今日は、HRICプログラムのソリューションアプローチDの集中講義1日目。 RE PUBLICのTさんとUNHCRのMさんを講師にお招きして、ワークショップを実施しました。テーマは、Boundaryの観点から問題をとらえ、Boundary objectの観点からソリューションアプローチを提案するというもの。これを聞いただけだと、意味が分からないと思うのですが、これは本授業を受けた人の特権です^^ ある社会問題のソリューションを考える時、考える枠組みが必要です。枠組みがないと何も見えてきません。枠組みがあると見る視点が決まるので問題がよく見えてきます。一方、その枠組みがあることで見えなくなることもあります。そのため、いろんな枠組みを使って、問題を多角的にみて実施可能なソリューションを考える必要があります。Boundaryの考え方はその枠組みのひとつ。 授業では、まず、問題解決のアプローチとしてのboundary objectについて田村さんに講義してもらい、その後、Mさん@UNHCRに難民の現状について講演いただきました。午後は、Mさんの講演をもとに実際にある難民問題をboundaryの観点から問題を見つけ、boundary objectの観点からソリューションを提案するというワークを実施。学生たちの柔軟で独創的な発想に感心! 私自身もとても楽しく、いろいろ経験できました。また、Mさんのお話しを聞いて改めて難民問題についてしっかり学び続け、できることをひとつでも多く行動にしていきたいと思いました。それにしても、英語での授業は楽しい(授業は英語です)!学生時代にこういう授業を経験するってすごくいいね。 写真は、ワークのアウトプット。最近、グラフィックレコーダー(http://tokyo-graphic-recorder.com/)に関心があるので、こうやって思考を可視化するというワークの手法もとても興味深かった。
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