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第29回日本教育工学会(JSET)@秋田

あきたに参加した。
JSETは、メインの学会。専門分野について議論できるのでとても楽しかった!

発表は、「モバイル端末を活用した海外フィールドワークの学習環境デザイン」について。6月のシンポジウムのテーマだった「状況論・活動論的観点から教育工学研究を考える」に関連して、実践におけるモバイル端末の活用について論じた。茂呂先生がいうTool and Resultから実践を見るのは、かなり大変だった。思考の枠組みを変えるというのはそんなに簡単なことじゃない・・。発表ギリギリまで、ああじゃない、こうじゃないとデータと向かいあった。これからも状況論・活動論の観点で実践を分析し、何が見えるか、何が課題かをしっかり見極めたい。

今回は、薫さんにお誘いいただいてたくさんの女性研究者・実践者と仲良くなれ、いろんな話ができたことがとても面白かった。

あと、院生の頃からずっと見守ってくれたり、貴重な経験のチャンスをくれたり、これまでお世話になった(今もお世話になっている)方々にもたくさん会えて、話ができて、すごく嬉しかった。今の自分は、ほんとたくさんの人に支えられて、ある。常に感謝の気持ちを忘れず、日々精進です

満月

やることが多すぎて、何か大事な忘れているんじゃないかと、不安な日が続く。

昨夜は、学会の日にちを間違える夢をみた。ああ、怖い。怖い。

ひとつひとつ、しっかり、丁寧に取り組まないと、後悔するのが分かっている。
だから、ひとつのことにいつも集中しすぎて、いろいろ抜けてしまう。

相方さんや千穂をはじめ、たくさんの人にいつも助けてもらいながら、なんとかできてます。
今日も二人に助けてもらった・・・。

写真:以前、甥にプレゼントした天体望遠鏡で撮影した今日の月。未来科学館に行って宇宙に関心をもってきたので、関連の本をかった。甥と一緒にいろいろ学ぼう^^moon

「異文化コミュニケーション」のワークショップ@京都市立Y小学校

9月18日

京都の小学校で、5.6時間目の総合的な学習の時間で、yamanouchiを実施。京外大の学生7名、留学生7名の協力を得て、顔表現や間、距離、ジェスチャーなど非言語も加えて、異文化の人と会話を体験してもらった。

海外に出ると、非言語コミュニケーションの重要性をよく感じる。自分のことを相手に伝える時も、言葉だけじゃなくて、非言語がとても大事になる。相手のことを理解する時も、言葉を理解しているだけでは不十分で、相手の表現をみて、「言葉」を「解釈」する。

私がアラビア語やスペイン語を話すようになったプロセスは、単語や文法を暗記したというよりむしろ、人々の会話で使われているすべてー言葉だけじゃなくて、間、顔表現、体の動き等ーを模倣することだった。

このワークショップの目的は、「子どもたちが誰かと会話をする際、言語だけではなく、うなづいたり、笑顔をみせたり、分からない表現をしたり、手足を使って情報を伝えたりすることを意識でるようになること」である。

体験後、グループごとに、「コミュニケーションでうまくいったこと、難しかったこと」をもとに「どうしたらうまくコミュニケーションができるか」をホワイトボードにまとめてもらった。そこには子どもたちがそれぞれ自分たちの体験を通して、しっかり気づけたことが書かれた。

協力してくれた京外大のみなさん、ありがとう!

写真は、協力してくれた学生と留学生、そして、スペシャルゲストのブルキナファソのワンちゃん。みんな、子どもたちとの関わりが上手で、子どもたちの心をぎゅっとつかんで、とても楽しいワークショップになりました~。

協力:NPO法人 FiLC
 

日本教育工学研究協議会全国大会 お知らせ

日本教育工学研究協議会全国大会の締め切りが迫ってきました!
締め切りは、9月17日!(明日です^^)

「未来を築く学びのリデザイン」というタイトルで、研究発表が行われます。

現場の先生もたくさんこられる研究会です。
研究と実践をつなげる場になると思います!
私も、JAETを通してたくさんの現場の先生に出会い、その後連携し、実践や研究をご一緒させてもらうことになりました^^

ご関心のある人は是非、発表または参加ください〜!

http://www.jaet2013.com/index.html

UNHCR難民映画祭

第8回 UNHCR難民映画祭が近づいてきました!

第1弾は、「シリア、踏みにじられた人々と希望」という映画。

日時:9月28日(土)16時~
場所:イタリア文化会館
参加:無料

シリアについて関心がある、なんとかしたい、と、たくさんの声かけしてもらっています。現状を知るひとつのきっかけになると思います!

http://unhcr.refugeefilm.org/2013/

【9/15】目黒のさんま祭り

今日の午前は、目黒のさんま祭り。

午後からJAMCOと打ち合わせがあったので、1時間の長蛇の列に並ぶ時間がなく、お祭りの雰囲気を楽しみ、一樹さん@気仙沼に会って帰ってきました。

目黒駅をおりたら、さんまのおいし~い香りが・・・。
さんまを食べれなかったのは残念だけど、出店でつまみぐいを楽しんできました。
sanma
来年は気合い入れて並びます!

