実践事例

本研究に関連して取り組んだ幅広い実践の報告をこちらで紹介していきます。

NHK for Schoolの番組を活用した多文化共生ワークショップの実施【岸ゼミ】2023.3.22

岸ゼミでは、NHKサービスセンターと連携し、岸研究室の院生および岸ゼミの学部生と共に「NHK for Schoolの番組などを活用したSDGs教育プログラム開発(研究代表:岸磨貴子)」に取り組んでいます。その研究プロジェクトに参加する都内小学校にて、多文化共生をテーマとして、演劇手法を用いた実践を行いました。以下、実践の企画および実施に関わってくれた岸ゼミ3年生のラーマさんの報告です。なお、本プログラムは、明治大学の岸准教授、都内小学校教諭の佐久間和先生、視覚翻訳家の黒木歩さんが共同で開発したものをベースに、本実践校の取り組みのニーズや状況に合わせて改訂したものです。

→ 詳細:NHK for Schoolの番組を活用した多文化共生ワークショップの実施

ネパール人学校と日本の学校の5年生間の学校間交流学習支援2022.5.30

多文化共生・異文化間教育研究領域所属の博士前期課程1年の田中真菜さんは、今年度から、大阪の小学校と都内にあるネパール人学校との異文化間交流学習の支援に関わっています。5月14日には、ネパール人学校で開校10周年を祝うセレモニーに参加し、大阪の小学生児童らとネパール人学校の先生とのオンライン・リアルタイムによる交流および手紙交換のための活動を支援しました。アクションリサーチを行う田中さんの報告です。

→ 詳細:大阪と都内ネパール人学校の学校間交流のアクションリサーチの実施

ネパールフェスと小学生の異文化交流活動企画実施2022.7.30

2022年7月30日(土)明治大学中野キャンパス前の公園でネパールフェスティバルが実施されました。ネパールフェスティバルには岸ゼミが連携しているエベレストインターナショナルスクール(EISJ)のネパール人児童生徒とその家族、教職員が参加されました。このネパールフェスティバルに、EISJと異文化間交流をしている関西大学初等部小学校5年生石井学級の児童とその家族も参加されることになり、この機会にと、岸ゼミの田口優智さんと岸研究室の田中真菜さんが、明治大学中野キャンパスで日本人とネパール人児童の異文化交流会を企画・実施しました。以下、企画実施に取り組んだ2人からの報告です。

→ 詳細:中野キャンパスにてネパールと日本の子どもの異文化交流の実践

2022年度 2年生制作 ごんぎつねプロジェクト ジオラママップ

瀬戸SOLAN小学校では、2年生の探求学習として、「ごんぎつね」の世界をジオラマにする取り組みをしました。子どもたちは、物語から疑問に思ったことを話し合い、テーマを決めて情報を集め、どう伝えるか考えながらジオラマを作ったそうです。できあがったジオラマや調べたこと考えたことは、学校のホームページから見られるようになっていて、当館の館長が感想を話したり、子どもたちからの質問に答えていました。(新美南吉記念館のウェブより引用)

→ 本取り組みに関する瀬戸SOLAN小学校のウェブはこちら
→ 新美南吉記念館のウェブによる紹介はこちら

エベレスト・インターナショナル・スクールとの共同学習の一部を本で紹介しました【石井実践】

東京にあるネパール人学校「E I S J:エベレストインターナショナルスクール・ジャパン」の5年生との交流は、オンラインでの文化理解から始まり、共通テーマの「防災」へと発展しました。ネパールでも2015年に大地震が起きたからです。地震大国である日本に住むネパールの友達の、災害に対する備えは十分だろうか、言葉の壁が災害時要配慮者にならしめてはいないだろうか。NHK for School「ドスルコスル」の視聴をきっかけに、できることから始めてみようよという動きが生まれ、実際にやってみた64の活動やE I S Jの先生方のインタビューが掲載されている一冊です。

特別支援学校におけるICT活用の紹介で本実践を紹介しました【植田実践】

NHK for Schoolの番組を活用した実践事例を、岩崎・田中(編著)『教育の方法・技術とICT活用』の15章「特別なXXX」で紹介しました。本書籍の担当稿では、特別支援学校(肢体不自由)における ICT機器を活用した教育実践について紹介しています。ICT機器を活用した授業計画についてイメージすることができるよう2つの学習到達度の実践を載せました。 情報科の授業では、NHK for Schoolの番組を用いて、映像視聴の力を育成することを目的に取り組んだ実践を紹介しています。

多文化共生をテーマとした実践事例を報告しました【田端実践】

多文化共生をテーマとした本研究における実践事例を『視聴覚教育 2024年 02月号 [雑誌]』で紹介しました。本雑誌のテーマは「メディアと学習」のためのネットワークで、「放送番組+ことばを紡ぐSDGs教育実践のデザイン」(pp.14-15)のタイトルで報告しました。港区立南山小学校での実践事例を紹介したあと、その事例で紹介した「映像+当事者になって手紙を書く」という活動をワークショップ型で実施しました。