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11/29 漂流するシリア難民

Just Pray For Me.

私のシリア人やシリアにいたパレスチナ人の仲間たちがいつも言う言葉。
もちろん、私はいつでもKeep praying for youです。

時々彼らに電話をする。

2011年までは、「シューアはバーラック?(最近どう?)」と聞くと、
元気だよ〜と近況を教え合ったりしていた。
今は、「シューアはバーラック?」と聞くとのもはばかられる。
「元気だよ」とも「大丈夫」とも答えにくいのが分かってるから。
それでも、電話に出てもらえると安心する。

これから厳しい冬がやってくる。肌をきるような寒い乾燥した風が吹く。

シリア難民の現状が、クローズアップ現代で取り上げられました。
一部、ウェブから視聴できます。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3438.html

日本の文化を楽しむ

「恋をしなきゃ、いい論文は書けないよ」

これは、私が大学院生の頃に箕輪さん@NHKからいただいたお言葉。なぜか、この言葉、ストンと自分の中に落ちた。私にとっては、「深い〜」言葉なのです。

昨夜は、その箕輪さんから、転職祝いにと、とても素敵な時間をいただきました!こんなに充実したアフターファイブは久しぶりです^^

生まれて初めての宝塚劇場。
酉の市@新宿花園神社でのお散歩。
新宿ゴールデン街で一杯。
そして、箕輪さんのお話。
時計を見た時は、夜の12時前だった。

宝塚では、「風と共に去りぬ」を見ました。
夢のように煌びやかで鮮やかな舞台。
ひき込まれる魅力的なダンスや歌。。
コメディカルなのに、切なく、涙がポロリと出るストーリー。

大学生の頃、祖母と一緒に見に行きたいねぇ、と言っていたけれど、その機会を創らなかった。今回、宝塚の舞台を見て、すっかり魅了されました。それに、休憩時間に出会った宝塚大ファンのおばさまが、目をキラキラさせながら宝塚の舞台に魅力を教えてくれ、さらに「ベルサイユの薔薇」のすごさを語ってくれたので、次は「ベルサイユの薔薇」を見にいきたい!

酉の市では、熊の手を買った方に対して、周りの人が手拍子で商売繁盛を願うという場面に何度かでくわし、私も参加してきました。酉の市のこと、作法など、箕輪さんにいろいろ教えてもらい、すごく勉強になった。

そのまま新宿ゴールデン街へ!箕輪さん行きつけのお店で、気さくなママさんともいろいろお話できてほんと面白かった。

同じ場所を訪れても、関わり方によって見えてくるもの、知れるものが違ってくる。今回は箕輪さんのおかげで、自分が今まで見た事が無かった新しい世界を知れた。興味・関心の幅が広がっていく。人生は楽しい

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学生企画報告会 ミャンマー

秋ですね〜。今日は、酉の市ですね。
みなさんの繁栄を心から祈りつつ・・・・。

さてさて、イベントのお知らせです。
この夏、ミャンマーへフィールドワークに一緒に行った明治大学&立教大学の学生たちによる活動報告会があります。なんとオープンな報告会で誰でも参加いただけるので、お時間ありましたら、是非是非お越し下さい〜!

学生時代にフィリピンへスタディーツアーに行ったとき、指導教官だった久保田先生に「どんなにいい経験をしても、それを「よかった」と自分のものだけにしておいたら駄目だ」と言われたのを覚えています。自分の経験を誰かに伝えることで、何か動き(movement)を創りだしていく。そのmovementがまた自分の未来につながっていく。そこで終わらせるのではなく、そこから「何か」をはじめていく。報告会はまさに、未来に向かう一歩になるでしょう。

その一歩をご一緒いたしましょう〜!

***学生企画報告会***

「私達が見たミャンマー~知ることから行動へ~」
日時:2013年12月1日(日)
場所:立教大学池袋キャンパス
参加:無料(定員40名)
申し込み:http://www.hric.jp/information/event/811/

11/28 学生の主体性とは?

