今年度最後の「マルチメディアの制作」だった。積み上げ式の実習なので、欠席していた人は、苦労をしている。欠席者支援のためウェブ教材をつくっているので、それでキャッチアップできるが、過去の課題をしている間に次の課題が進むので、不安を感じている。やらない→わからない→できないというこの悪循環は自分で解決するしかない。授業に出るというのは最低限の義務であり、その義務を果たさす、「分からないからできない、できないから不安」というのは、教員側では対処が難しい。この冬休みに欠席した分を取り戻してもらいたい。 ただし、学生にとってかわいそうだな、と思うこともある。本学でFLASHやPREMIREが使える教室は限られている。しかし、その教室はほとんど授業で利用されているため、自由に使用することができない。できたとしても昼休みの1時間だけ。こういうった作品づくりにはまとまった時間が必要になるが、それをする環境が十分ではないことは確かだ(土曜日はいつでも使えるが)。また、FLASHや PREMIREは高価なソフトなので、学生が個人で購入するのは難しい。そのため、授業では、かなり難易度を低くし、15回の授業ですべて完結するようにデザインしているが、中には、少しレベルをあげてがんばりたい、という学生もいる。その場合、制作にまとまった時間が必要となる。この部分、改善したいとは思う。

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