先週末、情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)に参加してきた。 http://www.icte.net/seminar/detail/187.php この研究会の対象は主に高校の教科情報を担当されている先生なのだけれど、大学で情報関連科目を担当している身としては、 ・高校でどういった取り組みがされているかを把握すること ・どのように高校ー大学の接続を考えて授業を展開するかということ を考えたくて参加した。 いやぁ。楽しかった! こういう研究会で発表させる先生も参加される先生も、独創的で最先端の実践をされている方が多いのでとても刺激になった。 特に興味深かったのは、「情報」に対する高校と大学の意味付けの違い。 高校生にとっては、教科情報はめんどくさい科目だったりする。 受験で必要なわけでもないので、なんで情報をやらなきゃいけないんだ、意味付けができない生徒が少なくない。そのため、高校の教科情報で課題となっているのは「生徒の主体性」。 大学に行くと情報を学ぶことは不可欠になる。情報というと、ネットワークや情報処理、機器活用のイメージがあるかもしれないけれど、それだけじゃない。情報学とは、問題解決の学ともいえる。大量の情報の中から自分の問題解決(探求)のために必要な正確な情報を選び、それを利用可能な形に加工して、実際使っていく。機器の操作が分かれば、できることが格段に広がる(これを分散知能という)。つまり、情報機器を介して、考えれること、できることをいくらでも広げることができる。 高校まではどちらかというと受動的な学び(与えられた知識を暗記する)が多いけれど、大学にいくと能動的な学び(自分から課題を見つけて問題解決する)が不可欠になる。そのため、大学では、問題解決の道具や方法として情報の必要性(意味)を感じることができる。 情報に力をいれているある高校の先生が、 「私達の高校を卒業した生徒が、大学に進学してから、他の学生よりもより早く、より多くのことを学び、挑戦できていると卒業後に報告にきてくれた」 と言ってた。 高校の時に、学び方、問題解決の仕方としての情報をしっかり学んできた生徒たちは、それが活かせる大学でその力を発揮できたのだろう。高校では、受験のための知識習得が多いので、生徒らは情報を学んでもそれを活用できる場を多く持たないので重要性を実感できないのかもしれない。高校の「情報」を取り巻く学習環境は、今後の課題のひとつだと思った。 写真は、ICTEのアクティビティで先生方と「来年の取り組みへのこだわり」をテーマに議論したこと。同じグループに、大学院時代の仲間(現 川崎高等学校教諭)もいて、久々に議論できて楽しかった!

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