学習は、一生続く。私達は学び続ける。

11月28日。

「Future Skill Project 産学協同就業力育成シンポジウム」@明治大学に参加した。このシンポでは、FSPプロジェクトという高大連携の接続を考える授業が紹介された。具体的には、高校までの学校教育で受動的な学習形態に慣れた学生たちが、大学で主体的・能動的に学習できるようにするために、高大の接続となる授業ーつまり、初年次教育としての授業ーとしてFSPを紹介されていた。

受動的な学習から能動的な学習への移行。受験のために多くの生徒は、知識を頭の中に詰め込む学習形態を経験する。大学という場所は、社会にとても近い学校教育の場。そこでは、学校で学んだ知識を社会でどうやって使っていくか、知識を活用し、創造していく。このような行為には、主体性が不可欠となる。そして、この主体的な学びは、社会に出てからもずっと続く。

学習は、一生続く。私達は学び続ける。

FSPの取り組みは、学生の主体性を引き出す授業実践としてとても興味深いものではある。が、同時に、学生がFSPの授業を経験したからといって主体的になれた、と結論づけることに疑問もある。「主体性」というのを、個人の特性ではなく、実践と切り離して考えることはできない。つまり、主体的でなければ解決できない問題がある授業だから、主体的になるんじゃないかと。

「主体性」とはなにか。

そのコミュニティで求められている振る舞いを分析し、行為することじゃないかな、と思う。バリバリリーダーシップをとって意見を主張して、みんなをひっぱっていくことだけが「主体的」ではなく、フェローシップにまわったり、意見が出るまで見守るように黙ることも主体的って言えるんじゃないかな。別の言い方をすると、実践の中で、自分の行為の必要性を自ら創りながら居場所を創ったり、活動に変革を生み出したりすること。主体的に自分のポジションを創り出すアプローチは、多様性があってよいと思う。

とはいっても、FSPの取り組みはとてもいいと思う。この実践を通して、学生がリーダーシップをとったり、チームで問題解決することの楽しさや自信(self esteem)に気づき、それが他の場面でも実践できる(転移)するということもあるから。学生が体験を通していろんな可能性に気づける場を大学が提供するというのはとてもいい取り組みだなぁ、と思う。そして、そういった可能性を継続して経験できる場を、大学がより多く創っていくことも大事だと思う。

「主体性」とはなにかということを、今後もしっかり議論しながら、理想とする主体的な学生像を押し付けることなく、学生主体の授業というものを考えたいと思った。また、「学習」というものを「越境(転移)」という観点から捉えて、どういった学習環境 がデザインできるかについて研究していきたい。

http://www.benesse.co.jp/univ/event2013_fsp/

11/16〜 ICCE2013@インドネシアに参加

バリ@インドネシアは、今日もものすごい大雨。傘を持ってこればよかった、と思ったけれど,日本の傘なら折れかも。滝のような雨なので。

現在、The 21st International Conference on Computers in
Education(国際学会)に参加中。教育におけるICT活用のいろんな事例や理論について情報収集および自分の研究知見について議論してきます!

今日は、発表プレゼンで焦点を当てる部分を検討。提出した論文内容を発表するだけではなく、Audienceにとって「something interesting」な知見を示したい。インターナショナルな視点から何が「おもしろい」と思える知見になるかな。他の人のプレゼンを聞いて、Audienceの反応を見てから、加筆・修正するか・・・。

★参加中の学会はコチラ↓★
The 21st International Conference on Computers in Education (ICCE 2013)
http://icce2013bali.org/

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11/16 Boundary Crossing 連携が生み出すイノベーション

11月16日(土曜日)に「Boundary Crossing 連携が生み出すイノベーション」をテーマに、ミラツクの西村さんと連携して、ワークショップを実施しました。

ワークショップには、明治大学、立教大学、慶應義塾大学、同志社大学、昭和大学、青山学院大学など学生をはじめ、行政・企業関係者の方、NGO/NPO関連の方、小・中・高校教諭、大学教職員など多様な背景を持つ50名以上の方に参加いただきました。

