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5/19-21 ビデオ編集週間

今週は、かなりの数のビデオを編集した。19日は、映像メディアの制作を履修している学生が、授業以外のビデオも編集したいということで、彼女のカメラのビデオキャプチャーの指導をした。最近のカメラは、キャプチャーするのにソフトが必要だったりするので、結構面倒くさいのだ。しかし、マックだとそれがいとも簡単にできてしまう。

土曜日は、K先生の教材制作支援のため、フランスの教授J先生と、朝の10時から夕方7時くらいまで編集。時間はかかったが、とても気さくで素敵なJ先生で、いろいろ意見交換をしながらの編集だったので、楽しく仕事ができた。なかなかいい出来のものができたので、今後、イタリア語、英語、フランス語、ポルトガル語など多言語で発信していく予定。

これから編集が増えていきそうなので、スペックのいい自分用の編集用パソコンを買おうかな、と考え中。今編集用に使っているものは、3年くらい前のものなので、今の高性能のビデオカメラのデータを編集するには、編集用パソコンもアップデートしないとなぁ。ソフトもCS5にアップデートしたいし。仕事環境の改善をしなくてはいけない。

 

ブータンの情報省の職員による講義

5月10日にブータンの情報省の職員に、ブータンにおけるメディアリテラシーの講義を30分ほど実施する予定です。インターネットの状況が不安定ですので、当日、つながらずにキャンセルということもあるかもしれませんが、関心のある学生がいれば、岸に連絡ください。これは、私の授業「映像メディアの制作」の一環として実施しますが、関心のある学生には参加を許可しています。

テーマ:ブータンにおけるメディアリテラシー教育の実践ブータンの情報省の職員の方に、ブータンにおける映像メディア(テレビ番組)の可能性と問題について講義してもらいます。ブータンは、これまで鎖国を続けていましたが、インターネットや衛生放送の普及に伴い、国内に海外から急激に情報が入ってきました。これまで国営放送しか情報源がなかった国民はこの状況に混乱し、様々な社会問題が発生しました。本講義では、映像メディア(特にテレビ番組)の問題とその問題解決のために国がどのような活動をしているかについて、情報省の方に話していただきます。

講演者:Tshering Dendup氏
(所属)ICT Department of Information and Media
Ministry of Information and Communications, Thimphu, Bhutan

場所:135

教室方法:スカイプを使った遠隔講義   ※ただし、インターネットの接続状況により急遽中心にある可能性あり

時間:12:40-13:10

5/2 インドとのテレビ会議

本学のインドフィールドワークの事前事業として、共同する現地の学生との交流を計画している。基本的には、facebookで交流するが、最初の人間関係構築には、顔をみながら、自由に話して、「この人と仲良くなりたいな」という関係をつくることが大事だと考えている。しかし、フィールドワークの実施場所は、インドでも最も貧困地域といわれるビハール州でネット状況もあまりよくない。そのため、まずはどの程度テレビ会議で交流ができるか、現地でコーディネータをしてくれているmohitと実験をした。

音声は少しずれるが、ある程度会話はできる。しかし、ネットが不安定であるため、たった20分の会話でも5回以上回線がきれた。回線がきれたとき、集中力がきれるので、これを想定した交流をデザインする必要がある。画像は、こちらからの画像はきれいに相手に写っているようだが、あちらの映像はいまいちだった。ウェブカメラの問題だと思う。前回のインド渡航で私物のビデオカメラをWAPのスタッフに渡してきたのでそれを使ってもらい、再度実験をしたい。まだインドのフィールドワークに参加する学生が決まっていないため、交流が始めれない状況だが、ガヤ大学の学生は早く本学の学生と交流を始めたいというので、有志の学生を集めて、5月下旬から交流をはじめようかと考えている。

4/9(土)インターネットを活用した日韓交流学習の実践

日本語学科の長浜先生の依頼を受けて、釜山外国語大学の学生とインターネットを使ったワークショップを実施することにした。このワークショップには、日本語教師兼研究員のO先生、京都外大の院生Tさんも支援に入ってくれて、準備もしっかりでき、プログラムの内容も充実したものだった。

実践の概要

①京都外国語大学の学生(2年生から4年生)12名、釜山外国語大学の翻訳・通訳サークルの学生12名
②交流言語:日本語
③日時:4月8日(土)10時半から17時
④目的:
京外大側:①異文化についてクリティカルに読み解くことができる、②日本語教師として外国人に日本語を教える時、自分が日本の文化を教育の場に持ち込んでいることに気づく。
釜山外大側:①異文化についてクリティカルに読み解くことができる、②日本人に対して日本語を話すということは、文法や単語を正しく使うだけではなく、日本文化を知ってそのコンテキストに会わせて活用することの重要性に気づく。
⑤アクティビティ
A:私が考える日本/韓国
自文化、異文化に対する認識を分析的に認識するためイメージマップをもとにディスカッション
B:韓国人による韓国案内(プレゼンテーション)
韓国人のプレゼンテーションをもとに、疑問に持った事、気づいた事についてディスカッション
C:写真の比較を通した文化理解
テーマについてそれぞれ写真や動画を持ち寄り、その違いとその違いの背景にある文化、歴史、社会的な側面についてディスカッション

