* You are viewing the archive for 7月, 2012

7/13(Fri) 小学校の授業(総合)視察

今日は関大初等部の異文化理解教育の実践(総合学習)に参加。さすが三宅先生、Introductionがうまい!三宅先生の授業をみはじめてもう7年がたつ。大学で授業をする際にも、三宅先生のストラテジーをよく参考にする。小学校の先生から学ぶことは多いわぁ。夕方〜現在までは、論文執筆。今日もよく体も頭も使った一日だった。

7/9-7/12 学会発表原稿執筆週間

今週は、10分以上の空き時間は、学会発表のための原稿執筆につかった。今年は、京都外大から5名の学生が国際学会に参加することになったので、彼女たちの論文の指導や共同研究している関西大学の院生ともディスカッション。午前は、だいたい論文のディスカッションに使い、午後は授業、夕方に書くというパターンの一週間だった。やっぱり原稿にまとめることは大事。自分たちが実践している教育プログラムを学術的に捉えなおすことができるし、成果と課題を確認することで、次に同じ失敗を繰り返さない。教育分野の研究は、実践と研究をしっかりタイアップして進めて行くことが大事。今年は、日本教育工学会で3本以上、日本メディア学会で2本以上、国際学会で3本以上をファーストとセカンド以降も含めて発表予定。

7/8(Sun) 箕浦先生との研究会@東京

今日は、箕浦先生を中心とした研究会だ。今年度はDialogical Selfを理論とした文献を輪読している。今日の発表は、対話的自己の理論の提示者、ハーマンスの論文に対するアラン・ローランドのコメンタリー論文だ。ハーマンスの考えに対して、歴史的背景の考慮が不足していることを指摘している。海外フィールドワーク研究や思考力の研究と関連させながら聞いていると、事例についてより広くそして深く理解することができる。理論というのは、現実を理解するための枠組みだなぁと実感。

その後、N先生のご研究について発表をお聞きした。多声エスノグラフィー研究を進める上でとても参考になる研究をされているので、いろいろ教えていただきたい。

今日もとても学ぶことが多かった。本当に週末というのはあっという間に過ぎてしまう。夏休みにはいったら研究論文を書く時間をしっかりとりたい。

7/7(Fri) 小学校算数の授業見学

今日は、関西大学初等部(ミューズ)の公開授業を視察した。3つの算数の授業を視察。とても興味深い授業だった。ミューズでは、考えさせる授業づくりに力をいれていて、算数でも子どもたちに考えさせる工夫が多く埋め込まれていた。私は、『考えさせる授業」を社会文化的アプローチから研究したい。そのため、社会文化的アプローチの理論を理解の枠組みとしながら事例をみた。

今回理論の枠組みとしたのはヴィゴツキーの理論である。学校教育では、学力をポータブル可能な知識やスキルとして、その習得をめざすことが多いが、そもそも思考力というのは、文脈から切り離してスキルとして習得可能なのだろうか?

ヴィゴツキーによると思考や行動とはアーティファクととは切り離せない。何か考えたり、好意したりするとき、既にその欲求そのものが利用可能な道具との関係でなりたっている。算数においても国語においても相互においてもミューズ学習においても、●●したい、という欲求は、それができる環境、それが評価される環境にあるから生まれるのである。カロン (Callon)は、このことを「人々が求めたり、考えついたり、感じたりすることは、かれらのもつ社会技術的環境によって決まる」という。この理論に立脚すれば、ミューズ学習で学習した思考スキルというものを、他の場面に「移転」するという考えは、不可となる。他の場面でもその知識やスキルが使われるのであれば、それを可能にする何かアーティファクとがそこにあるからであると考えられる。

アーティファクとは私たちのしたいこと、できること自体を変質させる。活動の対象は常に私たちの前に対象として見えるものではない。目標志向的な人間によって意味が埋め込まれ、置かれ、維持される者として私たちの前に立ちあらわれるものであるから、そういう環境ではないところで、ある場面で考えた方略や内容が必ず活用されるということはない。

そもそも「転移」とは何か。これについてしっかり議論していく必要がある。

7/6 木曜文献研究会

今日は、木曜日の文献研究会だ。今日は、私の発表で、アクションリサーチについて発表をした。私の研究の基本スタイルはアクションリサーチで、院生時代にかなり勉強をしたので、よく知っているつもりでいたが、改めてアクションリサーチの評価(査読)の基準をみてみると、見落としていたところが多い。秋田喜代美先生の著書をもとに、アクションリサーチの研究をまとめる上で重要な点について整理した。

その後、三宅先生が、会話分析について発表をした。会話分析はこれまでやったことがあるが、研究論文としてまとめれたものはない(ミャンマーの授業研究における教師の発話を分析したものはあるが、これは会話分析という研究方法はとっていない)。会話にみられる人々の発話はその人の意味世界を知るひとつの手だてとなるため、私はとても興味がある。会話、哀話、ナラティブを研究データとして、もっと人々が住む意味世界について研究をしていきたい。この1、2年で一本、会話分析を用いて研究をしてみようと思う。

最後に、遠海さんが初年次教育の研究計画について発表。私の授業を事例としたもので、私も一緒に考えているが、なかなか研究の背景となる先行研究で、ピンとくるものがない。海外の文献を含めたレビィーが必要。

7/2-7/5 授業も終盤に

7月になった。授業ももう12回目となった。コースの終盤は、講義の授業でも、実習の授業でも、学生の理解を確認するため、学生による発表としている。学生に発表させる授業をする時は、講義とは違った準備が必要になる。講義の場合、何を話すかを有る程度準備できるが、学生に発表させる場合、どういう内容かが当日になるまで分からないため、かなり幅広く説明のための資料を準備しなければいけない。モチベーション理論、ロールプレイング、ゴールベースドラーニング、eラーニング、遠隔教育など、机間巡視の中で学生たちが関心をもっているキーワードをひろって、それについて整理した。学生たちは、自分たちの発表と関連させながら、理論や先行研究について知れるので、こちらのほうが関心をもって学べるかもしれない。が、理論を説明する時間が十分にないのが問題。50人以上になると、時間の問題がどうしても生じる。

7/2 インドフィールドワーク事後学習

今日は、インドフィールドワーク事後学習の日。2名の学生がビデオ編集を進めました。今日は、ちほ、みつき、遠海さん、李先生、クォン先生、久保田先生も一緒で大にぎわい。作業もはかどり、おしゃべりもはかどりました^^