こういった社会連携のワークショップを大学が主体で実施したいと思った理由は、2つ。

ひとつは、学生が社会とつながりながら学べる場を提供したかったこと。

もうひとつは、類似した興味・関心・問題意識を持つ世代も所属も立場も違う多様な背景の人たちが協働して、過去・現在・未来をつなぐ物語を創りながら、過去の活動を振り返ったり、今の活動を意味付けたり、未来の活動を考えたりする機会を持ちたかったこと。「私が大学生の頃はね」「私が将来やりたいことはね」「今はこんなことをやっていてね」といろんな語りが生まれてくる。

私自身,とっても楽しく、多くの事を学べました!

登壇いただいたIssue and Designの筧さん、JICAの内藤さん、アショカ財団の矢部さん、そして、参加いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。

私がワークショップで何を感じ、何を考えたか・・・は、後日ブログにアップします~(インシャッラー)

http://www.hric.jp/information/event/694/

11/13 対話的自己理論について議論

自分の中にいる複数の自分(selves)。

複数の自分を持ちながらも、
私達はどうやって人生の道を選び、行動しているんだろう。

たとえば、
バリバリキャリアを積んで仕事をしたい自分。
家庭を持って良妻賢母になりたい自分。
可能性を広げるため海外で研究したい自分。
貧困などで苦しんでいる人たちのために活動をしたい自分。
村のほうでのんびり過ごしたい自分。
都会での無限に広がる可能性にチャンレジしたい自分。

私達は自分の中に複数の自己を持っていているが、
時には対立する自己をどう調整しながら生きているのか。

ということを、対話的自己理論から考えるという研究会でした。

11月9日は、箕浦先生文献研究会。
これまでの様々な領域での研究を対話的自己理論から分析すると何が見えてくるかについて議論した。深い~。

理論を自分のものにしていくため、ひとつ自分が持っているデータを研究会でSさんと分析することにした。何が見えてくるか楽しみ~。
Sさんの視点はいつも私にとっては新鮮で、すごく勉強になるので、
今回ご一緒させていただいてとても嬉しい!

何が見えてくるのか。来月の研究会で発表です!

シリアで出会った「あの子」との再会

パルミラ@シリアの兄弟分のアハマドの従兄弟が日本にやってきた。

12日前に日本に来たばかりだという。アハマドから連絡を受けて、連絡したところ、中野から1時間くらいのところに住み始めたというので早速会ってきた。

彼とは、6年前に出会った。まだ小さな少年だったけれど、23歳の彼は、もうすっかり青年。シリア人の成長ぶりはすごい!

日本での生活をとても楽しんでいるようだった。よかった。でも、日本語が全くできないので、まずは、日本語から学ばなくちゃ!と市のボランティアさんが運営している日本語教室を訪問した。

ちょうど窓口の方が、10年前にシリアに行った事があるということで、とても親身になってくれ、いろんな方にコンタクトをとってボランティアの方を探してくれた。とてもやさしそうな日本人女性の方から日本語を学べることになった。よかった。

パルミラでは、らくだや馬を自由自在に操り、砂漠の大地を走っていたその友達は、ベドウィンはおもてなし上手で料理もおつきあいも上手。パルミラの大地では、ベドウィンの生き方はとても偉大ですごく、私はいつも感動していた。

でも、日本では環境が違いすぎる。ラドワンの有能さが活かせるような場をつくってあげたいと思った。

写真:砂漠の道の風景1003555_659596060748068_957136451_n

国際シンポジウム「アクション・リサーチによる授業改善と学校改革」

今日は、日本女子大学@目白までサイクリング。

自宅から30分ほどなので、楽しいサイクリングを期待していたのだけれど、
体力のある相方さんについていくのに必死(迷ったら会場につけない)だし、
歩いて自転車を押しても転げそうな急な登り坂にヘトヘト・・・。
朝のランニングと合わせて、いい運動になりました・・・。(ぐったり)

今日参加したのは、国際シンポジウムは、

カナダのジャクリーン・ディロング教授を迎えた講演でした。
自らの授業を学生と一緒にアクションリサーチで改善していくというのがとてもおもしろかった。実際に私も同じようなことをやっていたので、その実践をジャッキー先生に話すと、「じゃ、それを論文にまとめてみて。そして、意見交換しましょう」と言われ、「約束します」と宣言してしまった。やります。論文にまとめます!