4/8(金)インドのフィールドワーク国内の小学校と連携

今日は、高槻の小学校を訪問し、3年生を担当するM先生とインドのフィールドワークに関して連携が可能かについて議論した。

京外大では、今年度から10名の学生をインドでフィールドワークをさせる。インドでのフィールドワークは現地の大学生と連携し、村をフィールドとして活動する予定である。活動の枠組みは決まったが、何を目的としてフィールドワークをさせるかについては、現在思案中である。文化人類学者のように現地について「知る」ためのフィールドワークなのか、現地に何か改革をもたらすようなアクションリサーチなのか。知識の奪略者にならないように慎重にフィールドワークの目的と方法を考える必要がある。

そこで考えたのが、日本の小学校との連携である。本学の学生と現地の大学生が媒介となって、日本のある地域とインドの村をつなぐような取り組みはどうかと考えた。学生が直接村にいって「何かをしてあげる」となると、援助する側、される側という明確な立場ができてしまい、対等な関係が築きにくいが、日本とインドの地域に貢献できるような支援をするというのであれば、あくまでも主体は現地の人であることになるため、対等な関係で関わることができるのでは、と考えたのだ。

今回でてきた案としては、「おもちゃづくり」である。日本の小学生は、国語科の中で説明文を学習する単元がある。インドの村にあるもの(泥、葉、器、牛糞、藁など)を使ったおもちゃを提案し、作ったものと、作り方をインドの子どもにあげるというものだ。日本側では、総合学習の一環して国際理解につながるだろう。一方、インドの子どもたちも見近にある素材を使った遊びを知ることができる。それを本学と現地の大学生が支援するのである。なかなか面白そうな取り組みなので、学生が納得いけば、取り入れようと思う。

12.16. インドフィールドワークのプロポーザル作成

ブッダガヤの大学と連携してどのようなフィールドワークを実施するかについて、ほぼプロポーザルができた。WAPのOさん、マガダ大学のOさんがかなり支援してくれ、具体的にアイデアをつめることができた。あとは、これを両大学に提出し許可をもらい、承認を得るだけである。来週からしばらくミャンマーへ出張に行くのでそれまでにある程度、形は整えておきたい。
夕方は、web2.0の研究会.研究室の特徴をポストイットに書き出し、テクノロジーがどのようにこれらの活動をサポートしているかについて分析した。その後分析の結果をfacebookにてディスカッション。非常に面白い気づきができた。このように研究会でもソーシャルメディアを活用して知識構築を体験するのも大事。自分が体験しなければ、机上の空論になってしまうから。体験に基づいた考察ができるよう、自分自身いろんな体験をしていく必要がある。

12.15. 日本語教育のための日米交流実践の最終報告会

9月から日本語教育のため、ハワイのKCCと外大生間で交流実践をしてきた。外大生にとっては、日本語教員養成の一環として、KCCの学生にとっては、実践的日本語を学ぶためである。2ヶ月半の間、16回交流したグループもあれば連絡野すれ違いや相手のモチベーションの問題で一度も交流できないグループもあった。今後こういう遠隔における指導をする際のノウハウをかなり得ることができたので、これを研究知見として今後しっかりまとめて発表していきたい。

12.12. 本学の強みをどう社会貢献に活かすのか

今日は、朝からWAFのスタッフとどう連携できるかについて議論した。連携するというよりむしろ、参加させてもらう、ということになるが、ただ参加させて「楽しかった」では、他の海外セミナーと何も変わらないので、WAF運営に関わらせてもらうことになった。本学の強みは「語学」である。しかも英語だけではなく「多言語」である。

本学の学生とよく話をするが、よく耳にするのは「なんのために語学を学んでいるかが分からない」ということである。本フィールドワークは、大学で学んでいることを実践的に活用することを通して、語学学習への意味付けとキャリアのイメージをつけさせることがひとつの目的となる。そういう意味でも、彼らの専門言語を使わせたいという思いはある。

議論の中ででてきたアイデアとしては、ガヤ大学のMBAコースの学生と連携して、WAFの活動をメディア戦略の観点から考え、支援していくというものである。メディアの活用は、どの領域(政治、経済、教育、医療など)でも不可欠である。メディアを活用してどのように観光客を誘致するのか、WAFの意義をどういう形で伝えることができるのか、トップダウンではなくボトムアップでの参加を可能にするためソーシャルメディアをどう活用するのか、といったことについて考え、実践できればいいと思う。

具体案については、現地の先生らと議論する必要があるが、大きな枠組みとしては、この部分に学生を関わらせたいと思っている。とてもおもしろいことになりそうだ。私自身が「この活動は教育的に意味がある」と思わなければ動機付けできないが、実際は、このフィールドワークの可能性にかなり期待をしていて、動機づけられている。力を入れて頑張りたい活動のひとつだ。

12.11. Wall Art Festivalのワークショップに参加

本学で取り組むインドでのフィールドワーク開発のため、今日は、仙川で実施されたWall Art Festival (WAF)のワークショップに参加した。地元のカフェで実施されたワークショップは、コミュニティカフェとしても機能しており、地域の人が参加していた。また遠方(仙台や筑波)からの参加者もいた。これらの人は、WAFへの活動に関心があり、関わりたいという人たちである。

