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Meiji University · School of Global Japanese Studies · 7th Generation

Arts-Based
Research

岸ゼミ 7期生|明治大学 国際日本学部

「つくることで、まだないものに出会う」

私たちについて

2024年春。教育・国際開発・まちづくり・異文化理解・ウェルビーイングなど、多様な関心を持つメンバーが集まり、ゼミがスタートしました。そして私たちは、ここで初めてArts-Based Research(ABR)と出会いました。

当初、私たちはABR初心者でした。「ABRとは何か」を頭で理解しようとし、手が止まり、戸惑い、悩み続けていました。そんな私たちに岸先生がかけてくれた言葉は、「考える前に、とりあえずやってみよう」。その一言をきっかけに、私たちは動き出しました。

手を動かし、フィールドに出て、出会い、揺さぶられ、その中で、自分たちなりの問いと表現のかたちを見つけていきました。

私たちの実践は、まだ完成していません。
むしろそのプロセスは、戸惑い、葛藤、試行錯誤の連続でした。
このウェブサイトでは、そのすべてを「ありのまま」に記録しています。
これからABRに出会う人にとって、一歩踏み出すための拠り所になることを願って。

What is ABR?

Arts-Based Research とは

アート・音楽・演劇・写真・詩などの芸術的手法を研究の方法として用いるアプローチです。知識を「言葉だけ」で表現するのではなく、感性・身体・表現を通して世界を探求します。

Photography Theater Collage Poetry Music Drawing Photovoice Walking Ethnography

ABR Magazine 2025
研究成果

岸ゼミ7期生の研究成果を1冊にまとめました。

    • 1-1 はじめに:なぜABRなのか?
    • 1-2 教育とは何か ―「育てる」と「引き出す」
    • 1-3 教育観の転換とABR
    • 1-4 研究としてのABR、教育実践としてのABR
    • 1-5 なぜ、ここでビースタなのか ―高等教育とABRをつなぐ視点
    • 1-6 主体化としての表現 ―誰かとして世界に現れる
    • 1-7 共生とコミュニケーションをデザインする方法としてのABR
    • 1-8 VUCAの時代に求められる「わからなさを生きる力」
    • 1-9 岸ゼミABRをはじめよう ―研究と教育が重なる場へ
    • 2-1 社会科学という「レンズ」の多様性
    • 2-2 3つの研究アプローチ ―同じ社会、異なる問い
    • 2-3 ABRの土台 ―社会構成主義という哲学
    • 2-4 知をめぐる転換のなかで ―ABRを位置づける
    • 3-1 「ABRでなければならない」が大事
    • 3-2 テーマを決めるときのポイント
    • 3-3 調べてみよう:文献リサーチ
    • 3-4 研究の目的(研究に至る背景)を書いてみよう
    • 3-5 アート的に探究する
    • 3-6 わからなさを楽しむ
    • 4-1 「予定調和」じゃないこと
    • 4-2 「できない」にこそ価値がある
    • 4-3 「知らない」のパフォーマンス
    • 4-4 最後に――学ぶということ――
    • 4-5 おわりに:不満足がお土産
    • 5-1 ガチャを通じて中野のまちと人を見つめ直す
    • 5-2 まち歩きと音で中野を再発見する
    • 5-3 津和野の未来をコラージュを通じて考える
    • 6-1 食を通して世界の文化に触れる
    • 6-2 演劇から異文化体験を探る 〜フォーラムシアターの実践〜
    • 6-3 アレッポ大学とフォトボイス 〜リアルなシリアを伝える〜
    • 7-1 メイダイ版人生ゲーム 〜特権を自覚する〜
    • 7-2 ついついカード 〜無意識のバイアスを考える〜
    • 7-3 ライフをアートで表現する 〜対話しながら完成させていく〜
    • 7-4 ファッション・メイク 〜新しい自分と他者を表現する〜
    • 8-1 まなざしをひらく旅 〜エジプトフォトボイスの実践〜
    • 8-2 写真と詩で語る私たちの世界
    • [コラム] ビジュアルアートを通した学校教育の探求
    • 9-1 スライムで子どものことばを生み出す 〜アフォーダンスと遊びの研究〜
    • 9-2 ネパール人保育園教師のための写真を使ったリフレクション

