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11/22 明治大学の大学教育会分科会で講師

秋ですね〜。七五三の時期です☆
とても気持ちのいい日で幸せです。

七五三のお参りは、「鬼の出歩かない日」である旧暦の11月15日と日にち一応決められているようですが、まぁ、いつでもいいみたいなので、実家の姪っ子も今日はお参りにいってきたようです。着物もかわいい。これは、一番下の妹が3歳に来ていた着物で、当時京都の着物屋さんで仕立ててもらったものです。こういう「つながり」を感じる時、私はすごくすごく感動します。言葉にもモノにも物語があって、それによっていろんなものがつながっていく。人同士がつながったり、過去ー現在ー未来がつながったり、今の自分とこれからの自分(まだない自分)のつながりになったり・・。その「つながり」を明らかにすることも、つなげていくことも、私の関心でもあり、研究でもあり、ライフワークでもあるのです。

さてさて、昨日(11.21.土)は、明治大学の大学教育会分科会で講師をさせていただきました。お声をかけてくださったT先生に心から感謝です。

☆詳細はコチラ☆
https://www.meiji.ac.jp/…/6t5h7p00000jcy9…/kaisaiannai_1.pdf

テーマは、「アクティブ・ラーニングを始めよう!」で、38名の参加者のうち半分が現職の先生、半分が教職課程の学生でした。前提条件が違うため目標設定とリソース選択にだいぶ悩みましたが、参加いただいたみなさんが積極的に経験を学習活動のリソースとして提供してくださったのでいい感じに進めることができました。分科会に参加してくださったみなさんで作り上げた会になり、私もすごく刺激になったし、勉強になりました。
国日で私が担当する教育方法技術を受講してくれていた藤瀬さん(Yui Fujise)が後半のグループアクティビティのファシリテーションを担当してくれ、心強かった・・・。「あれして!」「そこは任せたから自分で判断して動いて」という私の投げかけに、細かい説明がなくても「はい!」と的確に動いてくれ、本当に頼もしい。将来、こうやって育った学生たちと一緒に仕事ができたらいいなぁ、と考えると未来がますます楽しみです。

☆写真①は、
インドネシアMalang大学からの贈り物
(影絵できる人いますか?)

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12/5 川崎市立T小学校公開授業

川崎市立T小学校の公開授業に参加、授業講評をさせていただきました。
今日は、野中先生@横浜国大から様々な提案があったので、それ基に、具体的な形としてどうできるかについて、図示しながら提案させてもらいました。

毎回参加させてもらっているので、組織としての学びが見える。この学校をlearning organizationとして捉えて研究できれば、他の学校にも役立つ貴重な知見を世にだせると思うんだけどなぁ〜。

11/21 川崎市立T小学校の授業研究

少し前の話になりますが・・・
インドネシアへ学会にくる前日の21日(金曜日)。

川崎市立T小学校の授業研究に参加させてもらった。いつもは、今回は、いつもご一緒させていただいている野中先生@横浜国大が参加できないということで、ディスカッションでの講評では、野中のこれまでの指導のラインを保ちつつ、何をフィードバックしようかといろいろ考え、考え、考えた結果、授業を解釈する新しい視点として「越境」という概念を提示させてもらうことにした。

何をどう見るかという視座(frame)は、学校現場に埋め込まれ、授業研究を通してその知は形式知となり、それを基盤として授業改善やカリキュラム開発が行われる。必要に応じて大学教員など専門家が現場と一緒になって視座を提供し、その視座(re-frame)を軸に授業改善やカリキュラム開発が取り組まれる。
授業における子どもが学ぶ様子を解釈する時、視点を変えることによって「見えるもの」が違ってくるし、そこで起こっていることの「意味付け」が変わってくる。私自身、今回の授業観察では、「越境」という概念からセンター級、3年生、5年生の授業を「見た」。うんうん。たくさん面白いことが分かってきた。たとえば・・・と実際の事例をあげて説明したいけれど、FBなのでここは割愛。

今回話題提供させてもらい「越境」という概念が、今まで「見えなかったこと」を可視化し、T小学校の取り組みに役立てばいいな〜。

★写真は、T小学校の先生方からいただいた花束。嬉しいという気持ちが心から溢れ出してとめれないくらい感動でした。T小学校の先生、ありがとうございました!!!