WAFは、インドのブッダガヤの村の促進をめざして、芸術祭を実施している。この芸術祭の運営は、ボランティアベースで、地域の人たちが連携して作り上げている。その活動を支える舞台として、カフェがあり、リソースとして仲間がいる。草の根国際協力に関心を持った人だけではなく、インドそのものに関心を持った人、芸術に関心を持った人、参加している人たちの魅力に引き込まれた人、何か一緒に創りだしたいと考えている人、何かしたいけれど何からすればいいか分からない人、様々な人が様々な目的や関心をもって集まっている。WAFに関心をもって今年度インドへの渡航を検討している筑波大学の学生は、「スタディーツアーとかとは違って、自分たちで創りだしているところが魅力」といっていた。確かにそうだ。ここに参加している人はひとりひとりが自分の役割を見出して、動いていく。スタディーツアーやセミナーのように、準備された場に参加するだけではない。ここが私がWAFと連携したという大きな点である。

学生をお客様として受け入れてもらうのではなく、学生が自分たちができることを考え、できないことを認識し、できるようになるために人々と連携し、できるようにするためにどういう道具を使えばいいか、それを考えて実践できる場になればよい。

大学としては、ここまでコミットする教員がいないため、なかなか実現しにくいと思うが、大学もそういう人を積極的に雇用して、地域連携、国際連携をすべきだと思う。トップダウンの契約ベースの活動に対して、もうすこしクリティカルに見ていく必要があると思った。

今日のワークショップ、そしげ夕方のWAFのアーティスト達のトークイベント、インドの学生たちとのスカイプ交流、現地コーディネータのOさんの思いなどを聞いて、益々WAFと連携したいという気持ちが高まった。本学とどう連携できるかについては、今日の情報をもとに整理し、Oさんと検討する。

12.9. Learning Commons for 外大

今日は、千葉県のK外大のマルチメディア教育センターから来客があった。スタジオの活用について視察とディスカッションが目的である。K外大にもスタジオがあるが、リプレイスの時期にきており、どういった環境を整えるべきかについて本学のスタジオ等を見学されにきた。

大学にスタジオを持っているところは多くはないと思うが、少なくもない。本学でもスタジオがあり、学生のプレゼンテーションやニュース形式の教材、音声教材などの収録に利用されている。K外大の悩みは、リプレースするにあたって、従来の高価な機材を導入すべきか、それとも他に方法があるのか、ということだった。

スタジオでの撮影というとどうしてもニュース形式の映像を想像してしまう。グリーンスクリーンをバックにしてクロマキーでバックに写真や映像を挿入する。でもこういう作業は、プレミアで十分できる。グリーンでなくても、何色でも色を抜くことができる。またカメラも大型カメラでなくても安価で質の高いカメラが多く市場にでている。この時代、スタジオを持つ意味って何か、そういう問いをもってK大学の方とディスカッションした。

従来やってきたことをやるためには、高価な機材は必要ないとは自明の通りである。しかし、スタジを持つことは様々な可能性を広げる。たとえば、語学のプロである教師が、教材を作る際、カメラ、マイク、三脚を準備し、静かなところで撮影するとなるとその準備が大変だが、スタジオに行けば簡単に撮影できる。今はPODCASTの時代なので、簡単な映像コンテンツを作って、流すことも考えられる。また、インストラクショナルデザインの観点から従来の授業と映像コンテンツを組み合わせた授業設計も可能だ。教師が説明していた文法や発音練習の部分を映像で教材化しウェブにアップする。それを使っている間は、個々に指導し、その後、プラクティカルな活動(ピアカンバセーションなど)は、従来通り対面で実施するなどである。また、K外大のラーニングコモンズの強みを活かして、学生が主体となった活動を支援する場としてスタジオを活用すればいいと思う。

スタジオを特別なものとするのではなく、オープンにし、学生がustreamやpodcastで何かを配信したい時気軽にそれが実現できる環境のひとつとして位置づけるのである。

意見しながら、本学でもやってみたいな,と思った。来年は、活動の範囲を広げていろいろやってみよう。

12.8. インドでのフィールドワーク策定

今日は、朝からずっと来年度から実施するインドでのフィールドワークについて活動を考えていた。他の大学の事例と高等教育の動向、文部科学省の動向(社会人基礎力など)を参考に、このフィールドワークで何をめざしたいのか、そのためにどういう活動が必要か、その活動を実施するためにどういう準備やマネージメントが必要かに就いて検索、整理した。ある程度、方向性とアイデアがまとまったので、あとは案を具体化していく段階だ。今週は、連携したい団体に直接あって話をし、可能であればここと連携してやっていきたい。

実際に、今日個人研究室に遊びにきた学生2名(前期の初年次の授業で教えていた学生)がやってきたので、いろいろ話を聞いた。彼女達の話によると、「今、なんのために語学を学んでいるかが分からない。」ということだ。言語を話したくて言語を学ぶが、言語を使う場面がなく、次第になぜ言語を学ぶのかの意味が見出せなくなっている。彼女達は、私の授業を受けていた受講者の中でも積極的で一生懸命取り組む学生だった。そういう学生でも、大学という閉じられた場所だけで勉学に取り組むと、次第に意味が見出せなくなる。自分が学習していることが社会とどう関わるのか、将来とどうか変わるのか、それを道具としてどういうキャリアを創りだせるのか、そういったことを学ぶには、やはり外にでるしかない。単に外にでるだけではなく、なりたい自分をイメージさせてくれるロールモデルに出会い、一緒に活動し、考え、その中で、具体化していくことが大事。このインドのフィールドワークはまさにそういったところに焦点をあてて進めていきたい。

