『思考力育成に関する実践研究』 M先生は同僚のS先生と一緒に「分類する」という授業を設計、実践、評価した。枠組みとしては、関西学院大学の吉田先生が示す「知識、思考スキル、態度」の枠組みを使っている。つまり、思考スキルを教えるだけではなく(知識として)、それを教科横断で活用できる「スキル」、すなわち適応する力を育てたいと考えている。そのためには、「考える(分類する)」という意味づけが子どもの中になければ、難しいという事が実践研究を通してわかったということである。これまでの思考の研究では、思考力を育てるためにメタ認知とか思考スキルという言葉でそれを如何に教えるのか、ということが議論されてきたが、M先生の実践研究を通して、思考力育成のための授業デザインには、「場(状況)のデザイン」が不可欠であることが示された。状況をデザインする際の留意点としてM先生は次の3つを示した。ひとつは、考えさせるテーマについて経験や知識があること(ビオトープの課題では子どもたちは情報が十分でなかったため考えることができなかった)、ふたつめは、考える意味を見出させること(果物を売るという状況設定、児童が店員の立場からという状況設定をすることで、児童は何故自分が運類することが重要かということを理解し、自分の体験や考えに基づいて分類することができた。これがお寿司の分類だと難しかったと予想される)、最後に、制限をかけること(じゃぁ、分類してみましょう、では、児童は何のためにどう分類すればいいかがわからない。ふたつめの要素と関連している)。非常に興味深い発表だった。この研究は、JAPET@上越で発表予定である。 『WEB2.0に関する研究会』 今日はWengerのDigital Habitatを7人で輪読した。一度さらっと読んだことがあるが、じっくり事例と照らし合わせながら読んだことがない。そういう意味では、じっくり考えることができてよかった。この枠組みを使って具体的に事例を分析するなどして、研究をすすめていきたい。]]>

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