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シリア難民支援の取り組み

シリア難民支援をしている活動についていろんなところで講演させていただいています。その資料を一部公開します。


川崎市平小学校 授業研究に参加

9月11日(木)は、川崎市立T小学校の校内授業研究会に参加させていただきました。

昨年、野中先生@横浜国大のお誘いをきっかけに、T小学校の「情報活用力を育成するためのカリキュラム開発」に関わらせてもらい、今年もご一緒させてもらっています。

とても大好きな学校で、T小学校の先生方に会うのも、実践を見せてもらうのも、協議会で先生方と議論するのも、何もかもが楽しいです。いつも新しい気づきや疑問を持つことができ、学ぶことが多いです。

今回特に関心をもったのは3点。
ひとつは、1年生から6年生を通してみたとき、児童の情報活用力がどう変化しているのかという点。
2つめは、この数年で取り組んでいた授業でのICT活動により、新たな学習活動や新たな欲求(こうしてみたい!あれをやってみたい)が生まれているという実態。教員だけでなく児童も新しい道具やリソースを足場にして、イノベイティブな学習を展開していました。
3つめは、情報活用力がそれぞれの教科でめざす力を育成するものとどう関連するのかということ。「ICTを使えば成績があがりました」ということではなくて、子どもが文章を書く上で情報活用力が身に付いていればどういう学習が可能になるのか、アウトプットがどう変わってくるのか、ということを考えて授業を見るととても面白かったです。

T小学校から目が離せません!T小学校の先生方、おつかれさまでした!
そしてありがとうございました〜!

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★写真は、前投稿に続きミャンマーの学校の様子。子どもが学ぶ側で、子猫も一緒に学習。微笑ましいでしょう?

6/21 「映画からみるシリア難民問題と支援の環」を実施

「映画からみるシリア難民問題と支援の環」を実施しました。1部の映画上映と講演&対談には、150名ほどの方にご参加いただきました。2部では、シリア難民支援をされている13のNGO/NPO、団体にご参加いただき、70名の参加者とダイアログを通したワークショップを実施しました。私自身多くを学び、考え、次へとつなげるためのアイデアやつながりをたくさん得ることができました。ご参加いただいたみなさん、ご支援いただいたみなさんに心から感謝です。

参加いただいたみなさんには、本イベントで感じたこと、考えた事など是非SNSなどでシェアいただき、難民支援の環を広げていただければ幸いです。

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「映画からみるシリア難民問題と支援の環(تطوير تعاوننا لدعم أصدقاء سورية )」お知らせ

とうとう「映画からみるシリア難民問題と支援の環(تطوير تعاوننا لدعم أصدقاء سورية )」が今週末(6月21日土曜日@明治大学中野キャンパス)となりました。中野経済新聞にもイベントについて掲載いただきました!http://nakano.keizai.biz/headline/479/2部のワークショップは、定員まであと数名ですが、
1部の映画については、まだまだ申し込みいただけますので、
是非、明治大学中野キャンパスまで足を運び、
シリアの状況について、一緒に感じ、考えましょう!

申し込みはコチラ:https://www.hric.jp/apply

【参考ビデオ】

※A Day in the Life Za’atari Episode 7 The trouble with kids

http://www.youtube.com/watch?v=gHaIene1GRI&feature=youtu.be

※UNHCRが発信する「世界難民の日」にむけての映像

http://stories.unhcr.org/jp/

 

 

6/14(土) 小学校と留学生の交流事業

今日は、明治大学の留学生と中野区の小学校の交流事業。この事業は、国際日本学部の国際交流学生委員会が中心になって企画、準備、実施を行い、私はそのアドバイザーとして関わっている。アドバイザーといっても学生たちはすごくしっかりしているので、見守る役って感じだろうか。学生たちの主体的な活動を見るだけでも楽しいし、小学校現場にはいって、異文化体験の現場を見るのも楽しい。地域連携としても広げていけそうな事業だし、これからの展開が楽しみ。