同時に、国際フィールドワークを支援するための枠組みについても研究していきたい。ソーシャルネットワークを活用し、単に海外に行かせるのではなく、キャリアにつながる体験を内省させる仕組みを入れる。ソーシャルネットワークサービスと学習はもう切り離せない。大事なのはそれをどう活用するのかということ。

今日、情報検索をしている時にみつけたyou tubeの動画がおもしろかった。参考までに。

Social Media革命

12.7. 第10回 マルチメディアの制作

今日は第10回目のマルチメディアの制作である。センスの良い学生が多い。マルチメディア教材を作る上で「デザイン力」は不可欠。絵を描くのが上手な学生、写真を撮るのが上手な学生、それぞれの特技を活かして作品がつくられている。完成が楽しみだ。

ところで、お昼の時間に3人の学生が個研にきた。一人は前期の授業で教えていた学生で、2人は、彼女の友達だ。3人ともハワイとの日本語指導のための交流学習に参加してくれている。彼女達に、Wall Art Festivalの活動や、インドでのフィールドワークについて率直な意見をもらった。やはり、大変関心がある。最近学生にこの話をする中で気づいた事は、語学を学ぶことの意義を探しているということ。語学を学びたいから留学するというが、その後について質問するとほとんどの学生が答えられない。語学ができれば何かができるだろうが、何ができるか分からないのである。

本学では語学やその言語の文化や歴史について勉強するが、学んだ言語や知識をどう活用できるかが見えない学生が多い。また、将来、国際ボランティアなどにいきたいが,語学だけでは行けないし、どういう専門知識や技術がいるかが分からない学生もいる。将来のキャリアを考える上で実際に現場で活動している人と一緒に何かすることは以上に重要。観察や共同を通して、具体的なイメージを得ることができるからだ。そういう意味で、インドのフィールドワークは、現場で活動している人と一緒に活動をすることで、国際ボランティア、異文化とのつきあい方などを学べるのではないだろうか。

12.2. MMCでの勤務

今日は特に予定が入っていなかったので、来春にむけてインドでのフィールドワークの実践について先行研究を読んだ。アメリカでは、サービスラーニングをはじめフィールドでの体験学習を重視した実践が多く行われている。インターンシップの学習とは違うという立場からサービスラーニングをとらえた論文があった。本取り組みも学生を短期留学やインターンシップとして派遣するのではなくて、異文化間就業力の育成なので、ソーシャルサービスのように社会貢献やビジネスを通した体験学習をデザインする必要がある。今回読んだ論文はボランティア活動をサービスラーニングとしてとらえており、インターンシップでの学びとの違いについて議論されていて大変参考になった。
インドでのフィールドワークは、ツーリズムまたはソーシャルビジネスといった観点からフィールドワークに関われそうなので、単に学生をインドの大学に派遣するのではなく具体的なサービスを提供する中で学べるような環境を整えたい。そういう意味でもサービス/クライアントではなく、パートナーとして実践できるシチュエーションをデザインする必要がある。

11.30. 第9回マルチメディアの制作

今日は、第9回目のマルチメディアの制作の授業。現在、グループ制作中なので、私の役割は、机間巡視と個別指導のみ。ウェブ教材を使った積み上げ式の授業なので、欠席していた学生は、過去の教材をみて自分で学んで、課題に取り組む。

ところで、今日は授業アンケートがあった。学生からの自由記述アンケートをみると、授業の満足度は高いが、1名、「どちらともいえない」というのがあった。理由は「内容が難しい」だ。

この授業は欠席者が多い。今日は8名も欠席者がいた。3、4年生を対象としているので就職活動の学生が多く、欠席が多い。そのため、欠席した人は、前回の基礎操作についても学ばなければ行けないので、授業外での学習活動になる。それをやらないので、ますますついていけなくなる。欠席者への救済処置としてウェブ教材をつくったが、欠席の多い学生が必ずしも授業外でその教材を使って学習するわけではない。結果として、課題が難しいと感じる。どれだけペースを落としても、どれだけ簡単な課題にしても、「欠席」という問題を解消しない限り、問題は解決されない気がする。出席重視としたため、脱落者も多く、悩みがつきない。

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夕方、前期の授業で教えていた学生が2名個人研究室にやってきた。前期の授業で教えていた学生が結構よくやってくる。明日も2名、来週も2名くるそうだ。全員、国際協力やソーシャルビジネスに関心を持っている学生で、私が授業の合間にした話に関心をもって話を聞きたいということで、個別に連絡をとってきた。自分のネットワークの中に彼ら、彼女達をうまくつなげればいいと思う。

11.21. インドでのフィールドワークについて検討

KUFSの事業「異文化間就業力の育成」の取り組みの一環として、インドでのフィールドワークを検討している。私は、インドのフィールドワークのプログラム開発を担当している。

昨日、インドで学校を建設し運営している同級生YUKIとテレビ会議をして、情報収集をした。やはり現地のいる人から話を聞くのが一番イメージがわく。具体的なアイデアができた。フィールドワークとして、① ソーシャルビジネルやフェアトレードの観点、そして、② ツーリズムの観点からから関われそうだ。その地域で日本人がNGO活動もしているようなので、そこにも話を聞かせてもらう予定である。

