入室にむけて(ガイダンス&演習試験)

岸ゼミに関心を持ってくれたみなさん。ようこそ!
このページは岸ゼミ入室のための情報をまとめたページです。
岸ゼミってどんなところ?という情報も少し載せています。

インスタグラムでもゼミの様子がみれますのでそちらも参考にしてください。

インスタグラム:kishiseminar.meiji

 

<1次演習試験について>

10月11日~10月15日の間、学生の演習試験1次申し込みを受け付けます。

ゼミ紹介ビデオはゼミページのウェブにアップされていますが、東進ハイスクールが取材&映像配信しているものもありますのでシェアします。ゼミの活動を取材いただいたのでイメージがわくと 思います。岸ゼミの専門は「教育工学(Educational Technology)です。様々なメディアやテクノロジーを活用して、多様性のある人々の才能が発揮できる教育/学習環境をつくっていくことを実践しながら研究をしていきます。様々な社会問題を「教育工学」の観点から解決にむけてアクションを起こしていきましょう!

2019年度スケジュール>

10月8日~10日 個別ガイダンスおよび海外留学中の学生への問い合わせ受付
10月11日 1次演習入室試験申し込み開始
10月15日 申し込み締め切り
10月16日 名簿および補助資料配布開始,選考方法共有
10月16日~25日 (学生向け)選考方法通知,(学生・教員向け)教室調整
10月26日 演習入室試験1次選考日(面接を希望する場合)
     →海外出張のため10月24日(木)13:00-20:00に実施します
10月29日 (学生向け)1次選考結果発表および2次選考のお知らせ配信
(2次選考をする場合のみ)

<入室における選考方法>
・志望動機書または(or)面接のいずれかにて選考します。

(1)志望動機書
・A4 1枚以上で作成してください。
・名前、学籍番号、写真(顔がわかるもの)を含めてください。
・志望の動機、ゼミでやりたいこととその理由について書いてください。
・提出期限:2019年10月26日 16:00時厳守
・提出先:m_kishi@meiji.ac.jpに提出をしてください。

(2)面接
2019年10月24日(木)13:00-20:00に10分程度の面接をします。
各自、メールにてアポイントをとってください。

(3)テレビ会議での面接
留学生または面談日に対応不可の学生には、メールでご連絡いただければ、SkypeまたはfacebookのIDをお伝えします。いずれのSNSも利用していない場合は、zoomを使います。
・日時:2019年10月24日(木)13:00-20:00

<ガイダンスにおける学生からの質問>

Q:ゼミの研究テーマは?

ゼミの研究テーマは、ICT(テクノロジー、メディア)✖️教育(学習・発達心理学を含)✖️多様性です。様々なテクノロジーを使い、ひとりひとりの個性が発揮できる学習環境や教育、コミュニティ(社会)を考えていきます。

Q:岸ゼミではなんでもできると聞いたのですが、逆に自分の専門性がわからなくなりそうで心配です。

岸ゼミの研究分野は「教育工学」です。教育工学の研究は世界中で行われ、日本教育工学会もとても大きな学会です。企業や人材育成の分野ではinstructional Design、学校現場やワークプレイス研究ではLearning Scienceとも言われます。教育工学では、学校教育、人材育成、企業教育、インフォーマル教育、コミュニティ開発(コミュニティにおける教育)、異文化理解教育、教材開発、ワークショップのデザイン、場のデザイン、異文化共修、日本語教育など、人が学ぶ場が研究対象です。主に、「人はどのように、なぜ学ぶのか」という心理学と、「人が学ぶためにどう支援していけるのか」という工学的アプローチの両方から実践研究することになります。こういったことを理論として知るだけではなく、実践できるようになることが大切です。ゼミで「なんでもやっていい」というのは、教育工学の観点から実践をデザインし、実施し、評価ができることだということです。