JAMCOと連携した教育・研究・社会貢献活動を始める予定!
楽しみ~!

JAMCO
http://www.jamco.or.jp/

バングラデシュの少数民族の伝統を守りたい・・じゅんこさんの思い

maya【バングラデシュの少数民族の伝統を守りたい・・じゅんこさんの思い】

今日のお昼は、NPO FiLCの相馬じゅんこさんと打ち合わせ。
じゅんこさんはバングラデシュの少数民族マニプリ族の伝統保全に2007年から取り組くまれている。伝統保全・・・実は、これ、ほんと深い深い社会問題なのである。

マニプリには、独自の言葉、独自の習慣、独自の生活スタイルがあった。ところが、マニプリの若い人たちは、その文化を継承していない。私たちの友人であるスナハルくんが言っていた。「マニプリの言葉で話すと、学校で馬鹿にされたりするし・・だから、バングラディッシュ人みたいに振る舞わなくちゃいけない」と。

「そうだね。じゃ、マニプリの文化は、村を離れた若い世代の人たちにとってもう必要ないから、継承しなくていいね」というわけにはならない。なぜか・・。

バングラディシュ独立時、母国語がベンガル語に統一された。ベンガル語統一がバングラ人にとっての独立のアイデンティティにつながっていることから、バングラ人にとってのベンガル語に対する思いは強い。ベンガル語によって人々がつながったという肯定的な側面がある一方、独自の文化、言語を持っていた少数民族の地域にもベンガル語が教育を通して入り、独自の言葉を価値付けられなくなっているという負の側面もある。

言葉は、私達の思考、価値観、習慣、そしてアイデンティティと非常に関連している。言葉は社会文化的な道具である。私達は言葉を通して思考する。私達は思考を通して、行動を意味付け、習慣化し、自分のアイデンティティを構築する。マニプリ族が独自の言葉を失うということは、すなわち・・・・(これを議論するととてつもなく長い話になるので、略!)

そんなマニプリの問題をなぜ、日本人のじゅんこさんが取り組むのか。そういう疑問を持つ人も少なくないかもしれない。でも、実は、とっても意味がある。そして、それに賛同した私も、この問題について一緒に取り組んでいきたい。大学での研究知見をこの問題解決に活かすことができればと思う。

PS:写真はじゅんこさんの末娘、私の天使のマーヤが書いてくれた私の絵。ありがとう、マーヤ!

【9/13】川崎の小学校での授業研究

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今日は、川崎市立T小学校での授業研究の日。毎月、私は、T小学校の授業研究をとーっても楽しみにしている。

何が楽しいかというと、先生方みんなが「挑戦」を楽しんで取り組み、良い授業を創るためにみんなで(学校内外のいろんな人に関わりながら)一緒にがんばろう!っていう雰囲気があること。そういう中にいると、私自身とても刺激を受けるし、小さなことでもなんでも気づいて、追求して、発展させていこう、と思える。

今日も、公開授業のあと、私も先生たちも授業について話し合いたくてうずうずしていて、時間を見つけては、仲良くなった先生と「私はこう思ったんだけどどう見えた?」とディスカッション。授業をされた先生からも「どうだった?」と声をかけてもらったり、みんなが、学ぶことを楽しむ雰囲気ってほんといい。

T小学校の子どもたちも幸せだなぁ。共に学ぶことを楽しむ先生のもとで成長していく。子どもたちが学ぶのは、授業の科目だけじゃない。先生のまなざしの向こうにあるものも共有していくから。

いつも快く受け入れてくださるT小学校の先生方に感謝!
こんな良い機会を共有してくれたN先生@横浜国大にも感謝!

今日は、Y先生@日本女子大も来られていて、ご一緒できてとても嬉しかった。Y先生にはいつも励ましの言葉をいただいて、それがいつもモチベーションになる。

おかげで(?!)今日が締め切りの原稿も無事提出できました^^

【9/6-10】アクティブリサーチの事後学習(集中講義)

【アクティブリサーチの事後学習(集中講義)】

9月6(金)・9(月)・10(火)は、ミャンマーでのフィールドワーク(アクティブリサーチ)の事後学習(集中講義)でした。朝の10時40分から午後の5時50分までのかなり時間もながく、疲れたけれど、楽しかった〜!という気持ちが大きい。

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行く前に各自個人で立てた目標(ルーブリック)に基づいて振り返りをしたり、現地で学んだことを体系的な知識形態にするため、映像や電子書籍としてまとめたり、現地で解決できなかった疑問をMyoe先生に教えてもらったり、盛りだくさんの内容でした。

何より面白かったのは、振り返りのディスカッション。学びとして認識されたひとつひとつの事象を丁寧に振り返っていく。たとえば、「相手に自分の知りたいことを問うばかりで、自分の意見があまり言えなかった」という学生に対して、他の学生が「意見ってどういうこと?」「自分が知りたい問いを持つことも意見ではないの?」「それって、意見が持てなかったのか、持っていたけれど表現できなかったのか、どちらだと思う?」というように。ひとつひとつを丁寧に振り返っていく中で、時部の学びを批判的に捉え、創造的に解決していく。私自身、とても学びの多い3日間でした。

最後には、一緒にいった学生たちから素敵なプレゼントまでいただきました。めちゃ嬉しくて、感動〜!ほんと、みんな、ありがとう!!

