11/18 「良い就職とは何か」の研究会

先日火曜日は、リクルートの就職みらい研究所がNPO法人ミラツク(西村 勇哉さん)と共同で実施している「良い就職とは何か」の研究会に参加した。
★詳細はコチラ★

http://data.recruitcareer.co.jp/workshop/…/11/vol3-85a0.html

今回の講師は兵庫県立大学の内平先生。兵庫県立大学では、課外活動として学生主体の地域連携の様々なプロジェクトが実施されている。内平先生のお話はとても興味深く、地域連携による学生主体型の実践について、明確に自分が追求(研究)したい問いを持つことができた。

パネルディスカッションは、NPO法人ハナラボの角さんと内平先生の予定だったが、急遽、西村さんの一言で、私も参加することになったので、下記の問を投げかけた。
ひとつは、地域連携による学生主体型を大学で取り組む意義について。学問とこういった課外活動の「つながり(越境)」は意図されているのかどうか。
上記のような取り組みは、汎用的スキル(コミュニケーション力、交渉力、ICT力、論理的思考など)を習得する上では有用であることはすでにいくつもの実践研究で報告されているけれど、学問(専門分野)との相互関係はどうなんだろうか?大学として取り組むのであれば、学問(専門分野)とのつながりを視野にいれて経験したり、内省することって私は大事だと思う。むしろそれが無いと、深い学びや限りなく広がる可能性につながらないんじゃないかな〜。

「良い就職とは何か?」を考える上で、「良い」という価値判断をするのは「私」になる。「私」は、大学の専門分野での経験と切り離すことはできないと思う(学生はそこまで学部や学問を意識していないかもしれないけれど、日々の学業を通して、領域固有の言語や考え、理論、価値観、世界観をを持っていると思う)。何をどのように考え、経験し、内省するか、どういう自分になりたいのか、ということと学問(大学の専門分野)も関連していると思う(もちろん、あえて現在の専門領域を追求しないという選択も含めて)。

まさに、この点に地域連携による学生主体のプログラムを「大学で」実施する意義があるのだと思う。
それに、汎用的スキルだけを持った人を多く社会に輩出しても、社会の複雑な問題には取り組めないのではないかな。自分の専門領域があるからこそ、ひとりひとりが他者にとって異質な者になり、協働やイノベーションのきっかけになる。
その後は、参加者とのダイアログセッション。私は、リクルートの方と、企業向けの人材育成プログラムを提供されている2人の方と同じグループで、いろいろ議論できたのが楽しかった。

ちょうど読んでいた論文とも関係することがあり、内平先生の事例も論文の理論もより理解できた。まさにこういうことが学問と実践をつなぐインパクトじゃないかな。

その論文はコレ→★Antonacopoulou, E.P. (2009). Impact and scholarship: Unlearning and practising to co-create actionable knowledge. Management Learning, 40, 421-430.

— 場所: リクルート

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