6/2 塔山小学校での留学生交流事業

今日は、明治の留学生と塔山小学校の児童らの第1回目の交流会があった。

昨日の総合学習の時間でも児童と留学生の交流はとても盛り上がった。見学していました私も楽しく時間を過ごすことができた。子どもたちの様子をみていると、留学生にあわせてゆっくり話すようになったり、ジェスチャーや絵を描いてコミュニケーションをしたり、いろいろ工夫していた様子がとても微笑ましかった。留学生も子どもたちの関心にあわせてスマートフォンで地図と見せたり、写真を見せたりしながら、子どもたちの理解を助けているところがよかった。こういった交流は双方にとって意義のあるものだと実感した時間となった。

http://www.meiji.ac.jp/nippon/info/2014/6t5h7p00000hm9gr.html

 

5/31 シリア難民の声を届ける映像制作プロジェクト

夕方から、佐藤ゆきちゃん、さおりさんに映像編集についてレクチャーした。これからシリア難民の声を届ける映像制作をしていく。去年であった人たちとこうやって一緒に何かするって、改めて思うとすごいことだなぁ、と思う。同じ思いをもった人はつながりやすく、連携しやすい。こういった関係性をつくれるようになったのはいつからだったろうか。それができるような社会的基盤ができたのは、自分自身のコンプテンシーの発達なのか。

パナソニック教育財団助成金贈呈式へ出席

今年度から公益財団パナソニッック教育財団の専門員に就任することになりました。去年、川崎市平小学校の授業研究でご一緒させてもらったことがご縁。とても名誉あることだと思う。ICTを活用して授業を発展させたいという意欲のある学校や先生を企業と連携して応援していく。そういったことをおもいっきりできるのは本当に嬉しい。私も日々学び、出来る限り現場の先生を応援していきたい。

難民映画祭にむけた映画をつくる

授業が始まってちょうど1週間。あっという間に時間が過ぎる。

先週の大きな出来事のひとつ、それは、
今年の一つの挑戦である難民映画祭にむけた映画づくり会議。

実際に映画を作れるどうかはまだ不安なところもあるけれど、
これまで聞いてきたたくさんのシリア人の声を、
シリア人を支援している人たちの声を、
シリアのことを想う人たちの声を、
映像という形で伝えたい。

そのために集まった有志15名。
映画プロデューサー、JICA、外務省、複数の大学からの学生、企業、NGO、シリア人、大学教員とほんといろんな背景を持った人たちが「シリアのために」と集まった。みんなそれぞれ忙しいし、映画を作るための十分な時間があるわけではないけれど、少しずつでも力を出しあえば、大きな力になると信じてる。

先が見えない不安。
人を巻き込む責任感。
でも、前に進まなきゃ何も見えてこない。

プロジェクト型ではなく、分散型のネットワークによる協働は初めての試み。うまくできるか、、ではなくて、うまくいくように考え,行動する。

がんばる!という気合いと覚悟をいれるためにfacebookに投稿!20140413

学びの食卓ワークショップ〜シリア〜

あーーーーーっという間の1月。

正月があけてからというもの、分単位での生活!
お正月はゆっくりできたとはいえ、仕事を先延ばしにしているだけで、仕事の量が減る訳じゃない。
なので、正月あけは、いつもの3倍くらい忙しかった(涙)。レポートの採点、特別授業の準備、ワークショップの準備、学会関係の業務。何十通のメールのやりとりの毎日。

いただいていたメール、メッセージなど全然返事ができていなくてすみません。
27日(月)で大きな行事が終わり、今日は、まとめてメール、メッセージを返信しましたが、まだ連絡ないぞ~、という方は、ご連絡くださいっ。

でも、1月、いろんなことにチャレンジでき、とても充実した1ヶ月でした。新しい年からこんなに良い時間を過ごせて幸せです。
川崎市平小学校での公開研究でのパネルディスカッション登壇、高校生向けのサイエンスワークショップ、80人規模の国際協力関係の地域連携ワークショップ、うどんワークショップ、シリア@学びの食卓ワークショップなどなど、詳細は、もう少し落ち着いてから、アップします。