11.13. 【KUFS】多文化共生時代の恊働による日本語教員養成

ICTを活用したハワイの大学との交流を通して日本語教員養成をするというプログラムを日本語学科と連携して立ち上げたことがきっかけで、12日の教育GPフォーラムに指定討論者として登壇することになった。私が担当したセッションは「SNSを活用した海外の大学との交流」で、香港中文大学のU先生とカピオラ二大学のK先生に具体事例を紹介してもらった。事例後の議論では、次の2点をあつかった。ひとつは、海外にいる学生をICTを活用して指導する際におこりうる異文化コミュニケーションに関する問題、そして、ICTを活用した日本語教員養成のために、カリキュラムと学習活動をどう関連づけてデザインするかについてである。

◉異文化コミュニケーションの問題について

従来の指導では、日本語を指導する側が、日本の場合、自分のフィールドに学生をinviteするし、海外の場合、自分が相手のフィールドに行って授業をするが、ICTを活用した場合、両者が自分のフィールドにいたまま指導ー学習する。そのため、異文化間の違いが顕著にでてくる可能性がある。実際に、実習生の経験から、ICTを活用することによって生じた異文化間のコミュニケーションギャップについて紹介してもらった。

◉授業デザインについて

ICTを活用した日本語教員養成を行うためには、現行のカリキュラムとの関係、評価、支援などをしっかり整えておく必要がある。こういうプログラムがあるから、参加しましょう、というだけでは、両方の学生のモチベーションが続かない。学生が日本語指導や日本語会話の成長を実感したりするためには、評価と関連させることが不可欠であるし、評価をするためには、何を評価をするかという視点が必要となる。そのためにもカリキュラムと関連づけて、何を授業で学ばせ、何を学習活動を通して習得させるのかという総合的な観点が必要になる。

その他、韓国やオーストラリアで教鞭をとっていらっしゃる先生方にも登壇していただき、コメントやアイデアを共有することができた。

11.9. 【KUFS】マルチメディアの制作 第7回目授業

今日のマルチメディアの制作は、前回の続きで、個人課題「フォトアルバム」を作る、だった。学生は表現方法さえ身につければ、いろんな経験やアイデアがあるので、良い作品を作る。これらは、ウェブに公開する予定である。表現方法を知るのと知らないのでは、生き方自体も変わるといえるくらい大きい違いがでてくる。いろんな表現方法を身につけてほしいと思う。

来週からグループ課題になる。3年生以上を対象にした授業なので公欠を含め欠席者が多い。欠席者が多い(2人から5人くらい毎回欠席者がいる)とグループ活動がうまくいかないので、悩みどころだ。3年生以上の授業では、個人作業に徹底したほうがいいのだろうか。グループだからこそ学べることは多いのだけれど(私の教育観ともあうし)、それができるかどうかはまた別問題である。

夕方6時からは、毎週の定例研究会に参加。院の同級生で現在高校の情報の教員をしているM君の発表はなかなか面白かった。新カリキュラムでは、高校で扱ってきた「情報」科目の内容の一部が中学校におりていく。現行の中学校の技術で扱われてきた情報に関する内容は、①情報手段の役割、②コンピュータの構成、機能、操作、③コンピュータの利用、④情報通信ネットワークだった。ところが、新カリキュラムでは、これらに加えて⑤マルチメディアの活用、⑥プログラムの計測と制御が入る。新カリキュラムでは、この6つの内容をまとめて、①情報通信ネットワークと情報モラル、②デジタル作品の設計、制作、③プログラムによる計測、制御となる。高校の教科「情報」の内容が中学校で扱われると、高校ではどういう授業を展開していかなければならないのだろか。ここが彼の論文の焦点である。中学校と同じことを高校でやってもしかたがない。体系的な情報教育を考えていく上で意義のある研究になると思う。ただ、体系的な情報教育のカリキュラムを考える際の「軸」を明確にしておく必要がある。現在報告されている教科情報の実践事例を分析するにしろ、学習指導要領を分析するにしろ、軸が必要になる。そこがしっかりできるかどうかでM君の論文の出来具合が決まるんだろう。

バングラディッシュをフィールドにしたM君のテーマは、シンボリック相互作用を使った事例分析だった。私も昔シンボリック相互作用については、調べたことがある。これを機会に理解を深めよう。

11.8 大学教育学について関心を持つ

文化的な一週間が終わった。先週は、読みたかった本を読んだり、書きたかった論文をまとめたりできたので、とても充実感がある。今週からは、授業準備やイベントなどの準備でしばらくは忙しくなりそうだ。

M先生ゼミでは、京都大学のOさんが発表。アクションリサーチを使った研究論文の書き方について質問があった。アクションリサーチって実はすごく奥深くて、もともとは、社会的なことがらを分析し、得られた知見を社会生活に還元して現状を改善することを目的とした実践的研究のこと。五十年代半ばからフランクフルト学派で深層インタビューなどと一緒に実施されてきた(批判的アクション・リサーチという)。介入しながら、現状改善にむけた知見を出す点では、デザイン実験アプローチにすごく似ているけれど、実践の前に、デザインがあるかないかが違いなのかな、と私は理解している。アクションリサーチは社会的活動を捉え、問題を同定し、こうしたい、という方向にむけて介入し、それ自体が研究になるのに対して、デザイン研究は先行研究や学習モデルをもとに活動をデザインし、それがうまくいくのか、いかないのか、それは何故か、ということを追求していく。先にモデルがあるかどうかが違いなのかな、と考えている(が、実際はどうなんだろう?K先生に聞いてみよう)。そのため、先行研究に基づいて授業をデザインし、その効果を計るのであれば、アクションリサーチではなくて、デザイン実践アプローチが適切な研究手法になるのだと思う。同じ介入研究でもね。

