2025.12.14 - イベント2025年12月20日(土)の第1回ABR研究会を実施します。詳細はこちらのウェブページからご覧ください。→ 詳細はこちらから
2025.11.8 - イベント【ドキュメンタリ演劇鑑賞申し込み】2025年12月20日(土)の第1回ABR研究会で実施される2本のドキュメンタリ演劇のお申し込みを始めました。先着順となります→ イベントの詳細はこちらから
2025.11.5 - お知らせ【資料共有のご案内】2025年11月2日(日)の日本教育メディア学会ABR SIGでの発表資料共有です。パスワードは学会会場にてご案内したパスワードです。→ ファイルダウンロードはこちらから
アート的探究を通じて、既存の枠組みにとらわれない多様な知を探り、社会に新たな価値と可能性を生み出す学びのプロセスを創造する。
アート的探究を通じて、人々が他者の視点に触れ、自らの世界を広げ、多様な背景や価値観を持つ人々が共に生きる社会を創造する。
(1)新たな学びの手法を開発し実践する
アート的手法を取り入れ、既存の枠組みにとらわれない学びの場を創造する。
(2)多様な知の構築を支援する
アート的表現を通して言語化が難しい感情や経験を引き出し、新たな知の構築を支援する。
(3)対話と共感を育むプログラムを開発する
異なる文化的背景を持つ人々がアートを通じて関る場をつくり、多文化共生を促進する。
(4)社会課題に取り組む人材を育成する
社会課題解決に関する探究プロジェクトを支援し、共生社会の担い手を育成する。
ABRとは、アートを研究手法として取り入れる研究方法です。従来の研究では、数字やデータを分析して結論を導き出すのが一般的でした。一方、ABRでは、絵を描いたり、音楽を作ったり、演劇を演じたりといった創作活動そのものを研究の過程として活用します。
例えば、ある社会問題について理解を深めたい場合、その問題をテーマにした絵画を制作したり、演劇を行ったりすることでデータ分析だけでは見えてこない新しい視点や気づきを得ることができます。
ABRの特徴的な点は、研究者自身も創作活動を通じて変化していくことです。 研究者は単に観察者としてではなく、創造的な活動に参加することで、予想もしなかった発見をしたり、新しい問いを見つけたりします。そのため、ABRは「新しい知識を生み出していく探究方法」とも言えます。
このように、ABRは芸術活動を通じて、既存の考え方や価値観に新しい視点をもたらす革新的な研究手法です。
本研究チームは、現在、12のプロジェクトに取り組んでいます。
国内だけでなく国外の研究者や実践家とつながりながら、
学校とコミュニティを中心にさまざまな活動に取り組んでいます。
ABRでは、文学、音楽、ダンス、パフォーマンス、ビジュアルアート、映画など、多彩なメディアが活用されます。これらを通じて、小説、コミック、コラージュ、脚本、演劇など、多様な表現形式が生まれます。本ウェブページでは、これらのアートジャンルに基づく事例をわかりやすくご紹介し、探究や教育への活用のヒントをお届けします。
高校の総合的な探究の時間、フィールドワーク、多文化共生の取り組み、まちづくり、異文化理解教育、そして大学のゼミ活動など、ABRはさまざまな実践の場で活用されています。本ウェブページでは、具体的なフィールドやテーマに基づいた事例を紹介し、ABRがどのように現場に活かされているのかをお伝えします。
本ウェブサイトは、科研費助成事業(基盤研究(C))「探究学習を多様化するアートベース・リサーチ: 循環的共創を生み出す教育環境デザイン」(課題番号:24K06243)の研究チームと共同研究者および研究協力者によって運営されています。※詳細はこちら
| 日付 | 回数 | 内容 |
|---|---|---|
| 10月22日(水) | 第22回目 | ABRハンドブック第28章 健康科学でアートベース・リサーチの謎を深める |
| 11月5日(水) | 第23回目 | ABRハンドブック第30章 美から学ぶ |
| 11月19日(水) | 第24回目 | ABRハンドブック第31章 アートベース・リサーチを評価するための規準 |
| 12月3日(水) | 第25回目 | ABRハンドブック第32章 アートベース・リサーチにおける翻訳 |
| 12月17日(水) | 第26回目 | ABRハンドブック第33章 アートに基づくライティング |
| 1月14日(水) | 第27回目 | ABRハンドブック第34章 アート、エージェンシー、そして研究倫理 |
| 1月28日(水) | 第28回目 | ABRハンドブック第35章 教育方法としての美に基づく研究 |
| 2月11日(水) | 第29回目 | ABRハンドブック第37章 公共にひらく |
| 2月25日(水) | 第30回目 | ABRハンドブック第38章 アートベース・リサーチの可能性を実現する |
本ハンドブックは、ABRの基本原則、方法論、応用例を紹介し、創造的な研究が学際的な知識構築にどう貢献するかを解説しています。教育や社会科学などでの研究例を通じて、アートがもたらす新たな洞察や視点を探求し、研究の新たな可能性を提示します。
『アートベース・リサーチ・ハンドブック』福村出版
パトリシア・リーヴィー(編著),岸磨貴子,川島裕子,荒川歩,三代純平(監訳)
日本教育メディア学会は、2024ー2026年の3年間、ABRをテーマとしたSIG活動(特定課題研究として)を行います。年次大会では課題研究でABRに関するセッションを設けると同時に、オンラインで参加や対面で参加できるさまざまなABR活動をご案内します。
毎年12月にABRの研究会を行います。2025年は明治大学中野キャンパス、2026年は関西大学高槻キャンパスで実施予定です。学生、院生、実践者、研究者が集まり、それぞれが取り組むABRについて共有し、会話を通して発展させていきます。
異文化間教育学会企画委員会では、『異文化間教育学事典』に収められた概念を固定化せず、ABRの実践を通して概念を編み直しながら、新たな解釈や可能性を生み出す取り組みを進めています。文献『研究法がアートと出会うとき――アートベース・リサーチへの招待』を手がかりに、紹介されているエクササイズを実際に行い、自分たちの研究と結びつける中で、異文化間教育の概念を動的にとらえ直していきます。