写真はラドワンとちえこ。ちえこは、妹の親友で私もとっても大好きな友達。6年ぶり(?)に再会。時間がたってもこうやって出会えるのが嬉しい。シリア@学びの食卓ワークショップにて。

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ひらめき★ときめきサイエンス

高校生向けのひらめき★ときめきサイエンスを実施。80名(うち、高校生は20名)を超える方に参加いただきました.様々な年齢や背景を持った人が、国際交流、国際ボランティアについて意見交換しました。とても良い会になりました。

協力してくれたみなさん、ありがとうございました。

 

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バングラデシュの少数民族の伝統を守りたい・・じゅんこさんの思い

maya【バングラデシュの少数民族の伝統を守りたい・・じゅんこさんの思い】

今日のお昼は、NPO FiLCの相馬じゅんこさんと打ち合わせ。
じゅんこさんはバングラデシュの少数民族マニプリ族の伝統保全に2007年から取り組くまれている。伝統保全・・・実は、これ、ほんと深い深い社会問題なのである。

マニプリには、独自の言葉、独自の習慣、独自の生活スタイルがあった。ところが、マニプリの若い人たちは、その文化を継承していない。私たちの友人であるスナハルくんが言っていた。「マニプリの言葉で話すと、学校で馬鹿にされたりするし・・だから、バングラディッシュ人みたいに振る舞わなくちゃいけない」と。

「そうだね。じゃ、マニプリの文化は、村を離れた若い世代の人たちにとってもう必要ないから、継承しなくていいね」というわけにはならない。なぜか・・。

バングラディシュ独立時、母国語がベンガル語に統一された。ベンガル語統一がバングラ人にとっての独立のアイデンティティにつながっていることから、バングラ人にとってのベンガル語に対する思いは強い。ベンガル語によって人々がつながったという肯定的な側面がある一方、独自の文化、言語を持っていた少数民族の地域にもベンガル語が教育を通して入り、独自の言葉を価値付けられなくなっているという負の側面もある。

言葉は、私達の思考、価値観、習慣、そしてアイデンティティと非常に関連している。言葉は社会文化的な道具である。私達は言葉を通して思考する。私達は思考を通して、行動を意味付け、習慣化し、自分のアイデンティティを構築する。マニプリ族が独自の言葉を失うということは、すなわち・・・・(これを議論するととてつもなく長い話になるので、略!)

そんなマニプリの問題をなぜ、日本人のじゅんこさんが取り組むのか。そういう疑問を持つ人も少なくないかもしれない。でも、実は、とっても意味がある。そして、それに賛同した私も、この問題について一緒に取り組んでいきたい。大学での研究知見をこの問題解決に活かすことができればと思う。

PS:写真はじゅんこさんの末娘、私の天使のマーヤが書いてくれた私の絵。ありがとう、マーヤ!

気仙沼 気楽会の青年らと意見交換会

気仙沼が大好きだ!という人たちに出会って、私も彼らの視点を通して気仙沼を見て、すっかりファンです。この町の「素敵な海」を、「素敵な人々」を、「おいしい海鮮」を、「ユニークなホルモン焼き」をいろんな人が楽しみながら交流できたらいいなぁ、って心から思った。

8月3日 ひらめき★ときめきサイエンス(小学生向け)

8月3日 ひらめき★ときめきサイエンス(小学生向け)「日本語を通して世界をICTでつながろう!」を実施しました〜。

本事業は、明治大学×京都外国語大学×NPO FiLC×関西大学初等部が連携した企画で「ICTを活用した異文化間協働」を経験してもらいながら、関連分野の研究について知ってもらうことが目的です。

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いやぁ〜。本当に楽しかったです。久しぶりに、よく笑ったし、よくしゃべったし、心から楽しめました。異文化間の協働が大事!と頭で分かっていても、どうやって?というのは、経験を通してでないと習得できません。子どもたちは、インドやブルキナファソの人とTV会議を通して「会話」をすることで、相手と楽しみながら一緒に学び体験をしてもらいました。気をつけたことは「質疑応答」にならないこと。相手の反応(リアクション)をみて、言葉のキャッチボールをすることを大事にしました。シッダールタさんや大学生たちのすばらしいファシリテーションで、どうしたら上手にコミュニケーションができるか、についてポイントを学ぶことができたようです^^

hirameki2途中、イタリア人、スイス人、ドイツ人、モンゴル人など京都外国語大学の留学生も会場に来てくれ子ども達と交流してくれました。異文化の人と実際に話したり、テレビ会議を通したりして、異文化間の協働の楽しさ、難しさを感じてもらえればいいなぁ〜と思います。

次は、中・高校生向けのイベントを10月26日(土曜日)に実施します。中・高校生関係の人で関心のある人は下記のURLからお申し込みください〜!

https://cp11.smp.ne.jp/gakujutu/seminar?

