PTW(Performing the World)への寄付

もうすぐ梅雨明けですね。
今年の夏も海外調査が多いので体調管理もしっかりしてがんばろうと思います。

さて、クラウドファンディングのご案内です。
https://www.indiegogo.com/project/preview/55fc24d2

1ドルでも10ドルでもご参加いただけます。私も貢献させていただきました。少し長くなりますが、何故この取り組みがすごいかについて”私の”考えを書きます。共感いただける方は是非お願いします。

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PTW(Performing the World)という組織があります。現在、PTWの国際組織委員をされている茂呂先生(Yuji Moro)から、アフリカ、アジア、ラテンアメリカからもPTWに参加してもらえるよう、クラウドファンディングのお声かけをいただきました。

「PTW(Performing the World)は故フレド・ニューマンが始めたパフォーマンス心理学の国際集会です。パフォーマンス心理学は、ヴィゴツキーの発達的学習論から生まれたもので、学習論におけるたいへんホットなテーマです。今の自分よりも成長発達した姿を周囲の人々とパフォームすることが、発達の根源にある動きだと考えます。(茂呂先生のメールより)」
http://www.performingtheworld.org/

2013年のJSETのシンポジウムで茂呂先生とご一緒させていただき、フレド・ニューマンやホルツマンのことを知りました。既存の学習理論に対して何かもやもやしてものを感じていた頃だったので、弁証法的なアプローチによる探求を特徴とするパフォーマンス心理学は、学習と捉える新たな視点となりました。
https://www.jset.gr.jp/sympo/sympo_2013.html

また、人間を固定的な存在(being)ではなく、何者かになりうる(becoming)のプロセスの途中にある存在として捉える点もとても興味深いです。beingとbecomingの間に存在するものをヴィゴツキーの最近接発達領域があり、そこに「何者かになって振る舞ってみる」という活動を創りだし、その活動を通して私達は「なりたい自分になっていく」のです。

この考えは私が取り組みたい問題ーいつか来るシリア人によるシリアの社会づくりーにつながっていく感じがします。これから、彼らは「今の自分にはない何者かになってみて、振る舞ってみる」ことがこれから求められます。今は、社会的弱者の立場に置かれていますが、これからは、その彼らが、他者とともに新たに社会的実践を創り出していくような活動に従事し、「なっていきたい何者か」を発見し、そして「今の自分にはないが、なりたい自分になっていくこと」はとても大切です。そのためには、彼らが「なっていきたい何者か」を見つけ、そして「今の自分にはないが、なりたい自分になっていくこと」を支援する学習環境(活動)を考えることはとても大切だと思います。

PTW(Performing the World)はそういう可能性を経験を通して実感できる場だと思いますが、実際にこういう場に参加できるのは、先進国を中心とした研究者や実践者です。アフリカ、アジア、ラテンアメリカには、たくさんの参加希望者がいるのですが、そもそも航空券が高い、その前にアメリカ行きのヴィザを申請するお金にも困っているとのことです。

そこで、PTWは、クラウドファンディングでお金を集めることになったそうです。途上国の多くの人がより良い社会を、より良い未来を創るための方法を学んでほしいと思います。

共感いただける人は是非是非、寄付にご参加を!
https://www.indiegogo.com/project/preview/55fc24d2
(寄付の金額は自分で設定できます)

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