PROFILE

明治大学 国際日本学部 特任准教授

URL: https://www.meiji.ac.jp/nippon/teachingstaff/kishi_makiko.html

博士(情報学)岸 磨貴子 Kishi Makiko, Ph.D.

専門分野:教育工学、学習環境デザイン、国際教育協力、異文化理解教育

所属学会:日本教育工学会、日本教育メディア学会、日本質的心理学会、異文化間教育学会、多文化関係学会、国際開発学会

委員会:
・日本教育工学会 研究会委員 2013〜 幹事2014/6〜
・日本教育メディア学会 編集会委員 2012/4〜2015/3 理事 2015〜、国際交流委員会 2015〜 国際ジャーナル委員 2015〜
・日本教育工学会 国際交流委員 2013〜
・日本質的心理学会会務委員 2014/4〜
・財団法人パナソニック財団専門委員 2014/4〜

http://www.pef.or.jp/01_jissen/08_oubo_shinsei/08_oubo_member.html

・中野区産業振興審議会委員 2014/4〜2016/3
・日本教育工学協会(JAET)理事 2014/4〜
・ICCE International Program Committee 2014/4
ICoME International Program Committee 2013/4
・文部科学省ICT活用教育アドバイザリー http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/10/1362532.htm

担当授業:教育の方法および技術、映像メディアの制作、マルチメディアの制作、情報技術の実践、メディア教育論(関西大学)、教育方法技術論(京都外国語大学・関西大学)、視聴覚教育メディア論(大阪学院大学)、ICTベーシックⅠ&Ⅱ、国際日本学実践科目、生涯学習と成人教育学(早稲田大学)、インストラクショナルデザイン(早稲田大学)、国際教育協力特講(東京学芸大学)

使用言語:日本語、英語、アラビア語(シリア&パレスチナ方言)、スペイン語

大学から現在に至るまで

大学時代、グローバル一イッシューとコミュニケーションというテーマでゼミ活動を通し、世界に関心を持つ。「メディア」という観点から社会に関心を持ち、世界はどう表象されているのか、誰が(どういう特権をもった人が)、どういう意図で(政治的、社会的意図を持って)、情報を「編集」しているかに関心をもった。メディアに表象された世界を自分で確かめたくなり、海外に出る。5大陸を自分の足で歩いてきた。大学終了後は、ビデオジャーナリストをめざし、就職。

その中で、パレスチナ問題と関わる機会を得る。パレスチナ問題に関心を持ち、国際ボランティアとしてUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)で2年間働く。勤務していたところが、教育開発センターであったため、教育の分野におけるメディア活用に関心を高める。帰国後、ICT教育を専門とする大学院(関西大学大学院)へ進学。博士課程を修了し、京都外国語大学での研究員を経て、現職(明治大学国際日本学部特任准教授)。

「状況論」への関心

「ひと何をどのように学ぶのか」ということが私の大きな関心のひとつです。世界中を旅して歩いた時、人々は、その文化の中で信じられないほどの知恵を発揮しているのを見てきました。このような文化の中での学習についての研究する分野のひとつが「状況的学習論」です。状況的学習論では、学習を「状況に埋め込まれたもの」と捉えます。そのため、学習環境をデザインするということは、すなわち「状況」をどのようにデザインするか、ということになります。しかし「状況」をデザインするというのはどういうことなのでしょうか。「状況」とは刻一刻と変化していきます。そういう「状況」をデザインすることができるのでしょうか。この問いを解明したいというのが私の研究への動機です。

**国際理解教育に関してプロフィール**

明治大学国際日本学部特任准教授。大学在学中、アフリカから中米まで少数民族や僻地に住む人びとの生活のフィールドワークを行う。2012年から2年間、国際ボランティアとしてシリアアラブ共和国の国連機関(国連パレスチナ難民救済事業機関:UNRWA)にてパレスチナ難民の教育支援に携わる。帰国後もシリアで内戦がはじまる2011年までUNRWAと教育開発プロジェクトに従事。他にも、ミャンマー、エジプト、インド、中国の教育支援に関わっている。国内では、インターネットを活用し、日本と世界をつなぎ協働を通した学習(国際交流学習)を初等・中等・高等教育にて共同実施。メール交換学習、共同絵本制作、遠隔ワークショップ、遠隔ゼミ、共同壁画制作、共同映像制作など、初等・中等教育教諭と一緒に様々な活動を生み出してきた。また、NPOの国際理解教育アドバイザーとして、開発教育に関する各種講演やワークショップを多数実施。