私が未だによく理解できていないのは、アクションリサーチ、デザイン実験アプローチ、活動理論のそれぞれの特徴と関連性。かなり親和性があるとは思うが、同時にこれらの枠組みは使われない。理由のひとつは、活動理論やアクションリサーチは、社会文化的アプローチの認識論に基づいているし、デザイン実験アプローチは認知科学からでてきた考えなので一緒にはならないということだろうか。

Oさんの発表で関心を持ったのは、大学教育学(FD論)について。M先生ゼミに出てから高等教育の授業改善にも大変関心をもつようになった。実際、ミャンマーの教育大学の授業改善に関わっているのだから、この分野もしっかり勉強しようと思った。田中先生の「大学教育学」の本をさっそく購入する。

http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/publication/daigakukyoikugaku.html

夕方からは、今週土曜日に実施される教育GPフォーラムの打ち合わせ。私は指定討論者として登壇するが、ほとんど司会みたいなものなので、発表される先生方のプレゼンを軸を決めてまとめるのが一番の仕事だろうか。海外との交流学習について、Professional developmentや学習科学の観点からまとめたいが、時間がないので、今回は実践ベースの発表にとどめる。意義のあるセッションにしたい。

11.4 修士論文を研究論文としてまとめる

論文投稿に向けて、5年前に書いた修士論文をまとめて論文を執筆しはじめた。修士のころは、研究論文ということがよくわからず、四苦八苦しながら遠回りし、書いて、直して、書いて、直してを繰り返して修士論文を書き上げた。あのときは、一生論文なんて書きたくない!と思ったが、そのプロセスを振り返ったとき、いかに学ぶことが多かったかに気づいた。2年でようやく研究者としてスタート地点にたてたのだから、やっぱり続けたいということで博士進学を決めた。その成果を、実はまだ世に出していない。データ分析も、かなり時間をかけたし、考察も何度も何度も研究会で議論した。今から読み直してもなかなかしっかり分析できているので、これを論文としてまとめなくては、と思った。あのときは、論文をまとめる技術がなかったため、たとえ時間をかけて価値のあるものを作り出してもそれをプレゼンすることができなかった。今なら、あのときの知見を研究論文としてまとめることができる。5年前のデータなので、どこまで認めてもらえるかわからないけれど、投稿論文としてまとめていくつもりである。

午後は、ipadの教育利用について某企業とセンター職員、教員と議論した。2時間以上かかったが、学ぶことは多かった。いろんな観点からiapd の大学への導入について検討したい。

10.27. ICTを活用した日本語教員養成のためのプロジェクト 中間報告

今日は、ICTを活用しハワイの日本語学習者に指導するという日本語教員養成のプロジェクト(JAPAII)の中間報告会を実施した。プロジェクトに参加してくれている学生のほとんどが出席し、前半の交流について、進捗状況、問題について報告してくれた。これに対して、交流相手の担任であるK先生が、ひとつひとつ丁寧に問題のためのアドバイスをくれた。詳細については、後にJAPAIIのホームページにアップする。 詳細はコチラ

10.26. 【KUFS】マルチメディアの制作 第6回目

今日から、フラッシュを使ってフォトアルバムを作るという個人課題に入りました。前期の授業では、すぐにグループワークを入れてしまったので、技術の差から、参加できる人とできな人が顕著にわかれてしまいました。情報系の大学での授業の場合、ある程度みんなコンピュータに慣れ親しみ、自分で技術習得していたので、初めからグループワークにしても問題がありませんでした。しかし、文系の大学では、必ずしも全員がコンピュータに慣れ親しんでいるわけではないことから、コンピュータが使えない人は活動に参加できないという問題が発生しました。そのため、今回は、第7回目の授業までは、グループで教材を作る作業に入る前に、個々の学生に対して技術指導をすることにしました。今回の課題を通して、フラッシュで教材を作る最低限の知識、技術を身につけることができるようになっています。グループ活動をデザインする際の留意点をしっかり押さえて、授業をデザインしていかなければいけません。

来週は学園祭で授業はお休みです。最後のウェブ教材を作って、後半はグループでの教材作成に力を入れていきたいと思います。

10.20.【KUFS】パレスチナ難民としての私 国際教養部での講演

今日は、国際教養部のスミス先生と河上先生のインビテーションのもと、カマル氏が「パレスチナ難民としての私」というタイトルで講演をした。こういう講演をするのは初めてだ、とカマル氏。これまで、教育関係、情報教育関係などについて講演をしたことがあるが、「難民」であることを自分のライフストーリーとして語ることはなかった。というのも、シリアにいると、周りにいる人はみんな難民なので、当たり前だったからだ。改めて自分が難民であるということ、そして難民であるが故に自分の人生がどうだったのか、ということを考えたそうだ。

資料は近いうちにウェブにアップするので、欲しい人はダウンロードしてください。

10.12.アラビア語学習者との交流

KUFSにはアラビア語の授業がある。今日は、その授業を見学させてもらうことになった。講師のT先生は、エジプト人。典型的なアラブ人同様とても気さくで、素敵な人だ。学生は5名だけだったが、アラブに関心があり、アラビア語を学び、イスラムに理解を示す学生と交流できて、カマル氏は非常に喜んでいた。

