Art-Based Research(ABR)とは何か?
なぜ「アート」が社会調査の手段になるのか、一緒に考えよう!
私たちは日常生活の中で「知っているつもり」になっていることがたくさんある。
でも、その知識には4つの落とし穴(バイアス)が潜んでいる!
社会調査とは、個人的な思い込みではなく、
学術的に共有可能な手続きを通じて、
社会についての知識を体系的に構築する営みである。
限られた経験から「みんなそう」と決めつけること。
記憶や注意の向け方の偏りによって、見たことをゆがめてしまうこと。
自分の信念に合う情報だけを選んで受け取ること。
一度わかったつもりになり、それ以上考えることをやめてしまうこと。
社会を探るには、いろんな方法がある!
主に5つのアプローチに分けられる。
数値データと統計を使って仮説を検証する。アンケートや統計が代表的。
言葉・観察・インタビューで文脈を深く理解する。「なぜ?」に答える研究。
量的・質的の両方を組み合わせて、多角的に分析する方法。
芸術の原理・プロセスを通して社会的現実を探究する。感情・感覚・身体的な気づきにアクセスする。
当事者と一緒に行う参加型研究。コミュニティの変化を目指す。
ABR = Art-Based Research(アートベース・リサーチ)
単なる「アートを使う研究」じゃない。知を生み出す新しい方法!
ABRは、芸術の原理やプロセスを通して、
経験や社会的現実を探究するアプローチである。
それ自体が、知を生成するプロセスそのものである。
言語だけでは捉えきれない
感情の揺らぎや感覚的経験に届く
身体が感じること、動くことを
通じて社会を理解する
想像力が切り拓く新しい意味や
視点が生まれる
知は身体・感情・関係性の
中に生まれるという世界観
ABRには、さまざまな芸術的手法がある。
カードをクリックして詳細を見てみよう!
感情や経験を詩の言葉で表現する
クリックで詳細カメラで社会を切り取り、声を届ける
クリックで詳細身体で演じることで社会を理解する
クリックで詳細動きとリズムで感情や社会を表す
クリックで詳細音で語れないことを語る。音楽が研究になる
クリックで詳細映像で社会の現実を記録・表現する
クリックで詳細
社会調査には、いくつかの目的がある。
ABRが特に得意な分野は?
未知の現象への発見的アプローチ。先行事例や先行実践をいろんな角度や視点から分析してみる。
事象を正確に描き出すこと。「何が起きているか」を記録する。
因果関係やメカニズムを解明すること。「なぜそうなるか」を探る。
実践を通じた課題解決。「調査が社会を変える」こと。
政策などの効果を検証すること。「うまくいったか」を判断する。
前提を揺さぶり、新たな気づきを生む。感情を動かし、社会を見る目を変える。
自分の「普通」がどこから来たのか考えよう
調査は自分と社会の見方を変える活動
アートは社会を伝える強力な手段になる
感じることも、知ることの一部だ