それにしても自分がどれだけ断片的な知識しかないか痛感。展示を見て聞いたことがあるものは多いけれど、(ビル先生に)説明するとなると難しい・・(汗)。たとえば、平家物語と聞いても「祇園精舎の鐘の声……」くらいしかイメージできないし、説明もできず。また、平清盛が悪人として描かれている浮世絵を見ても違和感なし・・・(黒上先生が「清盛は悪人のイメージはなかったなぁ」というのを聞いて、はっとした)。 これからは蓄積した知識量ではなく、深い理解が評価されます(2020年には大学入試も変わりますしね)。昨日のシンポジウムで議論した21世紀型スキルへの学びの転換の重要性を自分事として実感。知識を暗記するのではなく、広げたり、つなげたり,深めたりして理解していく。そのためには、学習者自らが問いを持ち、それを探求できるような教育が必要になってくるんだろなぁ。浮世絵展で、絵を見ながら、描かれている物語やそこに表現されているものを読み解きながら意見交換している2人の女性がいて、それを横で(盗み)聞きながら、こういう学びって楽しいだろうなぁって思いました(思わず、ご一緒させてくださいと声かけたくなりました)。 夕方は、日本教育メディア学会の事務局会の後の夕食会に合流。鈴木先生@熊本大、宇治橋先生@NHK、中橋先生@武蔵大、今野先生@明星大たちが、学会の運営や未来についての話しをしているのを聞いて、いろいろ勉強になりました。こういう話しを聞きながら、学会という組織について理解を深め、もっと関わっていくようになるんだろうなぁと思いました。 ところで、夕食会後、道ばたにあった「そろばん塾」のポスターを見たみなさん。「パソコンとそろばんを一緒に置いてあるけれど、これはアナログとデジタルを融合した教育をしているということかな」などアカデミックな(?)議論で盛り上がっていました(笑)(写真④) 写真① 午前の研究会。 写真② 黒上先生とビル先生と原宿の太田記念美術館へ。 写真③ 日本教育メディア学会の事務局会のメンバーと。
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