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【9/11】JEAMSの学会原稿執筆・・・

今日は、午後から川崎市の小学校の授業研究・・・に参加する予定だった。
が、日にちを間違えて、リターン。授業研究は明日でした。

締め切り原稿を抱えて、時間に全く余裕がないにもかかわらず、やってしまいました。往復3時間の電車の旅。間違わずに乗り換えができたので、練習かしら。トホホ。

さて、日本教育メディア学会の原稿締め切りが明日となりました!
関係者のみなさん、お忘れなく〜!
メディア教育について、じっくり学会で議論いたしましょう!

http://wtoyoda-lab.sakura.ne.jp/jaems2013/prese.html

【9月7日】箕浦先生との文献研究会。

1173839_625701850804156_583792797_n9月7日は、箕浦先生との文献研究会。

今月は、私が発表担当で、対話的自己理論と教育研究の接点について発表した。

これまでの多くの研究では、「学習」を認知アプローチに基づいて捉らえ、教育方法が開発されたり、教育成果がはかられてきた。けれど、これに対して、違和感を持っている教育研究者、実践者は少なくない。それを超えるアプローチとして構成主義や状況論、CHATといった考えがでてきたけれど、いかに教育研究に取り入れるか、といったことについては、まだまだ課題がのこる。

対話的自己理論は、そういった疑問に答える枠組みになるかもしれない。

ディスカッションも盛り上がり、たくさんのコメント、意見をいただけた。Tさんと一緒に共同研究しようか!という動きもでてきて、楽しくなりそう~。

知れば知るほど、「問い」が生まれてきて、「問い」を追求すればするほど、見えてくると同時に、何が見えていないかがわかってきて、そしてまた知りたくなる。楽しい!

写真は、Tさんの次男くんが研究会の様子を描いてくれた。ほんと上手!!ありがとうー!

【9月3日】体調不良

【9月3日】

シンポが終わってから、体調がくずれはじめた。
「なんか調子悪いみたい」と言うと、一緒にいたK先生、相方さん、Tなどは、「気のせいやって」「シンポ終わったからって気をぬきすぎじゃない」「まだやることあるんでしょ(調子悪くなる暇ないでしょうという意味で」と。

そうかぁ、気のせいか・・・おもったけど、そのままダウン。
1日熱を出して倒れてました。ほんとずっと1日ベットで寝て・・・
翌日回復。

しっかり休めたので、とても元気になりました!
22時間くらい寝続けたんじゃないかな。

これくらいしんどくならなきゃ、ゆっくり休む事ないのでいい機会でした^^ ほんとよく寝たー!

【8月30日ー9月1日】 日本質的心理学会でのシンポ

【8月30日ー9月1日】

日本質的心理学会でのシンポジウム。ほんっとーに面白かった!

8月29日、朝にミャンマーから帰国し、そのまま、大阪へ。前は、こういった移動(シリアから帰国したその日にスペインに出張することもあった)も、たいして苦じゃなかったけれど、年なのかなぁ、ひどく疲れた。

午後に大阪についてからはシンポの打ち合わせ。指定討論を担当いただく久保田先生@関西大学とディスカッション。この段階でカオス・・・。議論が白熱しすぎて、収まらない。このままでは、だめだ、、と思い、翌日(30日)に再度議論することに。

ところが、30日の議論でも、カオス・・・。カオスの原因は、「フィールドワークのようなopen endな学習において評価は不可能」という久保田先生と出張と、大学の正課科目として実施する以上評価が必要だという私を含め発表者らの主張に大きな壁があること。議論が収束しないまま、当日(31日)のシンポジウムに。

ところが、これがよかった。対立する2つの立場が意見を戦わせることでとても議論がもりあがった。会場の先生方も同じようなジレンマを感じられていて、たくさんの方が議論に参加してくれた。

この様子をみていたN出版社の方が本テーマについて本を出版しないか、と声をかけてくれた。おおお!アクティブラーニングやフィールドワークといったopen endな学習は、高等教育で注目され、実践されるようになったけれど、評価についてはまだまだ議論の余地がある。そういうジレンマを抱えながらも、どう評価という課題に立ち向かっていくか、研究成果をまとめるいいきっかけになるかもしれない。

ところで、今回の学会での一番のキーワードは、collective achievement(集合的達成)。このcollective achivementをどう評価するか。評価できるのか。評価すべきか。今回の私達の取り組みもまさに、collective achivement。であれば、これを個で評価するのって難しいんだよね~。このあたり、しっかり議論して研究していきます^^