活動のハイライト

01

A little taste of Home

食を通した異文化理解。さまざまな国や地域の料理を一緒につくりながら、つくるとたべるを通した異文化体験。

02

フィリピンフィールドワーク

フィリピン大学でのABRフォーラム、Philippine Educational Theater Association(PETA)、日本語授業でのABR実践など。

03

中野区と連携したまちづくり

中野区や地域の様々な人や団体と連携して、中野のまちをいつもとちょっと違って見える、そんなABR実践。

04

島根県津和野でのフィールドワーク

過疎をなんとかしなきゃ!ではなくて、そこに住む人々の記憶や経験、そして「好き」をつなげていくABR実践。

05

NGOや学校と連携した教育実践

ついついカード、アート表現活動など、地域の人・保護者・児童生徒・幼稚園児童を対象に実施。

06

国際共同ABR実践

イスタンブール大学とウォーキングエスノグラフィー、南カリフォルニア大学とフォーラムシアター実践など。

ゼミ生の研究テーマ

カードにカーソルを合わせると研究テーマが表示されます。タブレット端末やスマフォの場合、名前を長押しすると研究テーマが表示されます。

本吉 美帆
Miho Motoyoshi

一緒にやることで見えてくること——ひらかれたアートベース・リサーチの実践

土屋 志恵留
Shieru Tsuchiya

アートを媒介としたまちと人との関係性の探究

佐藤 遥香
Haruka Sato

ネパール人保育園教師を対象としたフォトエリシテーションによる省察実践の研究

鈴木 彩心
Ayami Suzuki

まち歩きと音環境を通した地域理解の再構築

花咲 ひなた
Hinata Hanasaki

音を手がかりとしたまち歩きによる地域への認識の変容

岡部 美鈴
Misuzu Okabe

「音」から色と形で地域を編み直す――中野を歩くアートベース・リサーチ実践による地域の捉え直し

山本 佳奈
Kana Yamamoto

食をつくる経験から世界の文化に触れる学びの実践

小野 玲央
Reo Ono

スライムづくりから生まれることば:子どもの動機づけと意味生成に着目して

矢木 穂乃果
Honoka Yagi

鑑賞における対話がひらく自己と他者の関係性——対話的アート鑑賞を通して

松田 紗優果
Sayuka Matsuda

描くことで立ち現れる自己像——ファッションメイク・ドローイングによるABR実践

山口 涼介
Ryosuke Yamaguchi

遊びを通じた特権への気づきを促す教育実践――高校生向けボードゲーム型ワークショップの開発と評価

緑川 怜
Rei Midorikawa

表現ツールとしての対話型ボードゲームによる無意識のバイアスの探究

徳永 和香
Nodoka Tokunaga

詩と写真を用いたウォーキング・エスノグラフィーの表現と意味生成

南條 絢音
Ayane Nanjo

フォーラムシアターを通した異文化体験の探究——南カリフォルニア大学の学生との共同実践を通して

福留 颯
So Fukutome

高等教育のゼミにおけるアートベース・リサーチ実践の意義と可能性

丸橋 恵那
Ena Maruhashi

フォトボイスを媒介とした異文化間の意味生成プロセス——エジプトの学生との協働実践を通して

南井 里穂
Riho Minamii

フォトボイス展示がもたらす〈見ること〉の変容——シリア・アレッポ大学の学生との実践研究

KIM YOOCHAN
Kim Yoochan

デジタル社会における「見られる」体感がウェルビーイング認識に与える影響——インスタレーションを通して

岸ゼミ7期生を映像で見る

▶ 国際学会での発表

▶ A little taste of Home

▶ 津和野でABR実践

▶ Comic Based Research実践ビデオ

▶ 南カリフォルニア大学とのABR実践

▶ コラージュ実践

▶ GJS Dayの当日の様子

▶ GJS Day プレゼンテーション

▶ イスタンブール大学の学生と学校の経験をABR

▶ 岸ゼミ誕生秘話

▶ ついついカード

▶ メイク&ファッション

▶ 居場所をコラージュする

▶ ゼミの様子

▶ 第1回ABR研究会

ウェブ記事・メディア掲載