私たちはいろんな場面で「他者」と出会います。
本時では、他者と出会い、自分について語る/相手を知るきっかけとしての
活動を経験し、そのデザインについて理解を深めていきます。
自己について語り/他者を知る活動のヒントを得ることができる。
関係性によって自分および他者の「理解」が多様であることに気づく。
全100分の授業デザイン
身体を動かしながら「他者」と出会う
机のない多目的室の空間を活かし、参加者が自由に歩き回ります。歩いている途中でいくつか問いを投げかけます。このワークでは身体感覚を伴った他者との出会いを体験します。
決まったルートはなし。いつも通り自由に教室空間を歩きましょう。
問いをもって歩いてみると何が見えてきましたか。
自分の身体に目を向ける。緊張、安心、好奇心…身体がどう反応していますか。
教師からの問いを起点に会話します。どんな気づきや発見がありましたか。
「知る」ことへの身体的アプローチ。他者を感じることが、理解の出発点になる
言葉ではない自己表現で、他者に出会う
名刺サイズのカードに、一筆書きで自分を表現します。線でも、形でも。その名刺を他者と交換し、「なぜこの表現なの?」という対話を通じて、互いを知っていきます。
名刺サイズのカード1枚。道具はペンのみ。
ペンを紙から離さず、「自分の強み/自分らしさ」を一筆で描く。
歩き回って、教師の合図の同時にその場で出会った人と名刺を交換する。
「どんな意味があるの?」相手の表現を聞き、自分の表現を語る。
「表現」したものには必ず何かがある、を前提に、相手からの問いに答えながら意味を探っていく
ポイント:一筆書きには「正しい答え」がない。その「自由さ」が、自分でも気づいていない自己表現を引き出します。
「知る」ことと「出会う」ことのあいだ
情報・文脈として
他者を知る
感情・感覚として
他者を感じる
動き・距離感として
他者と共にある
関係の中で
意味が生まれる
体験を言語化し、他者と共有することで気づきを深める
ウォーキング中、どんな瞬間に「他者」を感じましたか?
一筆書きで自分を表現してみて、何を選びましたか?なぜそれを?
他者の表現を受け取ったとき、どんな感覚がありましたか?
「共生」という言葉が、今日の体験の後でどう感じられますか?
今日の体験を持ち帰ろう
今日感じた「ズレ」や「揺れ」は、捨てないでください。
次回(Vol.3)も、他者理解・自己理解の探究を続けます。