演劇×ダイバーシティを考える

異文化間教育学会の演劇WSに参加しました。ゼミの活動に今後とても参考になりそうなので記録しとして残したいと思います。

日時:2018年12月16日
場所:明治大学中野キャンパス
主催:異文化間教育学会

この日は、川島先生を講師として、異文化間教育学会で、演劇ワークショップが実施されました。岸ゼミでもパフォーマンスを軸とした学習環境デザインについて実践&研究をしているので、今後の活動に活かすために振り返りとして記録を残したいと思います。

【アクティビティ1:スペーシング】

広い空間の中を自由に歩いていく。その際、誰かひとりを意識して、その人の真似をしながら歩く、次に2人を意識しながら歩く。

★この活動を通して★
・歩きながら記憶がよみがえる
・チャレンジングなワークで一体感を感じた
・自分は聞くより見る人だとわかった
・意識した人は違う人を意識していて不思議
・スペーシングでだんだんみんなが丸く動いていくのが不思議!!

【アクティビティ1:ストップ&ゴー】

【アクティビティ3:クラップ&ジャンプ】

次に、合図をひとつ追加する。手をたたくと(クラップ)、ジャンプする。それをしばらくしてから、次は、合図と行動を逆転させる。GOといったら歩きはじめ、ストップといったら止まる。川島先生の合図にあわせて、歩きはじめ、とまるというのを繰り返す。次にそれを逆にする。GOといったら止まり、STOPといったら歩きはじめる。

【アクティビティ4:マッピングミー】

【アクティビティ5:拍手まわし】

【アクティビティ6:三歩でドボン】

お題を出します。そうしたら、1、2、3と前にステップを踏みながら、3で頭に浮かんできたものを表現します。たとえば、ひとつめのお題は、「冬といったら?」です。ぱっと頭に浮かんだものを表現します。「せーの」でポーズ。一人飛ばしで何をしたかについてきいていきます。聞き終わったらもとの場所に戻ります。同じお題でもイメージするものは全然違っていきます。次のお題は「東京といったら?」でポーズ。笑いがおきます。さっきとは別のひとに一人飛ばしで聞いていきます。次はもう少し広げて「日本といったら」で、1、2、3、ポーズ。次は「日本人といったら」というお題。それまでは、具体物がイメージできるものだったが、次は具体物がわかりにくい。そのため、会場からは「えー」という声がもれる。さらにお題は複雑に。次のお題は「文化」。最後のお題は、学会のテーマでもある「異文化」でした。

【アクティビティ5:主人と従者】

ペアになる。ひとりが主人、もうひとりが従者の役ありを担う。主人は手のひらを従者のあごあたりおいて、自由に動かす。従者はその手の動きにあわせて動く。同じ距離を保ちながら動いてみる。

★この活動を通して★
・主人は従者のができる動きを考えて動くようになる。
・手が怖く感じる
・自然とあごがあがる(心理的に従っているということ?)
・仕返しが怖くなる
・従者が鳥のポーズをしていておもしろい。
・周りが見えなくなってくる
・意識を手だけに集中するとやりやすい
・周りの人を見ないようで見ている

【アクティビティ8:ミラーリング】

★この活動を通して★
・受け渡しが意外とできた。リード時間はだいたい同じ。
・動作が終わったと思ったら渡すー心地がよい
・見えない気持ちのやりとり

【アクティビティ9:他者理解の時間】

・情報ありきで話すといつもの自分ではない話し方、内容に
・接し方、会話内容でグループの雰囲気がちがってくる
・関係性がゼロなのに、情報を知っていることで話し方や内容が変わってくる

【アクティビティ9:ステレオタイプ】

ある情報がかかれたアイマスクが配布される。そこにはある一定の情報がかかれていてそれをつける人は、何が書かれているかわからない。ただ、周りの人の反応から自分がどういう人間かを想像する。
複数の人と会話し、会話の内容や接され方から相手がどのように見られているのかをイメージしていく。そして、一通りの人と話してみて自分が、社会的にどういう立場であるかを考え、全体で主従関係の強さで一列に並び、なぜその場所を選んだかを全員で共有する。

<インタビュータイムで共有されたこと>
・寒くない?といわれて「1」だと思った。
・普通の会話しかしなかったので真ん中くらい?
・なんか寂しかった。
・金銭感覚で予想がついた
・大変でしょう、といわれて「あ、自分は大変なんだ」と思った
・すごく同情された
・「無理しなくていいんだよ」といわれて弱さを感じた。
・心配されている感じだったので、3かな。
・中野に住んでいるというと「新大久保だと思った」と言われた。

【アクティビティ10:ステイタス】

2つのグループAとBに分かれる。Aのグループは、肩を広く、足を広げて、高級はゆっくりする。Bの人は、肩を閉じて、足は内側に、呼吸は浅くする。舞台は「交流パーティ」。上記の態度で会話をする。ある程度交流したら、役割を交代する。

参加した人の意見として
・Bになった時なんか申し訳ない気持ち。視線もさがった。
・Aの時話しやすい。
・Bのとき、目が合わせにくい。
・AとBで話の内容もかわる。

次にまたAとBに違う役割を与える。Aは、相手に触る。Bは、自分に触る。

次のルールは、Aは話す前に「えー、あー」という言葉をいれる。Bは「えっ、あ・・」をつけてみる。実際にやってみた感想がこれ↓。

最後にアンケート

この結果は、6月の異文化間教育学会の公開シンポジウムで共有いただけるということです。公開シンポジウムは誰もが参加できるということなので楽しみです!

★★★Graphic Recorder★★★
黒木歩(くろき あゆみ)
Instagram:@ayumi_pop0429
演劇ワークショップやインプロショーなどでグラレコ をしています。
ご依頼、相談があれば kurokiyadayo@gmail.com までお願いします。