知恵の蔵
「知恵の蔵」では、本研究で得られた着想をもとに、1-2コマ(1コマ45分)で実践できる映像コンテンツを活用したワークショップ型授業モデルを紹介する。
たとえば、田端実践で行った「映像の当事者になって手紙を書いてみる」、菅井実践の「映像の当事者になりかわって演じてみる」、佐久間実践の「映像を参考に自分達の発見をダンスで表現してみる」といった活動は、映像コンテンツの情報と自分ごとをつなぐきっかけとなるだろう。本知恵の蔵は、視覚翻訳家の黒木歩さんと明治大学岸研究室の連携によって、2024年度以降も継続的に更新していく。
映像コンテンツ×手紙を書く
流れ | イメージ | 具体的な例 |
導入 | ![]() |
映像を視聴させる |
展開 | ![]() |
当事者の気持ちを想像する |
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当事者になって「大切な人」に手紙をかく |
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まとめ | ![]() |
書いた手紙を友達に渡して読んでもらう |
映像コンテンツ×日記を書く
流れ | イメージ | 具体的な例 |
導入 | ![]() |
映像を視聴させる |
展開 | ![]() |
当事者の状況の変化を調べる |
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当事者になって、日記を書く。 |
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まとめ | ![]() |
書いた日記を読み合う |
映像コンテンツ×人型ワークシートをつかって色で表現する
流れ | イメージ | 具体的な例 |
導入 | ![]() |
映像を視聴させる |
展開 | ![]() |
人形ワークシートで登場人物を分析する |
まとめ | ![]() |
自分の分析を他者と共有する |
他にも、映像にでてくる主人公とは別の登場人物をひとり選んで、その人からみた心の変化を4コマ漫画で表現したり、ホットシーティングなど演劇手法を用いたりして、その人になってみてインタビューを受けてみるなど、映像を起点としたパフォーマンス実践はいくつか考えられだろう。