学生はまだアラビア語の初学者であったが、T先生とカマル氏の会話を慎重に聞いて、知っている単語をピックアップしていた。「マディーナ」っていってたよね、どういう意味だった?という感じで、単語を確認していた。非常に熱心な学生たちだった。

私自身、久しぶりにアラビア語を話して、楽しかった。アラビア語を忘れないように、時々は聞いたり話したりしたいものだ(そういう機会が日本にはあまりないのだけれど)

10.12.パレスチナ難民教育支援のためのFlash教材活用

今日は、「マルチメディアの制作」の授業でUNRWA@シリアのカマル氏に、パレスチナ難民の学校におけるFlash教材の活用事例について講義をしてもらった。通訳なしの英語での講演だったので、何人かはよく理解できていなかったかもしれない(途中で、通訳を入れた)。

しかし、学生からの振り返りシートを見てみると、よく内容を理解していたし、パレスチナ難民が置かれている現状、背景、教育事情、そして教育の問題、Flash教材(視聴覚教材)が何故彼らに不可欠なのか、という点についてよくわかっていたと思う。多くの質問もあり、カマル氏にすべて答えてもらう形で講演を終えた。

関心のある人は資料はUsing FLASH at UNRWA schools からダウンロードしてください。

来週は、国際教養学部で講演することになった。今回はメディア活用の観点からパレスチナ難民の教育について話してもらったが、来週は彼自身の「難民」としてのライフストーリーを語るである。

(気づき)今回、カマル氏と一緒に資料を作成していく中で、ちょっとした葛藤があった。パレスチナ難民について説明するのに、パレスチナがイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地であることを述べ、それぞれの宗教にとって、なぜエルサレムが聖地なのかについて写真を乗せた。そこにはユダヤ教徒が嘆きの壁にむかってお祈りをしているところだが、カマル氏は、「この写真は見せないし、ユダヤ教にとってエルサレムが聖地であることも言わない」と主張。その理由として、「嘆きの壁もまた彼らのものではないし、それを理由に土地を占領することは許されるべきじゃない。私はそれを断じて正当化できない」というのである。学生に講演するのに、偏った考えを示すべきじゃない、立場をわきまえ中立であるべきだ、というと、「絶対に嫌だ」というので、結局そのスライドはすべて消すことにした。「語る」ということは、かならず「主観」が入る。ジャーナリズムも同じだが、公共の場で話す場合は、中立な立場から語ってほしいとは思うが、やっぱりそこには情報発信者の「主観」が入る。それが際立っているか、そうでないかの話だし、まぁ、仕方がないのかもしれない。

【KUFS】語学学習のためのeラーニング文献検索

今日はマルチメディア教育研究センターでの勤務。語学学習のためのeラーニングや端末携帯(ipad)の活用について文献検索した。結構な先行事例や研究がされていて、読むのにも結構な時間がかりそうだ。eラーニングは、まだまだ従来の理論に基づいて開発されてきたところがあるので、モチベーションの問題やインタラクションの問題など様々な問題が残っている。eラーニングのための理論構築が必要だが、まだそれに着手している研究者はほとんどにない。そのため、これまでの先行事例や研究を土台に、新しい取り組みや先進的な取り組みを実施しながら、それを評価し、コレまでの事例と比較検討しながら、理論を構築していくことが大事。いいきっかけなので、eラーニングについても勉強していこうと思う。

午後は、CALLシステムについての会議。私はCALLを用いた語学教育を受けた事がないので、とても新鮮だった。外国語大学では、不可欠なシステムだと思うし、これを使うことで自学自習も可能である。会議の際に面白いと感じた意見があった。「CALLにより、雑音のないきれいな発音での聞き取りが可能になったし、再生速度を変えることでゆっくりと聞く事ができるようになったが、実際に外国語を聞く場面では、いろんな雑音があり、そういう中で聞き取りを練習していく必要がある」というのだ。確かにそのとおりだと思うし、私自身がまさにその経験者。ヘッドフォンをした英語は聞けたけれど、いざ実際に使うとなると、いろんな音が耳障りでうまく聞き取れなかった経験がある。Authenticな環境のもと聞き取りができるような環境が今後できていくかもしれない。

10.6【KUFS】ハワイとの交流も順調に進んでいます

毎週水曜日、日本語学科の先生とJAPAI’Iプロジェクトの進捗状況を確認している。今のところうまくいっているようで安心した。口コミで広がって、参加者も増加している。非常に嬉しいニュースだ。KUFSの学生は日本語を教えるということを通して、日本の文化に対して自覚的になることができるだろうし、日本語を教えるという活動に参加することで、社会的責任をもちながら社会貢献をすることができる。サービスラーニングの一つの形であるといえるのではないだろうか。

午後は、メディア教育論の授業案と資料づくり。次の授業は視聴覚教育の歴史について扱うが、最新のICT機器に慣れ親しんだ今の学生にとって、コミュニケーションツールとしてパソコンや携帯端末を使って学習するということは当然のこと。なぜ、ICT機器が教育の中に導入されるようになったのか、それによって教育観や学習観がどう見直されるようになったかについてしっかり伝えたい。

前回の授業で出した課題がディスカッションボードにあがってきた。想像以上に学生はしっかり意見をもっていて関心した。フィードバックしなくても、十分理解できているし、ICTの利点と不利点を理解している。メディアリテラシーや代替経験、eラーニングによるモチベーションの問題など、学生から問題提起がでてきたので、これを広いながら授業を展開していきたい。(具体的にどう見せて、展開するかは考え中)。