鹿毛先生@慶応の講演も、吉崎先生&澤本先生@日本女子大、生田先生@新潟大学のパネルディスカッションもほんと、おもしろかった。

パネルディスカッションは、1時間半くらいあったけれど、質問や議論がもりあがってあっという間だった。私も疑問に思ってたところを質問したところ、登壇者の先生方から詳しく説明いただいて、とても勉強になった。

1時から5時半という4時間半のシンポジウム。とても面白かったので集中していてあっという間だった。考えたこと、新しく知ったこと、調べたいことは、後日、ブログにまとめようと思う(インシャッラー)。

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サプライズコール アリーとの再会

10月28日からの1週間。

もう目が回るくらい忙しかった。

が、無事に今月末〆切の原稿も提出し、
学会の委員会の諸々の業務も整理でき、
共同研究の計画(科研)もまとまり、
ようやく、心に余裕がもてた。と思った瞬間、週末、体調不良で寝込んだ。

が、体調不良で寝込んでいる場合ではなかった!

なんと8年前にUNRWA@シリアで一緒に働いていたイラン人@トロント在住のアリーがなんと来日!東京に来たという。インドネシアでの学会の帰りに立ち寄ったという。

嬉しすぎるーー!!!
アリーは、私がICT教育に関心を持つきっかけを作ってくれた同僚。
大学院進学をきめたのも、アリーとの出会いが大きい。
UNRWAでアリーをはじめ「すごい」と思える人たちと一緒に仕事をして、これからもこんなすごい彼らと一緒に何かをしたい!と強く思って、大学院進学を決めたからだ。

とても才能豊かな彼は、URNWAで私にたくさんのことを教えてくれた。
ICTのプロジェクトをアレッポのネイラブ難民キャンプで立ち上げることになったとき、声をかけてくれ、しばらく一緒に活動した。

彼は、現地の人と一緒に何が問題かを考え、問題を特定したら、それをどうやって解決していくか、常に現地の人の可能性を引き出しながら、それを実現するための計画を彼ら自身が立てれるように支援していた。プロジェクトマネージメントのおもしろさも難しさも教えてくれたのは、間違いなくアリーだ。

今でも、教育実践の多くは基本的的にプロジェクト型。
あの時の経験が今につながっている。

たった2日間の日本滞在のうち、2日とも会ってくれて感謝!

最近、生き方についていろいろ悩んだりもしていたけれど、アリーと再会して、たくさん話をして、なんだか自分らしさをしっかり取り戻した気がする。

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UNRWAで同僚だったアリー@イラン人との再会

先日、アリーに会った時、
首相が靖国神社を参拝することについてどう思う?
TPPについて国内で意見が分かれているけれど君はどう思う?
シリアの米国の軍事介入についてどう考える?
日本の難民受け入れ体制や国内難民の生活についてどう思う?
安倍政権で経済が戻ったといわれているけれど、それについてどう思う?

などなど、いろいろ意見を求められた。
すごく楽しんでアリーと議論した。こういう感覚懐かしい・・・。

海外にいた時は、こういう議論をかなり楽しんでやっていたけれど、
今の生活では、全然ない・・。だからニュースの読み方も全然違う。
自分の意見を持とうと意識してニュースを読まないし,他の人がどう思っているかも、ツイッターやfacebookで流し読みしているだけで議論してないな。

答えのないオープンエンドな問題について(学術分野だけじゃなくて)考えるのを楽しむ。議論するのを楽しむ。そういう場を作っていこうと思った。

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