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9/25 研究会@関西大学に参加

定例研究会に参加。9名の研究発表を拝聴。私も関わっている研究があるので、コメントをもらえるととても勉強になる。8月以降は、研究活動はずっと一人だった為,こうやって議論したりすると、研究のセンスが戻ってくる(先日の教育工学会の参加も)。後期は授業も1コマ増えるため、よりいそがしくなりそうだが、この半年間は「書く」ことに集中して、論文や本を出していきたいと思う。

9/23 KUFSと関大のコラボによるワークショップ実施

アジアンプジャというイベントに、KUFSと関大の学生がコラボでワークショップを実施した。実施したワークショップは3つ。ひとつは、インドと日本をつないだ異文化理解のためのワークショップ、2つめは、新聞を使ったエコバックを作ることを通した環境学習のワークショップ、そして3つめは民族衣装を来て写真をとることを通した異文化体験のワークショップ。どれも大成功だったと思う。このために、KUFSと関大の学生は、時間をかけて準備をしてきた。多くのこどもが参加してくれ、ワークショップは大盛況だった。みんな、おつかれさま!この経験と反省を次ぎに行かせれればいいですね。

9/21-22 英語論文執筆

投稿中の論文が帰ってきた。いくつか修正があるため、それを進めなければ行けない。しばらくいそがしかったので手をつけていなかったが、気づけば来週、原稿締め切りなので急いで対応しなければいけない。英語なので、日本語の論文よりも時間がかかる。しかし、世界に通用する論文を出すためには、英語で論文を書けるようになるトレーニングが必要だ。時間はかかってもできるときにそのトレーニングが必要だと思う。

9/20 京都外大 授業始まり

今日から授業が始まる。今日の授業は「マルチメディアの制作」である。コースの流れと評価について説明し、実際に、活用するソフトFlashで絵を描くなどして触ってもらった。Photoshopなど画像処理のソフトを使った事がある人なら、習得に特に問題はないが、全く画像処理ソフトを使った事がない人にとっては、最初のうちは大変かもしれない。そのため、授業に遅れたとしてもフォローアップできるようにウェブ教材を作った。全員が最終課題を出せるようにしたい。

9/16-19 日本教育工学会参加、発表

16日から3日間、日本教育工学会@首都大学東京へ参加した。すばらしい学会運営にびっくり。私も学会運営に関わったことがあるが、学会内容だけではなく、マネージメントについても学ぶ事が多かった。

発表は、次の通り。
(1)岸磨貴子、勝田浩次、久保田賢一(2011年9月)Digital Habitats支援モデルの検討 -大学院研究室を事例として-
Examining a Framework of Digital Habitats Suggested by Wenger for Designing Practice -Case Study of
Graduate School-, 日本教育工学会全国大会(東京首都大学、東京)一般発表

(2)小林道夫,岸磨貴子,今野貴之,久保田賢一(2011年9月)通信制高校のeラーニングにおける継続的な学習を促す支援
Supporting distance high school students in E-learning,日本教育工学会全国大会(東京首都大学、東京)課題研究

(3)中俣尚己、岸磨貴子、片岡由起夫(2011年9月)日本語教員養成における自己効力を高めるための遠隔会話演習の実践
Distance Conversation Lessons to Foster Self-Efficacy in Japanese language teacher education),
日本教育工学会全国大会(東京首都大学、東京)一般発表

(4)遠海友紀、岸磨貴子(2011年9月)初年次教育におけるルーブリックの共同作成の学生への効果,日本教育工学会全国大会
(東京首都大学、東京)一般発表

(5)勝田浩次、岸磨貴子、久保田賢一(2011年9月) 継続的に地域社会と連携しているサービス・ラーニングにおけるICTの役割
~高等学校と連携したプロジェクトを事例として〜,日本教育工学会全国大会(東京首都大学、東京)ポスター発表

9/12-15 学会準備、共同研究打合せ

17日から19日の3日間、日本教育工学会の学会があり、そこでの発表の準備と、共同研究者との研究打合せでいそがしい一週間だった。

9/8(Fri) 本執筆会議

大学教育のデザインに関する本を執筆している。今日は、共著のみんなとその打合せ。全然原稿が進んでいなかったので、この打合せで、一気にやらなければいけないことを思い出し、焦り始めた。来週には工学会がある。授業の準備、本の執筆、論文の修正、学会発表の準備、、、。ひとつずつこなしていかなければ行けない。

9/7-8 ハワイの大学との交流学習

9月8日にハワイの大学の学生との交流学習野オリエンテーションを実施した。7日はその準備のため、O先生と打合せ&準備。

8日のオリエンテーションでは、交流するKCCの先生、そして、実践女子大学の院生と顔合わをした。前年度はペアを組んでから全体で交流することがなかったので、今年から全体での交流を2回(最初と中間)に設けることにした。これによって、全体としてのまとまりができることを期待している(去年はペアの人だけと仲良くなるが、全体としてのまとまりがなかった)。