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7/4 川崎市立平小学校の授業研究視察

関西に来ました〜!

午後から、川崎市の平小学校の授業研究。授業を見せていただいた後、先生方と授業について議論するのだけれど、今日は、明日からの模擬国連@京外大とシリア写真展の準備などで早めに関西に来る必要があり、一足先に退席。先生方との意見交換をとても楽しみにしていたので残念。でも、授業から新たに気付いたこと、疑問に思ったことがたくさんあったので、学びの多い授業研究でした。平小学校の先生方、ありがとうございます〜。私もしっかりフィードバックできるように、Findingswをまとめておかないと。

電車を乗り過ごすというハプニングがあったけれど、無事に予定した時間くらいに関西に到着。

NPO FiLCの千穂さんと合流し、シリア写真展に展示するシリアグッツをとりに私の実家へ。実家に保管していたシリアグッツをかき集めて、高槻へ移動。シリアで買ったもの、もらったもの、たくさんありました。アルギーレ、らくだの毛で作ったストール、モザイクの箱、お茶セット、パンを置く台、シルクのカーペット、おもちゃ、ウード(楽器)、アクセサリー、その地域で使われていた昔のお金などいろいろありました。写真展とこれらのものの展示は、京都外国語大学の国際文化資料館のご協力をいただいて下記の通り展示予定です。お時間がある人は是非お越し下さい^^。東京でも写真展を実施予定です。

2/11-16 フィリピンでフィールドワーク

複数の声(multi vocal)を通して現場を理解するというフィールドワークの実践。

詳細は、下記のURLから。

http://ict-education.org/india/

***写真展xワークショップのお知らせ***

【西アフリカで生きる。】
2012年12月3日(月)〜12月16日(日)時間:10:00~16:30
会場:ユニバーシティギャラリー
(京都外国語大学9号館6階)
入場無料第一部 写真家玉井誠子 写真展
『ニジェールのおんなのこ』
12月3日(月)~9日(日)
写真を通して、魅力的なニジェールの女性、
女の子の暮らしを伝えます。第二部 西アフリカ写真展とワークショップ
『西アフリカのフランス語文化との出会い』
>>写真展
12月11日(火)~16日(日)
西アフリカ4ヶ国の写真展と、参加型の
ワークショップを行います。
>>ワークショップ

①12月12日(水)
-五感で感じるアフリカ★民族衣装体験
-なぜどうして?質問シート作成コーナー
②12月15日(土)
-青年海外協力隊員OBによるミニ講義
-セネガルと出会う、Skype交流
(会場:京都外国語大学8号館3階836教室(同時通訳演習室))

お問い合わせ先:
京都外国語大学国際文化資料館
Tel:075-864-8741
NPO法人学習創造フォーラム
E-mail: info@npo-filc.org

イベントの詳細は下記HPをご覧下さい
http://npo-filc.org/africa/

6/27(Wed) 小学校の先生のための英語ビデオ教材制作

今日は、小学校の先生のための英語教材制作のため、スタジオで収録をした。今日は、NPO法人学習創造フォーラムの藤原みつきさんが収録アシスタントにきてくれた。彼女も、制作会社で働いた経験があるので、そのノウハウもあり、とてもやりやすかった。収録は、予定よりかなり早くに終わった。

春までに3本はビデオを完成させたいが、実地での撮影がおいつかない感じがする。私も時間が全然ない。先方の時間も限られているので、合わせるのが難しい。撮影をY小学校にお願いしていたが、いつでもアポがとれるM小学校にお願いしたほうがいいかもしれない。しかし、大学との関係もあるし、やはりY小学校で進めた方がいいのかな。いろんな制限があるので、迷うところだ。