日本教育工学会
https://www.jset.gr.jp/

また、岸ゼミでは「知る」=「関わる」「つくる」であることを大切にしています。これまでみなさんは「知る」=「教えてもらう」という教育を受けてきました。ですのでゼミでも専門を身につけるためにゼミに入って「教えてもらう」という意識がどこかであるのではないでしょうか。本来、人が「知る」「わかるようになる」「できるようになる」のは、コミュニティへの参加を通してできてきました。ところが、学校教育に慣れてしまったわたしたちは「教えられる」ことが当たり前になっています。岸ゼミでは、知るということを「関わる」「つくる」であることを実感すると同時に、実践をしながら理論を学び、理論を実践にいかしていくことを大切にしています。

Q:ゼミの雰囲気は?
ゼミのコンプセトのひとつはnon-knowing growing(unknowability:わからないことに挑戦しながらの成長)を通した頭一つ分の背伸び(a head taller)です。わからないことを楽しみながら、一歩一歩進んでいます。下記の映像はガイダンスで雰囲気の質問を受けて、ゼミ1期生と2期生の様子を撮影しました。

1期生

2期生

Q:韓国や中国へ学会に行っていたようですがそれはなぜですか?
毎年希望するゼミ生は、国外学会へ参加します。1期生3件、2期生は1件(大学の試験期間と重なったため)発表をしました。英語で他国の学生(主に大学院生)と議論するのはとても勉強になると思います。自由参加です。2020年度の国際学会(International Conference for Media in Education)日本開催で甲南大学で実施予定です。

Q:フィールドワークについて教えてください。
岸ゼミでは1年に1度国内外でフィールドワークを実施します。1期生は日本の秋田県五城目町とトルコで、2期生はフィリピンのミンダナオ島のバトバト村でフィールドワークをしました。

秋田県五城目町は町おこしで有名な場所です。五城目町とのつながりはありますので、関心がある人は五城目町での各種イベントに参加可能です。プロが制作した五城目町の紹介ビデオあがりますのでご参考に。

2期生のフィリピンでのフィールドワークはこちらからご覧ください。

フィリピン・フィールドワーク(2019年)

Q:教育工学の領域をあまりしらないのですが学校教育がメインですか?
教育工学の領域は広く、学校教育だけではなく、生涯学習、インフォーマル学習、人材育成、ワークショップ、プロジェクト型学習、組織運営などがあります。工学は、ハイテクノロジーのイメージもありますが、それだけではなく、普段私たちが使っている人工物(artifact)もテクノロジーです。たとえば、「タバコの灰皿」も人が集まる場をつくるテクノロジーです。ゼミ紹介ビデオに少し詳しい説明があります。

Q:ICTに強くありませんがついていけますか?
ICT活用は目的ではなく、手段です。研究や実践に必要なければ使う必要はないですし、必要でしたら必要に応じて使えるようになっていってください。ただし、国際学会や国内の研究会や様々な場で発表していけるようにプレゼン力、メディア表現力はつけてもらいたいと思います。そういう意味でもメディア表現力が高いゼミであることはめざしたいです。

また、ゼミ生たちには自分たちでワークショップを企画し、実施することを強く推進しています。これまでもゼミ生企画の多くのワークショップが実施されてきました。企画し、実施し、評価し、次に生かすというこのサイクルを何度か経験します。その際に、広報、教材制作、打ち合わせ、実施の際の説明などでICTを活用しますので、メディア活用には強く慣れると思います。これまでゼミ生たちが企画したワークショップの一部はこちらで紹介しています。

WORKSHOP&SEMINAR

Q:評価はどのようにされますか?
三年生前期は、プロジェクト活動が評価の対象です。
三年生後期は、卒業研究にむけた文献研究の発表と研究の背景の整理です。
四年生前期は、卒業研究の中間報告(口頭発表と中間報告の提出)
四年生後期は、卒業研究の提出と発表(三年生に向けて)です。

3年生秋学期:自分が調べた文献を他のゼミ生に紹介し対話する様子

Q:卒業制作とはどういうものでしょうか?
卒業制作は、卒業論文と同様で、問いを持ちそれを追求することを目的とします。卒業研究は、みなさんが取り組む実践についてまとめるもの(実践研究)、調査をしたこと(インタビューをしたこと)をまとめるもの(調査研究)、何か問いをもって文献を中心にまとめるもの(文献研究)、何か作品を作り出すもの(3期生でいうとミュージカルやダイバーシティ促進の映像制作など)。以下の映像は、学生がインドで調査してまとめた映像で、サンプルとして例示します。その下にあるブックレット(冊子)は、1期生の鈴木さんがトルコのフィールドワークの調査結果をまとめた卒業研究のひとつです。

