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最終日もすばらしいセミナーとなりました。 最終日は、教育工学関連のテーマで収集された質的データを分析しました。 分析データを提供くださった今野先生(明星大学)、三宅先生(関西大学初等部)、ありがとうございました! 講師の箕浦先生に心から感謝申し上げます。 研究意欲がグーーンッと上がり、脳がいい具合に活性化しています。 というか、考えることが楽しくて、ワクワクして、脳が「考えること」を欲しているのを感じます。知的好奇心です✨ ところで、セミナーの中で印象的だったことのひとつがUjihashiさん(NHK)の言葉。宇治橋さんは、NHKのディレクターとして教育番組を制作されており、フィールドノートの分析を通して「映像制作に似ている」とおっしゃっていました。つまり、全体を見て(全体観察)、視点を決めて(焦点観察)、その軸から全体を見直し(軸足コード)、現場で起こっていることを描写する。まさに質的データの分析過程ですね。これについて、箕浦先生もセミナーで「ルポタージュとの違い」について述べられていましたが、そのプロセスはとても似ているのです。私は映像制作もしていたので、質的研究が大好きなのもそれに関連しているのかもしれません^^ 優れた視点をもつことで、そこで見えているものは、いろんなことを語ってくれます。Fred先生(Fred Newman)の言葉を使うなら、下記のとおりです。 「We carry around views and attitude about how things should look-not just how they should look in some evaluative sense, but what they should look like.」 質的研究を通して、パラダイム(by トーマス・クーン)について意識的になり、新しい「見え(views)」への可能性が広がるといいなぁと思います。 【セミナー報告】 26日は質的研究ウィーク第4回目のセミナー「教育工学における質的研究の論文作成検討会」を明治大学中野キャンパスで実施しました。講師は、箕浦康子先生(御茶の水女子大学名誉教授)です。 ★詳細はコチラ★ https://www.jset.gr.jp/sig/sig09_20160226.html
第4回目では教育工学の研究分野で収集された質的データの分析を行いました。扱った事例は次のとおりです。 (1)料理サークルにおける発話分析(インフォーマル学習) (2)NHKの教育番組を活用した授業分析 (3)思考スキル育成のための授業実践のフィールドノート分析 はじめに(1)の発話を全員で分析しました。実際に分析してみると、フィールドノートに「何を」「どのように」記録すべきかがよくわかってきます。箕浦先生いわく「10年たってもその情景が明確に見えてくるようなフィールドノート」とはどういうものかについて考えさせられました。自分が記録するフィールドノートは自分が分かっているため、情報を書き損ねてしまうけれど、他の人のフィールドノートをみて、「情景が見えにくい」という体験をし、何をかくべきか、どう書くべきかについてとても考えさせられました。 次に、(2)と(3)のテーマのデータを分析しました。参加者は希望するデータを選択し、3−4人で分析しました。前日と同じようにいろんなリサーチクエスチョンがでてきて、興奮しました!ほんといろいろ見えてくるんですね!すごく面白かったです。 軸足コードまで全員で行い、「何か見えてきたかも!?」というところで終了。箕浦先生が、そこから見えてきたことに理論的な示唆を提示くださいました。たとえば、「それは・・だから、Valued spaceとかValued timeの観点から捉えるといいかも」という言葉を聞いて、その発想は私にはでてこない・・と思いました。そして、見えてきたことをしっかり理論的に捉えることができるように、常に幅広く文献をあたって関連する理論とつなげれるようにしなきゃと思いました。 続きは、データを提供してくださった先生方に分析をしていただき、結果を楽しみにしたいと思います。 私自身とてもとても充実したセミナーとなりました。5日間連続の質的研究ウィークもこれにて終了となります。 講師の先生をはじめ、参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました! 来年度のセミナーのアイデアや提案も随時募集しておりますので是非ご意見聞かせてください。 本日参加された方は是非第4回目の感想やコメントなど投稿お願いいたします。 (文責:岸磨貴子@明治大)
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