6/17 華南師範大学の李先生

中国の華南師範大學から李克東先生をお迎えしている。李克東先生のお話をいろいろ聞かせていただいた。ほんっとにユニークで、するどい先生だなぁ、と思った。 普通なら見逃しそうな小さなことにも関心をもって、そこに自分の意見を持つ。研究者であり、教育者だなぁ、と感じさせられた。

また、李先生に私の研究について聞いていただける機会を多くもてた。その中で、今、日韓で進めている多声エスノグラフィー研究を中国でも調査できそう。小学校を2つ紹介していただけることになった。嬉しい!研究テーマは、「小学校における教育方法の国際比較」で、日中韓の小学校教師が何を重視し、そのためにどのような教育方法をとっているかについての比較だ。私たちは他国で良いとされた教育方法技術を取り入れてきたけれど、それが機能するためには、社会文化的なコンテキストとの関係をしっかりみていく必要がある。この研究では、社会文化的なコンテキストと教育方法技術の関係についてみていきたい。夏はゆっくり原稿を書く予定だったけれど、ゆっくりはできない予感(汗)。

6/12 異文化理解支援@高等学校

とっても嬉しニュースが届いた。高校生と連携した国際協力プロジェクトに対してある企業から助成金がおりた。小学校から高校まで総合学習などで異文化理解教育などが実施され、児童・生徒はグローバルイッシューについて学ぶ機会を得た。でも、グローバルイッシューについて学び、「何かしたい」と思うようになっても、アクションにうつせる環境がととのっていないのが現状だ。今回は、高校生とNPOがコラボして自分たちがやりたいことをまとめた。高校生主体のプロジェクト。高校生でもできる!ということを是非みせてほしい。そしてそういう思いとアクションをできるだけサポートしたい。

7/27-29 前期終了

前期が終了するので、夏の海外出張にむけてもろもろの準備をはじめた。出張中はかなり忙しくなるので、国内の仕事を残したくない。そのため、27日から29日は、分刻みの忙しさだった。

27日は、学会に投稿予定の論文を執筆。が、大学の業務で整理しなければいけないことが多かったため、ほとんど書き進めることができなかった。締め切りが近いのでとても焦るけれど、80%は仕上げているので、残りの20%はどこかで時間を作ってなんとか終わらせなければ行けない。

28日は、ハワイ大学との交流の準備を進めた。日本語学科のN先生、GP推進室のO先生と活動内容について詳細をディスカッションし、具体案を出した。かなりまとまったので、あとは、その準備を進めていかければならない。事前アンケートを担当していたのに時間がなくて準備できず、夏休みの宿題になりそうだ。

29日は、関西大学の黒上先生、黒上先生のゼミ生、私の大学時代の同級生でプログラマーのMと企画会議。ソーシャルビジネスのためのあるプロジェクトを立ち上げた。これから具体化していくのだが、これもまた第二外国語習得についていろいろ学べそうで楽しみだ。

週末は、休みたいなぁ。この1ヶ月全く休みがない。

7/7 国際交流基金、高等学校との連携

午前中は、インドでのフィールドワーク関連の仕事を進めた。問題は山積みなのでひとつひとつ解決していくしかない。

午後は、現在執筆中の論文の校正のため、フィールドを提供してくださった高等学校のY先生にインタビューに出かけた。その後、Y先生も一緒に、国際交流基金のSさんとミーティング。紛争地などで生活している人たちとの交流学習について計画をたてる。

海外の交流学習の多くは欧米やオーストラリア、韓国、中国(特に台湾)といった国が多い。それは情報インフラや言語の問題などから、交流できる国が限られているからであるが、今では決して出会うことのない紛争地に生きる人たちとも交流することができる。そういった地域の住む人たちとの交流は、両者にとってとてもベネフィットがあるが、それを実現させるためには様々な阻害要因があるため、容易ではない。国際交流基金のSさんは、ガザの生徒と日本の生徒の交流を進めているが、なかなかうまくいかないということで相談にのった。具体案がでてきたため、Y先生の高校とガザの高校生の交流を実現できるかもしれない。そうなった場合、私も関わり、新しい形の(従来のような先進国との交流ではない)交流学習のモデルを提案していきたい。