【KUFS】マルチメディアの制作 第三回目授業

時間がかかったが、今日の授業で使うウェブ教材ができた。ウェブにアップし、動作確認ができたので準備OK。前回の授業の様子から、学生は、何度も再生して確認しながら作業を進めていたので,やはり一回の説明や資料を配るだけではなく、何度も見せて、まねさせる環境を作ることが実習系の授業では大事だということがわかった。ウェブ教材の評価もしなくていけないが、これは、前半の授業が終わった頃に学生に評価してもらい、後半と来年度に活かしたい。本日は、FLASH CS5を使って、イラストを描くということ、シェイプトゥイーン、そして簡単なアクションの基礎について扱う。

〜授業終了後〜

個々の学生に進む度合いに違いがみられてきた。FLASHというよりパソコンの使い方が得意でない学生が3分の1ほどいるためである。ファイルの保存、ファイルのコピーなどが分からない学生もいる。ウェブ教材を使うことで、支援が必要な学生に集中して指導することができるため、そういう意味では、前期の授業よりもだいぶスムーズに授業を流すことができる。ただし、基本的にウェブ教材は、積み上げ式であるため、前回の授業でやったことが理解できていなければ、次の課題ができない(難しい)ようになっているため、前回の授業でやったことを忘れている学生にとっては今日の課題は難しかったようだ。毎回振り返りの時間を15分とる必要がある。

今週から、ウェブキャンパスのIT’S CLASSを使うことにした。制作を始めた学生は、フロー状態であるため、私の指示をほとんど聞いていない。そのため、ウェブであとで確認できるようにするため、課題の出し方、提出期限、ウェブ教材のURLなどすべてウェブで記録しておくことにした。また学生からの意見をすいあげるためにディスカッションボードも利用することにした。

大学での学びのデザイン 海外でのフィールドワークを通して

大学での学びのデザイン+キャリア教育について、K先生と本の執筆を考案中。そういう時に、外大のキャリアアップセンターから海外の組織と連携したフィールドワークの案件発掘の依頼が来た。非常にタイミングが良い。学習環境の視点から、大学での学びを如何にデザインするかについて、ひとつの研究テーマとして進めていきたい。さて、そのためにも今からしっかり準備をしていかないと。K大学で実施しているフィリピンでのフィールドワークが非常に参考になるので、それを博士論文にまとめようとしているY君ともこれからしっかり議論していきたい。

インドでの案件発掘であるため、同級生のYに相談して進めていきたい。こうやって大学や大学院のつながりが、社会貢献や教育開発につながっていくのが嬉しい。私自身「つながりの中での学び」を経験しているといえる。

eラーニングの開発

今、2つのeラーニング開発に関わっている。eラーニングは、ユーザーとして活用したことがあるが、開発のほうはしたことがない。そのため、詳しい事は良く知らないのだけれど、やはり開発には手順がある。こういう機会でeラーニングの開発のメンバーになったのだから、その開発の手順についてしっかり理解し、貢献していきたい。熊本大学は、eラーニングの開発に関する講義などもあると聞いているので、S先生やN先生にいろいろ教えてもらおうと思う。

まずは、下記の資料をしっかり分析することから始める。

放送大学 メディア教育研究

http://www.code.ouj.ac.jp/media/backnumber

ICT活用授業を通した国際連携

http://www.code.ouj.ac.jp/media/backnumber/7

【KUFS】9.30. スペイン語授業支援 ウェブ上での学習記録の蓄積

スペイン語の先生から、ウェブ上で学生の学習記録を記録し、それを教師がいつでも閲覧し、コメントできるようにしたい、という依頼があった。外大にもWEB CAMPUSというシステムがあるが、ファイルをアップし、教員に提出することはできるが、それを教員がチェックしフィードバックするにはまたファイルをアップする必要がある。そのため、今回は、GoogleのGoogle documentを使うことにした。

Google Documentはウェブ上でファイルを共有するだけではなく、アクセス権を与えた人が自由にファイルを書き込んだり、修正したりできる。そのためには、Google accountをとる必要があるが、そのスペイン語の授業の学生は、誰もGoogleアカウントを持っていなかった。そのため、まずはAccountをつくるところから始める必要があった。

Google accountをとるのは非常に簡単な作業だが、これがかなりてこづった。ひとつは、確認作業のために、既存のメールアドレスを入れなければいけないのだが、それを外大のメールにするように指示したが、4分の1の学生が自分の外大のアドレスを覚えていなかった。普段使っていないのが理由なのだが(初年時で授業で習うのだが)、メールアドレスを間違えたり、覚えていなかったりでかなり作業の時間がかかった。次に、何をどう触ったのか分からないが次々にエラーがでたことである。同様のエラーが多くでたので、まとめて対応できたが、なぜエラーがでたかについては、見ていなかったので、問題の把握ができず、解決に時間がかかった。

なんとか授業中に全員にアカウントをとらせ、教員と共有するためのファイルをGoogle documentにアップさせることができたが、かなり時間も労力もかかった。終わった時には疲労困憊だった。今の学生は携帯でネットをつかうが、コンピュータをそれほど使っていないのかもしれない。とりあえず、無事に全員到達点までできてよかった。指示が難しい。