来週から本格的に日本語会話演習がはじまる。この経験を土台にして次のステップに迎えた学生が少なからずいるので、この経験が参加者にとって意味あるものになれば、と思う。

9/6 研究会@桜美林大学

今回は、国際キリスト教大学のF先生の発表を拝聴した。社会言語学研究の分野であり、私の分野とは全然違うけれど、研究方法、特に学習者をマクロとミクロな観点から分析することの意義についてはとても参考になった。

社会言語学研究では、言語と社会、言語と文化、言語とジャンル、言語と相互作用など様々な研究分野がある。教育工学分野でも学習者の学びのプロセスを分析する方法として談話分析などを用いたりするので、その方法や意義については共通点が多いと思った。

ご発表内容は、バイリンガルの生徒がどのような学習環境において言語を習得していくかというものだった。言語習得についての研究では、対象者がOld comer  とか New comerという区別をしたりしていた(そもそもそういったネーミングは外部者がつけたものなので、学習者の意味世界を分析する上ではそれほど必要ではない)が、そのように区切るのではなく、対象者を取り巻く環境について議論されていた。

学習者が言語を習得するプロセスにおいて、第三のドメインの重要性が示された。第一は学校、第ニは家庭、そして、それ以外の場として、第三のドメインが重要な意味を持つというのである。第3の場所(領域)とは、制度化されないinformal institutional setting(たとえば野球チーム、地域、などいろんなもの)である。

それぞれは、独立したものではなく、関連し合っている。たとえば、ヨンジェが日本の社会(第三のドメイン)に参画することで、母親(第二のドメイン)も同時に巻き込まれていく。たとえば、野球チームに入るとお弁当をつくる、など。それにより、母親も日本の社会に参画するようになった。

そして第三のドメインの特徴的なことは、それは学習者が自ら構築したものであるということ(The third constructed world)である。学校や家庭は与えられたものであるが、第三のドメインについては、学習者の積極的な構築がなされる。

F 先生の研究は、言語習得に関わる環境を考える上で非常に貴重な知見だと思った。

発表を通して、もっと調べてみたいと思うテーマが多くあった。以下、キーワードをメモしておく。

キーワード:Metro ethnicity、異文化コミュニケーションにおける第三の文化、フィッシュマンによる第三空間(third place)

疑問に思った事は下記の3点。

①そこで育った人にとってはそれ(政治、経済、学校教育)がドメイン

それぞれの領域での言語の使い方がどう違うのか?

②言語習得のための場をつくるプロセス(または、きっかけ)は?

③フィッシュマンのThird Placeの概念との違い

 

 

8/30-9/1 諸々の書類作成、提出、ミーティング

30日は滋賀大学教育学部付属中学校の研究大会があり、それに参加をする予定であったが、とても重要なミーティングが入ったため、大学へ。ミーティングのための資料を準備し、諸々の書類作成、提出をした。

夕方からは、インドのフィールドワークでお世話になっているニランジャナ・セワサンガから代表のアキヨさん、そしてスタッフの妹尾さん、ももこさんが大学に来てくださり、アジアンプジャについてミーティングを持った。また現地で学生がどのような活動ができるかについても、いろいろ意見交換ができたので、学生のインドで活動する意欲も益々高まったようだった。このように単に現場に行くだけではなく、準備のプロセスにおいて様々な人と出会い、試行錯誤しながら、自分のアイデアを形にしていくことが大事。これからもそういう場をどんどん提供していきたい。

翌日は、9月中旬から実施するハワイ大学の学生との交流の準備を大谷先生、院生の田野岡さんと一緒に進めた。日本語を専門としている方の話を聞くのは本当に面白いし、勉強になる。分野の違う人とこうやって一緒に仕事をしたり、論文を書いたり、実践をしたりするのは本当に面白い。

9月1日は、現在執筆している本を進めるため、データを整理したり、足りないデータを収集した。11月が第一原稿締め切りなので、今のうちにほとんど書き進めておかなければならない。後期からは、新しい講義を担当するのでその準備も必要だし、9月は、準備をしっかりしておかないと新学期が始まってから大変なことになってしまう。

8/29(Mon) 韓国から帰国→心斎橋で打ち合わせ

早朝5時50分にホテルを出て、帰国。

今日は、午後から本学の学生が、インドのフィールドワークの受け入れをしてくださるNPO法人ニランジャナ・スクールのディレクターであるシッダールタさんからヒンドゥー語を教えてもらうことになっていたので、私もその現場(心斎橋)にむかった。

本学のフィールドワークのプログラムで変更になった点があるので、彼にそれを説明し、今後の対応をお願いしてもらうこともその目的のひとつだった。

帰国してすぐに家をでたのでさすがに疲れていたが、学生が一生懸命学ぶ姿をみると、本当に元気がでる。