★ガザの生徒にとって他国と交流する意義★

Sさんと話をしていて、共感し、関心をもったことがある。それは、彼が考えるガザの生徒にとって他国と交流する意義である。ガザの生徒は、移動や情報を制限された環境で生活している。そのため、自分の居場所が抑圧された不安定な場所にしかみつけることができない。「自分は何者か」と考えた時、抑圧され、不安定で、未来が見えず、希望が持てない自分しかイメージできないことは、子どもにとって何とも辛い事である。結果、自分の可能性や力を見出せるかもしれないグループに入ってしまう。それが過激テログロープだったりする。そのグループの中では、人に必要とされる。自分は何かできるかもしれない、と思えたほうが、自分は何もできない、何もない、と思うよりもずっと安心、安定していられる。そんな社会状況の中で育った生徒たちに、自分の居場所を別に作れれば、過激テログループに入ってしまうことを防げるかもしれない。そういった居場所を作る方法のひとつが、他国との交流だとSさんは考えている。交流を通して、新しい視点、価値観、考え方、感じ方、友人、楽しみ、可能性、そして、居場所を見出せれば、ガザという自由を奪われた場所でも、行きていけるのではないか、と。

私自身も自爆テロについてのドキュメントをみたり、その取材をしているジャーナリストに直接話を聞いたことがある。この複雑な問題を解決するためには、社会を変えていくしかない。社会を変えるためには、新しい情報がそこに入ってくることが不可欠だ。パレスチナ難民支援をライフワークとしている私としては、このプロジェクトを全面的にバックアップしたいと思う。

6/5 チャリティイベントに参加

同じ大学の英米語学科の先生のお誘いで、チャリティイベントに参加した。スポンサードウォークというものだ。目標を決めて、目標を達成すれば、その目標を応援してくれた人(スポンサー)がお金を払うというものである。そのお金は、ジンバブエのHIV孤児とネパールの孤児院に送られる。

このチャリティーイベントには50名以上の人が参加し、88万円のお金が集まった。私は18人の人にスポンサーになってもらえた。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

こういうイベントを通して社会貢献に関心のある人と知り合いになれたことが私にとって、意義があった。

11.5 国際シンポジウム打ち合わせ

私が院生のころから関わっている大学院GPの取り組みをまとめるシンポジウムを11月に実施する。テーマは、「海外と連携した学習環境のデザイン」である。私が修士1年のときにはじめたシリアのUNRWAとの共同事業は今年でもう5年目になる。大学が、研究や教育知見を海外へ社会貢献として出すことは、文部科学省でも外務省でも推奨されており、そのための助成金もある。しかし、海外と連携し、教員レベルではなく、学生レベルで事業を展開するのは容易ではない。京都外国語大学でもキャリアアップの取り組みとして海外連携を考えているが、専門性や語学力が十分ではない学生を受け入れてくれる機関はほとんどない(相手組織が社会貢献としてボランティアを受け入れることをのぞいて)。しかし、K大学ではそれを実践してきた。ひとりの院生では十分な専門性がなくても、チームで取り組むことでそれを実現することができるのである。実際、シリアのUNRWAとの連携は、私が現場のことをよくしっていたのでその専門性に加えて、教育研究、実践に長けている人、企業のインストラクター、現場の教員、校長先生などを巻き込んで、チームとして専門性を発揮し、実施することができた。このような取り組みをしているところは、日本ではほとんどないと思う。この知見を他大学にも波及するために、今回のシンポジウムを実施する。

詳細はコチラ。http://www.kansai-u.ac.jp/gp/news/2010/10/post_5.html

今日は基調講演をしてくださる箕浦先生(お茶の水大学名誉教授)とあって、具体的な内容について議論し、どういった流れでシンポジウムを進めるかについてまとめた。

10.31. 博士課程の学生とのディスカッション

毎月1回4時間から6時間かけて、K大学の博士課程の学生と博士論文について議論している。私が博士論文を書いていた時にいろいろ相談に乗ってもらっていたので、修了してからも彼らと関わりながら、何か貢献したいと考えている。彼らの成長は私の大きな楽しみのひとつである。

