▶︎開催方式：ZOOM開催
▶︎通訳：あり
▶︎参加者数：40名（上限になりましたら締め切りとさせていただきます。）
▶︎参加費：1人20ドル（East Side Instituteに各自直接の払込）
※支払い後は返金できません。確定してからお申し込みください
▶︎申し込み方法：茂呂先生にメールでご連絡ください。
moro.yuji@icloud.com定員内であるか確認の上、paypalリンクを送ります。
講師の邦文著書
Holzman, L. (2009). Vygotsky at work and play. Routledge.（茂呂雄二訳，2014，遊ぶヴィゴツキー: 生成の心理学へ 新曜社）
Holzman, L. (2018). The Overweight Brain: How our obsession with knowing keeps us from getting smart enough to make a better world. East Side Institute Press.（岸 磨貴子・石田 喜美・茂呂 雄二(監訳)，2020，「知らない」のパフォーマンスが未来を創る：知識偏重社会への警鐘，ナカニシヤ）
Newman, F. and Holzman, L. (1993/2014). Lev Vygotsky: Revolutionary Scientist. Classic Edition. （伊藤崇・川俣智路訳，2020，革命のヴィゴツキー：もうひとつの「発達の最近接領域」理論、新曜社）
Newman, F. and Holzman, L. (1996). Unscientific Psychology: A Cultural-Performatory Approach to understanding Human Life. Routledge. （茂呂雄二（監訳） 岸磨貴子・ 北本遼太・城間祥子・大門貴之・仲嶺真・広瀬拓海2022，パフォーマンスアプローチ心理学：自然科学から心のアートへ．ひつじ書房）