Q:研究テーマはなんでもいいと聞いたのですか。
基本的には、自分の興味関心、問題意識をもったことを問いをもって探求していくのであればなんでもOKです。卒業研究をする意義は次の3点です。

(1)大学4年、ないしこれまでの学校教育の中で自分の問題意識や関心からはじめる探求(研究)を大学のうちに(しんどくても)経験をしておく!
(2)卒業論文・制作は、最初から明確なゴールがなく、作りながらわかっていくこと。それは大変で辛いことでもあるけれど、だからこそゼミで取り組む意義があるのでやる。ひとりでできることなら今じゃなくてもいいけれど、これは協力しながら進める事に意味があるから。
(3)論理的思考、論理的な説明、伝えるではなく分かる表現を鍛えること。これらはトレーニングで鍛えられるので、それを大学のうちにしっかり身につけておく。

研究=探求です。おそらくこんなに時間をかけて自分のやりたいことを自分で探して言語化(まとめていく)ことは初めてだと思います。不安もあるだろうけれど、だからこそゼミで取り組み意義があります。やったことがないこと、経験したことがないことは不安でいっぱいでしょうが、だからこそ、面白い、という発想で進めて行けたらいいなと思いました。

ゼミのガイダンスでも説明しましたが、卒業論文にはタイプとして①実践報告、②文献調査、③調査報告があります。3年生でゼミ生が参加したり、つくりだした活動について報告します。ただ報告するだけではなく、実際にやってみて成果と課題を巻きます。またなぜそれをするのかについては、先行研究を読んで意義をしっかり明確にします。これが実践報告です。

調査報告は、自分が知りたいテーマについてフィールドで調査(インタビューや観察)をしてそれをまとめます。調査したことをまとめるだけではなく、なぜそれを調査したのかを先行研究を読んで関連づけます。また調査の結果、わかったことをまとめます(考察)。1期生の鈴木慶樹さんがまとめてくれたものが参考になると思います。

文献調査では、自分が関心のある問い(たとえば、グループワークのデザイン、対話のデザイン、ICTを活用した英語教育など)について、幅広く文献で調べ、問いに答えていくように文献を整理していきます。

ほか、卒業制作というものがあります。岸ゼミでは、ミュージカルを作ったり、映画を作ったりするゼミ生がいますが、これは卒業制作として位置付けています。

(1期生の鈴木さんのトルコでの調査をまとめた冊子:調査報告&卒業制作)

Q:ゼミの時間以外の活動時間はどれくらい必要ですか?
岸ゼミでは、ゼミ以外の時間を多く使います。基本的に、ゼミ生は自分たちの興味関心、問題意識に基づいて社会と連携したプロジェクトつくります。これは個人でもグループでも可能です。ゼミではこれらの活動の進捗状況や悩んでいることを全体で共有したり議論したりするのに使いますが、基本的にこれらのプロジェクト活動はゼミの時間外で行います。また、ゼミとして行うオープンキャンパスでの活動、プレゼンテーション大会などにも基本的には参加したいので、ゼミの時間以外の時間を確保し、これらのプロジェクトや活動に参加できる学生を希望します。また、前提としてゼミは2年間最後まで参加してください。探求(研究)や活動を生み出すことはパワーがいりますが、多くを学ぶことができます。途中で投げ出さない人を第一に優先してゼミに入室していただきたいです。なお、ゼミの定員は15人前後です。3年生と4年生が合同で活動を行うことが多いためです。

Q:3・4年生の連携はありますか。
4年生は水4限、3年生は水5限にゼミがあり、どちらも参加します。また、プロジェクトも一緒に活動をしていくことが多いでしょう。
ゼミの時間は、3年生が水5限、4年生が水4限です。3年生は4年ゼミに参加してもらってもOKですし、4年生も3年生ゼミに参加することがあります。