今日の発表はEさんの「高等教育における自己調整学習力の育成」に関する研究、もうひとつは、T君の「初等・中等教育における思考力育成の体系的なカリキュラム開発」に関するものである。私自身関心を持っているし、思考力については、一緒に研究してきたので、面白かった。なかなかロジックって通らないもんだなぁ、と悪戦苦闘した。

10.16-18.沖縄出張

JICA沖縄国際センターで、ベトナム、ブータン、エチオピア、スリランカ、ネパール、ボツワナの研修員に対して、動機づけおよび行動変容に関する研修を行った。彼らは、省庁に勤務していて、それぞれの職場の改善を開発コミュニケーションの観点から問題を分析し、解決策を模索している。そこで、本研修では、それぞれの省庁が抱えている問題を如何に抱えるかについてRogerの普及理論を用いて、現状を分析し、Future Planを立てた。アウトプットとしてボツワナの研修員のアクションプランを下記に示す。

ボツワナ(農業省)の事例

(1)目的:農業を営むことの利益を理解し、そのためには継続的な取り組みが必要であることを知り、実践させる。

(2)対象:農家の若者

(3)Prior Conditions

Previous Practice:農家の若者は、農業を継がず仕事を求めて都会に出てしまう。農家を継ぐものが減少している。

Felt needs/ Practice:すぐにやめてしまう。農家を続けることで利益を得ることができるが、長期的に取り組まないと収入がない。また、農業は豊作と区作があるので、そのリスクを冒したくない。働いてすぐに収入がほしいし、安定した収入がほしい。

Innovativeness:農家の若者に農業には忍耐が必要であり、実践しなければ、効果的に農業を営むことができない(つまり短期間で収入を得るものではない)ということを知ってほしい。

Norms of the social system: 農業は高齢者の仕事だと思っている。

(4)Knowledge Stageにおいて必要な情報とは?

①    農業を営むことが利益を出すことを理解する
②    農業を家族で続けていくことによって、高い技術の転移が可能であることを理解する(研修よりも家族が蓄積してきた農業の知識やスキルのほうが役に立つことが多い)
③    家族で代々農業を続けることが得であることを認識する

(5)Persuasion Stageにおいて必要な情報とは?

①    家族にとっての利益(農家を続けることのメリット)
②    長期的な視野での問題の認識(長期的なヴィジョンを持つ)

国際交流学習を通した高次思考力育成に関する研究

今日から、標記の研究を一緒にしている共同研究者の三宅先生がフィリピン入りする。2学期から、小学3年生を対象とした国際交流が本格的に始まる。この国際交流学習でめざすもののひとつは、異文化理解における高次思考力の育成である。異文化に置ける高次思考力というと、イメージしにくいと思うが、言い換えれば、異文化をクリティカルに読み解く、ということである。

鈴木(2008)は、異文化をクリティカルに読み解く作業を次ぎのように定義している。

異文化をクリティカルに読み解く作業とは、ある異文化に接触した時に、自分がその文化に対して持っている視点や考え方に関する内省を繰り返し、その文化に関する情報を集めることや、さまざまな角度からの新たな批判的検討を加えることを通して、その文化についてのより深く、相対的で、複合的な理解にたどりつくこと。

我々が対象としている事例では、小学3年生とフィリピンの児童の交流になるが、フィリピンというと児童は、ネガティブなイメージを持っている。しかし、交流を通して、おそらく新しい視点、ものの考え方、価値観が入ってくると思うので,そこでおこる摩擦を解消することを通して、その文化に対して相対的で、複合的にみれるようになると考える。思考のキーワードを使うならば、「多角的な視点からの解釈」になる。これは、単に交流させればできるようになるのではなくて、教師による様々な仕掛け、すなわち、児童の思考力育成を促すための交流相手とのインタラクションのデザインが不可欠になる。どういったデザインが、国際交流学習における思考力を促すのかについて今後検討していきたい。

参考文献:鈴木健ら(2008)クリティカル・シンキングと教育.世界思想社