* You are viewing the archive for 9月, 2012

9/5-9/9 中国(広州)華南師範大学へ出張

華南師範大学の李先生との共同プロジェクトの検討、打合せのため中国広州へ。今回は、思考力育成のための授業デザインについて日中共同研究をするため、その第一歩となる出張だ。関西大学初等部の三宅先生と梅本先生と3人で渡航。初日からものすごいVIP待遇に驚いた。

ベースライン調査として4つの小学校の授業を視察させてもらい、小学校教員と意見交換をした。現状について把握するためだ。教員が授業で何を大切にしているのか、どういう授業を展開しているかについて情報収集した。

さすがに1級といわれている小学校なだけあって、かなり積極的に「新しい教育」が実施されている。もちろん文化が違うので、日本と同じかというとそうではないけれど、子どもの主体性を重視した授業が展開されていた。総合実践活動といった総合学習と類似した授業や、課外活動なども充実している。ICTもかなり整備され、電子黒板などが日常的につかわれている。

2日間は学校視察。3日目は、教員研修だ。関大初等部での事例をもとに考えさせる授業をどう着くあればいいかについてプレゼンし、ディスカッションをした。全体的にとてもよくできたと思う。

実際にこれから中国の先生方が、考えさせる授業というのを作っていく。来年2月に、中間調査として授業をみせてもらう予定である。

ところで、中国の先生が、日本の考えさせる授業をみてどういう感想をもったかについておもしろかったので、以下に簡単にまとめる。
(1)子どもに自由に考えさせると多様な意見がでてきてしまい、それをまとめることが困難
(2)考えさせるための時間を現状では十分にとれない
(3)一つのクラスに50名以上の児童がいるので、まとめるのが大変
(4)子どもたちに自由に調べたり、考えあせたりすると盛り上がりすぎてコントロールできない
(5)考えるのが得意な児童と不得意な児童で差ができてしまう。
といった意見がでていました。他にもいろいろメモしたものがあるので、後日まとめます。

9/3-4 中国での教員研修準備

久しぶりに大学に来た。かなりたまっていた仕事を終わらせることができた。明日は一日、中国での教員研修の準備をする。大学の先生、教育技術センターの職員、1級の小学校教員、大学院生が参加する研修。文脈が違う中でいかに分かりやすく説明するか。視聴覚メディアが不可欠。そのため、何本か授業のビデオをつくったり(編集したり)、写真を印刷してラミネートしたりした。プレゼンはほぼ完成。あとは、一緒に研修をする三宅先生、梅本先生と議論して、全体調整だ。気合いをいれてがんばらねば。

9/2 大阪へ

大阪へ戻ってきました。出張が続き、提出書類が山ほど。学会の仕事も山ほど。今月は、1本紀要論文を書かなくてはいけないし、次の出張(中国)のための準備もしなければならない。そのためにも、諸々の業務をこの1、2日で終わらせる!がんばります。

8/31-9/1 第19回日本教育メディア学会

日本教育メディア学会にて、研究発表をしてきました。発表したものは、次の2件。

(1)構成主義に基づいた高等教育の学習環境デザイン

(2)児童の思考を促す授業設計の日韓比較 -多声的ビジュアルエスノグラフィーを用いて-

これに加えて、今年の学会では、課題研究のコーディネータを任せていただきました。私が担当したセッションは「教育におけるゲーム・ワークショップ」です。質疑応答も盛り上がり、議論も活発だったのでとても良いセッションになりました。みなさま、おつかれさまでした。

第19回日本教育メディア学会全国大会URL

http://www.zundanet.co.jp/jaems2012/