岸ゼミ8期生によるアートベース・リサーチ(ABR)の作品・実践を収録しています。 これまでの実践の積み重ねを土台にしながら、それぞれが新しい表現の可能性を切り拓き、 高等教育の現場から生まれた固有の問いを芸術的形式へと変換した記録です。
Number Gap
テーマに関して、数字で語る。
数字は一見すると客観的な情報のように見えますが、その背後には経験、解釈、価値観があります。数値化された情報を手がかりに、見えにくい差や違和感、語られにくい経験を物語として読み解くABR実践です。
人生編集会議
これからの自分をコラージュしながら、キャリアや生き方について探究する実践です。
雑誌や写真、言葉を選び、配置し、組み合わせるプロセスを通して、まだ言葉になっていない将来像や価値観を可視化します。コラージュを媒介に、キャリア選択や生き方を個人の問題としてだけでなく、社会や関係性の中で捉え直します。
童話から考える多文化共生
ももたろう伝説をもとに、登場人物の立場から衝突について探り、多文化共生を考えます。
物語の中で当然のように語られてきた正義や対立を、登場人物それぞれの視点から演じ直します。パフォーマンスを通して、誰の立場から物語を見るのか、衝突はどのように生まれるのか、ともに生きるために何を問い直せるのかを探究しました。
ABRに取り組んだ2年間を詩で振り返る
ABRに取り組んできた時間を、詩という形式で振り返ります。
詩は、経験の断片、感情、戸惑い、気づきを凝縮して表現することができます。2年間の学びを説明としてまとめるのではなく、言葉のリズムや余白を通して、ABRを経験した身体感覚や内面的な変化を探究します。
インタビューをもとに小説を執筆する
インタビューで語られた経験をもとに、小説という形式で再構成します。
他者の語りをそのまま記録するのではなく、フィクションとして編み直すことで、経験の背景にある関係性や社会的文脈に光を当てます。小説を書くことを通して、聞くこと、解釈すること、表現することの責任も問い直します。
8期生のゼミ活動ダイジェスト
8期生のゼミ活動のダイジェストを映像で紹介します。
ワークショップ、対話、制作、発表など、ゼミの中で積み重ねてきた実践を映像として記録します。活動の断片をつなぎ合わせることで、ABRを学ぶプロセスや、問いが少しずつ形になっていく様子を伝えます。